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エントリーグレード・ガンダムを上手に作ろう!の巻 [オモチャの話系]

みなさん、こんにちは。

今回はある一人の少年に対して公開する情報です。
といっても、ある一人の少年に対しての内容ではあるものの、同じくらいの年齢の少年少女であれば、同じことを挑戦してスキルアップできることでしょう。

筆者の本業は経営企画業というものになろうかと思います。経営企画の中のとある案件をお任せ頂いているビジネス仲間(友人でもある)のパパさんに、「エントリーグレードガンダムは手先が器用になるに良い教材。息子さんとどうぞ♪」と、プレゼントさせて頂いておりました。コロナゆえ外出できないような状況下になり2ヶ月くらい過ぎましたが、息子さんがEG ガンダムRX-78をまずは完成させ、そしてパパにEGストライクガンダムを買ってもらって、二つのガンダムを完成させたとお聞きました。

そのEGガンダムシリーズは、完成させた後にも簡単な加工を出来ます。というかバンダイはガンプラを42年も製造販売してきていますから、そのシンプルなキットに多くの経験を込めて、少年達に「パス」を投げてきているのです。その「パス」を受け取ると、工作の楽しさをより突っ込んで体験できるものです。そのあたりのノウハウは流石だなと思うものです。

パパとタッグを組んで作業する事になると思います。この記事はパパ向けになるけれども、Fくんに話かける体で進めますね。
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そもそも。ガンプラを作るってどういうこと?

ガンプラは『スチロール樹脂』というプラスチックで作られているんだよ。
加工がしやすくて、接着もしやすくて、色もぬりやすい材料。それでプラモデルは基本的にはスチロール樹脂というプラスチックで出来ているんだよ。

ラジコンの部品やミニ四駆のパーツの一部は、ABS樹脂、ポリカーネイト樹脂というプラスチックだけど、加工したり塗ったりするには色々大変で、プラモデルには向いていないんだ。
 だから、ガンプラを加工したり作ったりすることは、つまり、スチロール樹脂を加工したり、作ったりする遊びって事になるんだ。今後もしスチロール樹脂を加工したりする時はガンプラでやった事がほぼ通じるんだよ。
 今回はスチロール樹脂の加工を覚える事になるけれども、何か一つでもある材料について詳しくなってみるのは良い事だと思うよ。

でね、エントリーグレードのガンダムは、スチロール樹脂だけで出来ていて、MG(マスターグレード)などではABSの部品もあるので注意。しばらくはエントリーグレードを改造する事になるけど、一応話しておくね。

ちなみに、LEGOブロックはABS樹脂なんだ。そしてダイヤブロックという長野県の会社が昔から作っているブロックオモチャはスチロール樹脂なんだよ。

スチロール樹脂専用のボンドを使うと良い。タミヤセメントもしくはタミヤセメント流し込みタイプもおすすめかな。臭いから注意ね。

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今回はエントリーグレード・ガンダム RX-78をカッコよく仕上げてみよう

最初に言っておくことは、ケガをしないように注意する事と、失敗はつきものであり、
失敗して上手になるものだから、失敗しても落ち込んではいけないよ。
 失敗してもクヨクヨしちゃダメってこと。Fくんのパパはいい感じのパパなので、失敗して責めるようなパパではないけれども、ここを見ている他のパパは分からないからなあ・・・・・一応書いておこう。

さっそく行こう!
完成したガンダムをあらためて手を入れていく事を前提にしていくよ。

【パカパカをやってみよう】
★画像を追加
ランナーのB1の13。腰の辺りの部品。みんなはその部品の腰のアーマーと呼んでいる、その部品をど真ん中でニッパーで切断する。そして後は上手に組み付けると、独立可動が出来るようになるんだ。
 バンダイは最初から二つの部品に出来るけれども、これはあえて加工の楽しさをパスしてくれているんだ。今回はエントリーグレードRX-78-2だけれども、HGUCというグレードにもRX-78-2があって、そのグレードでもこの加工が出来るようになっていて、いわばお約束のようなもの。だからこそ、エントリグレードでその加工を体験しておこう。

オマケの話として、そのB1の13という部品には黄色くて四角い部品を組み込むけれども、ガンダムの設定ではそこにヘリウム3という物質がなんちゃらという話。それはパパと調べてみよう。調べなくてもいいけどw
そうそう、今更だけど、RX-78-2ってあるじゃない?RX-78-1というのもあって、RX-78-3というのもあるんだ。それもパパと検索してみよう。RX-78-2っていうのは、機動戦士ガンダムというアニメで主人公が搭乗していたガンダムの形式名なんだ。

【ちょっと難しい?継ぎ目消し】
★画像を追加
B3の16、17。B4の16、17。という部品に注目してみよう。
人間の足でいう、ふくらはぎとすねの辺り。この部品もまたバンダイがパスを投げてきているんだ。フツーに組むと継ぎ目が目立ってしまうよね。ガンダムというアニメの設定ではそこに継ぎ目が無いので、消すといい感じになる。
 この加工に関しては、やるかどうか?パパと相談してほしいのだけど、タミヤセメントをそれぞれの部品にまずは一回塗る。そしてもう一回塗る。最大限にはみ出さないように。でも、塗らない過ぎてもダメ。いい感じの塗り加減があるのだけれども、まあ、最初は失敗したとして、二回塗り終えたらグイっとしっかりとハメ込んでしまうんだ。すると、ボンドがムニュっとはみ出てくる。
 あらためて、部品を隙間なくしっかりとハメこんだ事を確認して、最低でも3日間以上乾燥させておくんだ。

3日以上過ぎたら、タミヤフィニッシングペーパーという、プラモ用の紙やすりを使うのだけれども、400番という目でムニュっとはみ出たボンドも含めて、ペーパーを縦方向に掛けていくんだ。
※画像を追加
注意点は関係ない面を研磨してはいけないんだ。

次に、タミヤフィニッシングペーパーの800番という目で、さっきは縦方向に当てたけれども、今回は横方向に掛けるんだ。よーく表面を見ると、400番を当てて発生した縦方向のキズを、800番を当てて、全部無くすんだ。今度は800番の目で横方向に傷が残ると思う。全部のキズが800番のキズだけになったら次に行こう。最後は1000番という目で、縦方向にペーパーを当てると・・・・!とりあえず、継ぎ目消しというスーパーテクニックが完了。

今後、車のプラモデルや飛行機のプラモデルで、継ぎ目がある場合は、このような方法で消すことが出来るよ。最初は難しいけれども、継ぎ目消しを小学生で体験しておくのはすごい事だと思う。ボンドが臭いのでパパと一緒にやる必要があるけれども、パパがオッケーだしてくれたらやってみよう。

ビームライフルも、タミヤセメントで接着して、乾燥させれば継ぎ目消しが出来るけれども、かなり細かいので子供には難しいかもしれない。でも、出来るか出来ないかといえば出来るので、いつか挑戦してみよう。


【パーティングラインを消してみよう】
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B3の20。B4の20。この部品に注目。
この部品はアンクルアーマーと呼ばれている部品なのだけれども、真正面から見ると、すーっと縦に継ぎ目が見えるはず。
 これは、プラモデルの金型がピタッと合わさるところであり、プラモデルのこういう筋を「パーティングライン」と呼ばれているんだ。でね、この継ぎ目もさっきのようにペーパーを当てると消すことが出来るよ。
 このアンクルアーマーのパーティングラインは、真正面から見るとかなり目立つので、ここを消しておくとかなりカッコよくなると思うよ。


【スミ入れをやってみよう】
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タミヤ スミ入れ塗料(ブラック)という製品があるのだけれども、使わなければ何年も保管できるので、便利なので買っておくといいかも。
 ガンダムマーカーでスミ入れすると、黒く塗りつぶしたはずなのにテカテカして光沢があるって変じゃない?けれどこのタミヤ スミ入れ塗料の場合は、ツヤ消しなのでガンダムの顔の黒いところに流しこんだ後に自然な感じに仕上がるよ。他のプラモデルでも使えるから便利。
 使い方はYoutubeで動画検索すると教えてくれている人がいるので観てみよう。注意点は怖いことなのだけど、間接などに流し込み過ぎてしまうと部品が脆くなって割れてしまうんだ。便利なのだけど、部品を破損させてしまうのですごく注意が必要。グレー(灰色)など他の色もあるのだけれども、ミニカーのカスタムで細かいところにスミ入れしやすいので、使い慣れると色々出来て面白いはず。
 なんにせよガンダムマーカースミ入れタイプは便利だけれども、仕上がりがテカテカしてしまうので、スキルアップするにはタミヤ スミ入れ塗料をおススメするよ。

【アンテナをシャープにしてみよう】

【目のまわりを黒く塗ってみよう】

【間接がユルくなった時】
体験としてやってみるべき。新しく買うのも一つの手段。治せなくはない。

【間接が折れた時】
A2の19































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