老犬(または病み上がり中の若い犬でも)の衰弱時の栄養補給の話 [やくだつ系のじょうほう]
もしかしたら役立つか!?そう考え、僕の経験ベースの老犬の衰弱時の栄養補給に関する話を一つ紹介しておきます。
【今回の話のテーマ → 水は飲むが食事が出来ない時】
愛犬が老衰で天に召されるまで18年育てました。ただし、拾ったワンコなので正確には多少長くなるかもです。
16年の時、17年の時、そして、18年の時に夏の終わりに夏バテ?なのか水しか飲めなくなったのです。お医者さんに連れていったら、点滴を打ってくれました。そして、それで回復しなかったらそれが運命と言われました・・・。
しかし!僕は諦めませんでした。うーん、どうすれば栄養を摂らせて回復させられるのか・・・・
ふと思いついたのです。当時は「10秒飯」として宣伝されていた、人間用の栄養補給の飲むゼリーです!
ビジネスマン時代に、食事を摂る暇も無いくらい忙しい時には、飲むゼリーで凌いでいたもので、あれをワンコに与えてはどうか?と思いついたのです。
↑こういうヤツ。※アフェリエイトのサイトではないのでクリックしてもジャンプしません
アルミパックで、飲み口がプラスチックです。
愛犬ゴマはけっこう衰弱していて、口を開けるのもおっくうそうでした。当然に起き上がるなんて辛そうな感じ。
そこで、無理矢理、愛犬ゴマの口を開けて、ゼリーの飲み口のプラスチック部分をくわえさせて、中身をちょっとずつ押し出したのです。
すると・・・!
「あれれ!?甘くておいしいワン!?」という感じで、ペロペロと舐め始めたのです。
ちょっと出して、ちょっと飲ませて。それを繰り返すのです。ワンコのペースに任せて。
すなわち、水分も取りつつ、栄養も取らせる事に成功したのです。
1日に3パック与えました。商品によっては1パック200キロカロリー。1日合計600キロカロリー。体重が9キロのワンコには十分でしょう。
それだけで数日間過ごしました。確か、5日間とかそれくらいはゼリーだけの食事でした。
かなりお気に入りの様子で、元気になるに連れてもっともっとと欲しがってお気に入りのようでした。
そのうち食欲が湧いたようで、ふらりと起き上がり、通常の食事を食べられるようになるまで回復しました。
栄養価が高いのでしょう。数日間をゼリーだけで過ごしていたのにウンチが出ました。
人間用のなので、糖分を取り過ぎるかもですが短期間なので大丈夫だったと思います。
うちのワンコが気に入ったのは、リンゴ味のカロリーメイトの飲むゼリーです。もし、近所のお店に売ってなければ、ウィダーゼリーもいいでしょう。
カロリーメイトはリンゴ味で、うちのワンコ的には一番気に入ってました。
amazonでも販売しているようです。お急ぎ便での入手も在庫次第では出来るようです。
(このサイトはアフェリエイト等をしていないので、検索して各自で調べてみてくださいませ)
コンビニによっては売っていない事もあるので、もしコンビニで売ってない時はドラッグストア等を当たって見てください
★カロリーメイトゼリー成分
●エネルギー:200Kcal ●タンパク質:7.6g ●脂質:4.4g ●糖質:32.5g ●食物繊維:2g ●ナトリウム:30mg ●カリウム:60mg ●カルシウム:200mg ●マグネシウム:50mg ●リン:218mg ●ビタミンA:225μg ●ビタミンB1:0.5mg ●ビタミンB2:0.6mg ●ビタミンB6:0.5mg ●ビタミンB12:1μg ●ナイアシン:5.5mg ●パントテン酸:2.8mg ●葉酸:100μg ●ビタミンD:2.5μg ●ビタミンE:4mg
なんと!カロリーは1本で200キロ!しかもこれだけの栄養を1本で摂取できるので、衰弱時にとても助かるのです。
★ここまでの話をまとめると・・
1・水しか飲めないワンコには、栄養補給の飲むゼリーがおススメ。
2・飲み口の形状がプラスチックであり、口にくわえさせて、押し出してあげると、自然に飲ませ易い。ワンコが自発的に体を起こすのが辛い時に補助してあげられる。ここもすごくおススメポイント。寝たままでも飲ませられるのです。
3・水分も取らせつつ、栄養補給もさせれる。飼い主としても手間要らずで大変助かる。これだけで過ごしてもウンチが出る程。
※ただし、人間用の甘いものなので、緊急時に使うようにすること。(長期間だと糖尿病などになるかも?。素人の考えですが)
★もし、犬介護用品のメーカーさんが見ていたら・・・
医療用の、ワンコ用の飲むゼリーを企画、製造、販売して欲しいです。
老犬だけでなく、病み上がりの犬にも便利だと思います。
※この記事は情報共有を目的にしているので、コメント覧を念のためにオープンにしておきます
【追記】愛犬家の皆様へ
2024年7月7日
小生は、太陽活動と気候変動の分析者です。
こちらにデータを示しましたが現代の温暖化なる現象は、ただ単に、太陽光(日射)量が上昇してきた事で発生していました。
いわゆる人為的なCO2排出での地球温暖化というものは、その事実について現実逃避しているだけの事です。
★おススメ記事
要約版その1】現代の温暖化の原因分かりやすく。太陽活動と気候変動のメカニズム♪
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2024-03-11-mogu-riron-youyaku-ver7-the1
日本の夏季(6月から8月)
平均気温 および 太陽光(全天日射量)
いかがでしょうか?こういう話だったのです!
さて。膨大に説明していると大変なので、エッセンスのみ書き置きしておきます。
愛犬家の皆様へその現実を踏まえてアドバイスすると、言うまでもなく屋外での散歩は太陽光が弱い時間帯にすべきです。なおワンちゃんはサングラスを装着できませんし、より地面に近い所を歩く事になります。太陽光(日射)量が高い時代であるという事は、それが当たる場所の表面温度が高くなる時代であるという事です。汗をかけないワンちゃんにとって大変厄介な時代になるわけです。
こんな事を常に気をつけてあげる事で、一日でも長生きさせてあげましょう。
平成時代の感覚で夏を過ごしてはなりません!
愛犬家の皆様に役立ちますように・・・・
15歳になるアメリカンコッカで、食事も水も全く受け付けなくなって今日で8日になり、体力も全くなくなり立ち上がることもできなくなってしまいました。水は注射器で1日に20cc程無理やり飲ませています、ここ数日は牛乳:ハチミツ:リポビタンなど、思いついて与えています、それでも体力は回復しません。そしてこの投稿を見させていただき、明日から早速与えてみます。貴重なデータを見れたことに感謝します。
by 大橋 シゲアキ (2016-03-18 17:36)
コメント拝見しました。
お大事にです。
お口に咥えさせて、ちょっとずつ出してあげると、ペロペロ舐めてくれると思います!
コンビニでも売ってるところがあります。
ご回復をお祈りしております。
by もぐらのもぐ (2016-03-19 22:13)