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【更新あり】ガジュマルの盆栽 [盆栽のはなし]

僕が挿し木から18年くらい?育てたガジュマル。

大きく改作しようと考えていました。
そしてイメージが固まったので今年実行してみました。

今回のガジュマルちゃんとの出会いは100円ショップ。100円ショップ「レモン」というグループが僕が住んでいた地域にあったのですが、ある年の夏にレモンで買った記憶があります。なつかしいなあ。

いくつか買ってきた中で妙に強い子がいました。その強い子から挿し木して育ててきた子を今回改作しました。その子はとても強いので多くの挿し木をして多くの人の手に渡っています。

僕の知らないところで挿し木されて増えているかもしれません。「わたしにもちょうだい!」と頼まれて挿し木をして渡したこともあります。そんな事がよくありました。強い=縁起が良いという事で重宝されたのでしょう。


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盆栽を知る以前の自分が育てていたものですから放任に近い状態でした。気根に関しては摘んできましたが根のあたりはグチャグチャで訳の分からない状態でした。いつの間にか惰性で育てている状況でした。気に入っているか?といえばその気持ちが薄れてきていたので改作を行い愛着をあらためて深めようと考えました
 盆栽の経験を積むと・・・・・盆栽とはとことん樹木を知る遊びであり、おおよそ自分のイメージ通りに仕立てることができるようになります。特にガジュマルのような生命力旺盛な樹種であれば尚更の事です。

下図のように大胆にスパっとノコギリで分割し、盆栽の鉢に入れて作り直してみました。
おそらく・・・・ガジュマルでなければこんな事をしたら一瞬にして枯れてしまうでしょう。
ガジュマルはそもそも強い木です。さらには妙にこの子は強いので大丈夫だろうという確信がありました。

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晩秋~春まではこの窓際に飾ろうかな?とも考えました。
巨大な状態ではただ邪魔になっていただけでした。

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奇跡な話・ケヤキ盆栽のドラマ [盆栽のはなし]

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最近は盆栽の記事が多いためにその筋のアクセス者さんが増えているようで盆栽記事のページビューがそれなりに増えています。

僕の盆栽記事は『染まっていない人』として評価されていることが最近分かりました。盆栽業界に利害関係が一切無く純粋に好きなだけなので、その純粋さが記事に宿っているのかもしれません。(自分で言っちゃダメじゃんね)

今日(6月21日)は久々に休日にさせて頂きまして、午前中に矢島清芳園さんに行ってきました。
上の画像のケヤキは先日公開させていただきましたね。このケヤキは・・・・なんと・・・・


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盆栽の季節を意図的に [盆栽のはなし]

こんな実験をしていました。

極端な暖冬が起こり
冬が無くなってしまったら?
天保年間の極端な暖冬というものが再来したら?

実験方法としては・・・・
昨年秋に落葉した直後から春先のような環境で管理開始。
そして春が到来したらそのまま自然に戻す。

その『疑似暖冬環境』において、冬季の様子は・・・・
ヒノキやサワラはふつうに成長をし続け
ケヤキはそれなりに葉を展開し落葉しない。
ただし日差しが弱い為か様子を伺っている様子。本格的な芽吹きはしない。

富士ブナ(おそらく実生3年生)が・・・・面白い結果になりました。

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※矢島清芳園さんで購入したカエデと一緒に富士ブナを撮影。このカエデの購入日は2019年6月8日ですからこの画像の撮影日時の一つの参考となるでしょう。

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盆栽を退避させるべし [盆栽のはなし]

梅雨の嵐

盆栽が棚場で落下する可能性大

大品だったとしても倒れる事がないように工夫を

青梅市の盆栽園『成木園』の園主さんの格言

「盆栽は管理」

そうです。盆栽は管理遊び。こういう場面で先読みして
先手を打ち難局を平穏にやり過ごす遊びなのです

落下すれば鉢が割れ根を傷め枝が折れ最悪枯れます

僕は今夕から屋内退避や棚板の下に退避させ
大品は地面に下ろします

注意点はこの季節の屋内退避は虫に注意


10時に出発その前に・・・・ [盆栽のはなし]

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矢島清芳園 三代目培養 ツルモドキ ※素材樹
素材樹状態とはいえ十分美しい。針金掛け無しで培養上の『知恵』のみでこの曲付け

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矢島清芳園 四代目培養 ウメモドキ

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ビワ。豆盆栽サイズ

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川口市のおすすめ盆栽園といえば矢島清芳園さん。 [盆栽のはなし]

2017.06.17公開記事
2019.6.17追記あり
何度もお伺いしているうちに矢島清芳園さんの『エッセンス』がわかってきました。

川口市の矢島清芳園(やじませいほうえん)さんのご紹介です。

ネット上に矢島清芳園さんの情報がほとんど無し・・・・知る人ぞ知る・・・・ウェブサイトをお持ちでないようです。現地近くの看板は清芳園と三文字の表記なので気をつけて下さいね。川口盆栽マップでは矢島清芳園との表記なのでこのブログではそちらに合わせます。
 川口市の秘境の地といえる赤山城跡の隣。ドライブなどで川口市を通っていてもぜったいに気づかないと思います。隠れ家的でもあります。

雑木の小品(しょうひん)を専門に千点を軽く超えるほど盆栽があるかと思います。
少人数で経営なされているのである程度盆栽の知識がある方のほうが向いている盆栽園さんです。その理由ですが、季節によって・・・・例えば植え替えなどの時期では初心者さんへの対応がしきれない事があるかも?
もちろん初心者さんが向かっても販売して頂けます。空気を読みつつお伺いすると良いでしょう。電話で一報されてから向かうと良いでしょう。コミュニケーションを経て向かえばしっかりフォローしてくださる事でしょう。突然だとタイミングが合わない可能性。

『侘び的』といえるストイックな盆栽園さんです。マジメな盆栽園さんで買いたいなという方にはなおさらお勧めです。


※画像はタップ(もしくはクリック)で拡大します。ゆっくり眺めてね

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矢島さん(四代目)がここまで仕立てたツルウメ。素敵でしょ?鉢は名品。数十年前に特注で製造した矢島清芳園オリジナルです。笠間焼。鉢の裏面にちょっとした工夫が。お父様のアイデアだそうです。デッドストック品が少々あるとか。
 いくつもの季節を矢島さんの棚場ですごしてきた子。猛暑も冷夏も、暖冬も厳冬も・・・・季節のリピートを何度も越え・・・・太陽活動サイクルもいくつか体験し・・・・今日こんな姿に。ストイックであり正に侘び的。軽妙洒脱的です。小さいけれども大木のようなシルエット。枝が軽やか。
 バランス感が素晴らしいです。僕の棚場でいい感じで存在感をアピールしています。枝をよく見て下さい。太陽活動周期のグラフと似ています。そう捉えるととても素敵です。盆栽の銘は『第二十五周期(リピート)』に決定。

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BW撮影

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参考:こちらも先日購入。こちらはお父様(三代目)作のお品。ツルモドキ。針金掛け一切無し。培養の工夫すなわち『知恵』でここまでの曲付けが出来るそうです。ただし運的なものも絡むので同時に育ててきたその他のツルモドキはそれぞれ種々相です。全く同じ子はもう当然にありませんが、同じ作り方で培養してきた子はまだまだ棚場で培養されています。古典盆栽の美。針金掛けによる曲付けとは全く異なる時空間から生まれた盆栽。独自の技も用いられています。玄人さんはこの樹のどこを最も評価するか?・・・・・・立ち上がりが美しい・・・・面白い樹だね。このような素質がある樹を培養していくべき。(85歳・歴約60年の盆栽士さんのコメント)

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BW撮影・末尾でもう一度紹介します。記憶に留めておいてくださいね


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参考:こちらも先日購入。『まゆみ・亀甲性(亀の甲羅のようなヒビが樹皮に起こる)』

さて始めましょう。

埼玉県には旧大宮市の盆栽町がありますが数件が残るのみ。川口市の方が盆栽業者さんの数が多い。大小合わせれば3ケタになるとか。

盆栽世界大会でもらった川口盆栽マップを見て川口の盆栽園巡りをしました。
そして出会った一般人には知られていない盆栽園さんを今回紹介します。ちなみに僕はかなり盆栽が好きですがそれでビジネスを行っていません。盆栽関係の会社さんで利害関係がある会社さんはありません。

今回紹介させて頂く川口市のおすすめ盆栽園さんは・・・・

矢島清芳園(やじませいほうえん)さん
小品(しょうひん)・雑木(ぞうき)が主。数千鉢あるかと思います。生産されております。すごい数。大変なお仕事だと思いました。(仕入れたものを仕立てて販売しているものもあるそうです)

みなさんご存じでしょうか?あまり一般的な知識ではありませんが盆栽園には大きくは2種類の業態があります。

盆栽業:ぼんさいぎょう ⇒盆栽の生産をなされている。もしくは預かって培養しているなど生産や培養に関わる事が主なる仕事。一般人にほぼ無名な事が多い。もしも知られていても表立って広告をだしたりしていない傾向。良い盆栽を仕立てる事で評価される業態。

盆栽商:ぼんさいしょう ⇒盆栽を仕入れて販売している。ネットで転売を繰り返す業者さんも盆栽商になります。一般生活者対象の業態ですから一般人によく知られている。広告や旅行ブックなどで名を見かける事が多い。売り上げを高める事で評価される業態。

盆栽業の中でも生産する盆栽園さんは多くの数を育てているので、育てる事に関してのノウハウがハンパではありません。そして近年ではそのような盆栽業を営んでいる盆栽園さんは少数派です。かなり少ないです。繰り返しますが良い盆栽を仕立てる事で評価される業態。

盆栽商はどんな季節にどんな樹が売れるか?どんな樹に価値があるか?どんな年代の人にどんな樹が人気か?オークションに出品する時に高値で終了させる出品方法、売買時の駆け引きの仕方、初心者さんに対するフォローなど、現代的に言えばマーケティング的なノウハウがハンパではない。大きくはそんな二つの業態があります。繰り返しますが売り上げを高める事で評価される業態。

その中間的な業態もあるでしょう。中間と言っても『業より』『商より』という違いもあるでしょう。
※企業経営企画業を営んでいるのでついついこういう目線で分析してすみません。

そして今回紹介する矢島清芳園さんは極少数派の『生産する盆栽業』です。盆栽業の盆栽士と盆栽商の盆栽士さんは見ている景色が全く異なり、別の職業と言っても差し支えないでしょう。

さらに・・・・

盆栽の生産と聞くとJAやホームセンターなどで売っているビミョーな盆栽をイメージしてしまいそうです。そのような『盆栽業』もありますが、矢島清芳園さんはそういう盆栽ではなく、有名盆栽園が仕入れにやってくる品なのです。農家さんが片手間にテキトーな盆栽的なものを作っていることがありますが、そういうものではなく「盆栽」です。かなり大変な事を為されています。丁寧な培養を継続する事はどれだけ大変なのか・・・・

矢島清芳園さんのご近所に『やじま園』さんもあります。親戚に当たります。向かう時にはそれぞれ違う盆栽園である事は必ず知っておくべし。


【これは知っておこう】ちょっぴり先輩より
矢島清芳園さんは膨大な品数が。するとどこからどう見て良いか?悩みがちです。そして・・・・上から眺めてしまいがちです。
 水やりし易いように腰程度の高さの棚場になっていますから(それは当然ですが)、すこし屈んで盆栽の高さ目線でジーっ@@ と眺めると良いでしょう。当然にその目線で美しく見えるように仕立てられているのです。すると・・・・あれもこれも・・・・・素敵な子達が多く視界に入ってきます。上から眺めていると見逃してしまいます。それはもったいない事。この件を意識して向かって下さい。

【これも知っておこう】
矢島さんに聞きたい事は様々あると思います。僕からアドバイスする矢島さんに尋ねておくべき重要ポイントは栄養管理。矢島さんはプロなのでベストな栄養管理で培養してきたワケでそこをしっかり継がないと栄養不足にさせてしまいます。
 ですからあなたが矢島さんから盆栽を継いだとすれば栄養についてアドバイスを頂くべきでしょう。もちろん置く環境により変わる訳ですが矢島さんの棚場の環境ではどんな栄養をどんなタイミングで与えてきたか?判断の為に原点となる情報を知っておくべきでしょう。

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共通テーマ:趣味・カルチャー

盆栽と『真・行・草』の件 [盆栽のはなし]

いちどエントリーを下げました。

より有意義な内容にできます。

老舗の矢島清芳園さんにて取材できました。

僕が気づいたことは実は古典的な精神性だったそうです。
いまでは誰も言葉にしないが・・・・・


脳内メモ [盆栽のはなし]

川越銘木センターさん
への取材を通して

矢島清芳園さんでも取材ができました。
そしてプロではないものの多くの人に出会った。

和の美の世界は奥深く広い世界であり、
それぞれ表現が異なるものの
『エッセンス』はぶれることなく同じ。

矢島清芳園さんで昨日お伺いした事もまた素晴らしいものだった。

ここまでの僕の脳内を整理すると・・・・

そもそもは・・・・


茶の湯などは超上流身分の嗜みだった。お茶に限らず、盆栽にしろ、活け花にしろ、俳句にしろ。和の美のそのあたりの事は人口比率でいえば当時は1パーセント程度だったのか?床の間がある家に住んでいる人は極一部の身分の人のものだった。

金銭的もの
身分的なもの
心が豊か的なもの
この3つがセット。

和の美は心の豊かさであるものの、身分的なもの金銭的なものなどがセットになっていた。

それが江戸時代になり庶民の中からお金持ちが現れた。その人たちが金銭的に満たされ始めると、それまでは超上流身分の嗜みだった和の美の世界の事に手を出し始める。
 床の間のある家を建てて、茶室を作り、茶道の先生を呼んでみたり、活け花の先生を呼んでみたり・・・・理由は現時点で分からないが時代が下り幕府が床の間を作る事を規制した時期もあった。

明治時代になり国が大きく変わり、一時期は床の間ブームがあった。

なお、古墳というものがあるが、大和朝廷時代は古墳の造営に法律があり身分相応の古墳をつくるように規制された。しかし時代がくだりそのルールが無効化すると庶民の間にちょっとした古墳ブームがあった事は各地のあまり価値がない古墳群などから推察される

明治、大正、昭和ときて、大戦があり戦後へ。高度成長期へ。建売住宅というビジネスモデルが始まり、床の間がある家が急増し、盆栽ブームなどもあり、和の美がかつてないほど庶民に広がるものの・・・・・

和の美の精神性や神髄などそのような『ソフト』の普及が追い付かなく、床の間が物置場所になってしまうなどあっという間に廃れてしまった。庶民の間では。

金銭的なもの
心の豊かさとがあり、心の豊かさという概念が忘れられた時代に突入したのが『平成』

現在では特権階級的な日本人でも
和の美の世界について考える人は極一部

明文化されたものはなく、和の美の世界は絶滅危惧種に

例えば盆栽では、『物』として扱われ、『物』として解説されてしまっている。
しかし本当は全ての事に『和の美から導かれる絶対的なルール』があり、師匠と生徒との間で体験を通して伝えあってきた。たそれが途絶えてしまっていた。

僕が先日公開した記事 盆栽と真行草は、以前は熟知している人がいた。矢島清芳園さんのお父様への取材でも『そんな話をしてくる人はどれくらいの時代ぶりかな』とすごく歓迎してくださりました。

そこで見えてきたのが『心の豊かさ』という概念。

平成になり、年収の高さやマンションの価格、株価などあくまでも金銭的な豊かさの話ばかりになってしまった。日本人の間で心の豊かさという概念が絶滅危惧種に

盆栽はそれでもコレクション的な趣味として残っているものの、和の美の世界のものであったのだが、『古典的』な精神性などを踏まえ語れる人はほとんどいなくなってしまっている。

矢島清芳園では、敢えて自分から語る事はしないまでも、尋ねてくだされば教えましょうというそこでも侘び的な精神性で教えてくださったのですが

ここまでの取材を一度まとめましょう。

『心の豊かさ』

このキーワードが一つのテーマ。矢島清芳園でこのキーワードがお父様から出てきた時に、衝撃を受けました。盆栽をどれだけ考えてきたのか。どれだけ俯瞰してきたのか。人生を通して盆栽に深くかかわってきた人だからこその重い言葉でした。


盆栽と真行草
盆栽と侘び寂び

それはほぼ絶滅種。でも、その考え方で盆栽を嗜んでいる人はこの世界にまったくいないわけではなかった。
ただし100人いないかも?数十人?数人?











【更新】・盆栽2019もぐもぐコレクション [盆栽のはなし]

※ごちゅうい
意図的に極端な事を試している鉢もあります。真似しないようにして下さいね。
その結果は別の機会で公開します。
古い品は大切に。変な事をしてはいけません。

数えたら盆栽は実生の小さな子も含め100鉢以上あります。
そのうち『いい感じの盆栽』と評価しても良い子が30くらいでしょうか。

あとは実験的なものが多くお見せするほどのものではありません。
僕は研究好きなのでビックリするほど極端な事をしている鉢もあります。
逆さにして培養しているヒノキもいます。いい感じで育っています。

今年の秋は僕が実生から育ててしつけている子を公開できるかもしれません。


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この子は初めての公開でしょうか?
 鉢は「秀峰」。かわいらしい色鉢の作家さん作。樹は「いろは坂のもみじ実生」です。ゆずっていただいた種を発芽させました。鉢は40センチくらいの最大幅。けっこう大きい品です。
 2017年春におそらく・・・・40~60匹くらいが発芽し・・・・現在に至ります。翌年の春に目覚めた子もいました。※葉狩り中に数えたら55 ※直根は発芽後に全て切り落とし済


 放置すると崩れます。常に様子を伺ってハサミを入れる必要があります。意外に手間が掛かるので好きでないと苦痛になるかも?水はドボンが一番。ジョウロでは葉に当たるだけで土が濡れません。
 芽吹きから紅葉までが見ごろ。冬は殺風景でショボーンな感じです。盆栽初心者さんはこの品をすごく喜びます。自分でもやろうかな?と盆栽に興味を持ち始めてくれます。
 今年の春に植え替えしようと思っていたら、定型的な春の展開ではなくモミジが突然芽吹き始めてしまい植え替えタイミングを逃してしまったのです。基本的には75パーセント程度の遮光をしていある環境に置いています。モミジは陽に弱いので注意です。根が詰まっているのでより日差しに対し弱い状態ですが・・・・今は今でいい感じのバランスにあるような?来年植え替えるとまたバランスが変わるような?
 雑木の盆栽はとにかく遮光が必要でしょう。

五葉松はバンバンと日光を当てて大丈夫ですが。ただし置き場はコンクリートの上とか囲まれた場所では枯れます。暑くなる環境はだめ。

プロの盆栽士さんはギリギリを常に見切っています。しかし自分はそんな見切りは出来ないので、絶対に枯らさないようにするには?安全な方向に物事を考えています。あまりにも安全を確保すると徒長する事もあります。しかし枯らすよりは良いでしょう。安全圏からジワジワとより良い培養を目指すのが良いでしょう。富士山の近くの盆栽園「羅松園」の園主さんは「それぞれの品は3年ほど自分と馴染む時間が必要と思っておくべき」との事です。

では次の盆栽
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川口市の矢島清芳園さんで譲っていただいた・・・モミジ。僕はモミジ好きを公言した事はないのですが、実生の小さなものを含めてかなり培養しています。20鉢くらいあるかも?実はモミジ好きだった・・・・あれま。
 本当はこの子はある盆栽士さんにプレゼントしようと思っていたのですが・・・・なんと僕が面倒を見ることに(あれま)。時代が古い子。枝を抜いた痕跡が多々あるも完全に癒合し勲章のように。鉢は好月(釘落款)、一度弱っていた子を矢島さんが引き取りここまで仕立ててきたそうです。このような盆栽は玄人好み。今の僕のレベルでは早いかもしれない。でもあまりにも素敵。矢島さんや玄人さんはこの状態を元に通し継ぎなどでより理想の樹形に持っていくそうですが僕はすくなくとも今年は葉狩り程度で済ますつもりです。絶対に枯らさないという安全圏から様子を探ります。プロにすると守りに入りすぎと指摘するくらいの状況かもしれませんが、何よりも枯らしてはなりません。栄養は極限まで少なく様子をみてみます。

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イボタの樹。矢島さんの仕立て。
この想像力はすごいな・・・と驚く3次元デザインがなされています。よく考えられています。正面というものがありそこで一番バランスよく見えるようにしつけられているわけですが、そのためにいろいろと手を打ってあるのです。しかも樹ですからプラモデルのように想像通りに加工できない訳です。そのような現実の中で最大限ベストにしつけてあります。ここまで出来たら盆栽はより楽しいでしょう。

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ツルウメ。この画像の裏側も素敵。軽妙洒脱な樹形。勉強になります。こちらも矢島さんの仕立て。完成樹です。ここから僕が維持して楽しんでいきます。完成樹の維持はとても難しく頭をつかうようです。僕はその遊びも好きです。寝る前に時間があると「あの子はどうしてあげようか」などとグルグル考えます。

針金などによる曲付けは盆栽の中では「草」に当たるジャンルに。木なのに草ってなによ?という声が聞こえそうですね。
 和の美の神髄となる概念『真・行・草』です。真は正統派。基本に忠実。堅い。草はその対極。基本を崩して遊び心満載。行はその中間。針金を使わない盆栽は『真』。針金を使い遊び心満載の盆栽は『草』。その中間は『行』。この概念は茶道や活け花などの和の美の世界で用いられる概念で盆栽では聞かれませんがそういう事でしょう。この説明出来るとかっこいいから覚えておきましょう。
 川越銘木センターという会社さんの女将さんから教わった概念で、盆栽を理解するとそのような事になります。

もしもこのページから来訪していらっしゃるのであれば・・・・川口市の矢島清芳園さんに行ってみましょう。多くの盆栽園に伺いもっとも共感するものを覚えるのが矢島清芳園さんです。小品および雑木を主に培養されていらっしゃいます。

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2019.04.13 ジャイアントセコイア

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2019.05.03 上画像から20日後くらい。いい感じの葉の色に。成長再開直前といった様子。
木瓜鉢。そこそこの鉢です。作家さんの落款があります。

発芽から14ヶ月目。すでにそこそこ見れる樹になっています。鹿沼土で育てると良好。日本人で初めて発見し公開したのがなんと僕です。たったそれだけの事でした。ジャイアントセコイアは日本では栽培が難しいとのことでしたが盆栽であれば難しくないでしょう。鹿沼土はペーハー5程度の酸性。
 杉を参考に育てると良いでしょう。八房性のジャイアントセコイアが発見されればより盆栽に適しているはず。あとはどれくらい暑さに耐えるか。この子は2017年の大猛暑を越えましたが・・・・今後日本で人気の樹種になるかも?※栄養多過ぎです。ノウハウを得る為に極端な事をしています。

ジャイアントセコイア。世界最大体積の生命です。これまで日本では培養はほぼ不可能と言われてきましたが発芽と維持まではなんとか僕が道筋を立てました。しかし盆栽に仕立てるとなるとド素人なので矢島清芳園さんに実生の子をいくつか寄贈させて頂き、仕立ててもらうことに。需要があれば矢島さんが増やして棚場に並ぶかも?樹が好きであれば当然にナンバーワンの巨木にあこがれますから需要があるかもしれませんね。

花台は銘木の杉。年輪の間隔が詰まった天然杉。植林して育てた目荒な杉とは価値が異なります。
今回撮影の角度では色味が分かりませんがとても良い色。川越銘木センターさんで購入しました。
銘木と盆栽。そんな画像にもなっています。

令和元年初日に、久しぶりに川口市の盆栽園『矢島清芳園』さんに行ってコナラ盆栽を二つ譲っていただきました。

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コナラ盆栽ちゃん その1 『立ち上がりに一曲(いっきょく)』そんな言葉があるのですが、まさにそんなコナラちゃん。立ち上がりに大きくカーブが。確かに・・・・通の盆栽士さんの棚場ってこういう雰囲気の樹がありますね。針金の痕跡なし。

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コナラ盆栽ちゃんその2。かなり古い。針金の痕跡なし。

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幹に穴が開いています。うろ。コナラは木材としては耐水性が低く枝を抜いた後に心材が朽ちたのでしょうか。樹齢何年くらいなのか?不明ですね。しかしかなり古いでしょう。


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森を所有するオジサンと仲良くなり、その土地であれば生えているものなら何でも採っていっていいよとの事で、お言葉に甘えてコナラの実生を頂いてきて鉢に上げました。5本ほど根付いています。コナラは実生1年生も素敵ですよね。かわいい。

僕の場合はこういう考えです。古い樹、そこそこ古い樹、そして実生の赤ちゃんを揃えます。すると・・・・どの子もその日の状態を愛せます。むしろ今日のままでもいい。成長しなくてもいい。そんな心境になります。若い樹しかないと触り過ぎてしまう事があります。明日、来月、来年、そしてそれ以降を期待し過ぎてしまう事にもなります。今を楽しむ。今を愛する。とても大切な事。

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この子は・・・・うーんと。2017年の大盆栽まつりにてミニ盆栽専門業者さんから購入したコナラ。

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この子は・・・・うーんと・・・・2016年秋に個人売買で譲っていただいたコナラの懸崖(けんがい)。植え替えの度に引き起こしています。こんな角度でいいかな?コナラ盆栽は2019年になり本格的に注目しています。これまではなんとなく所有していました。10年は経ってない樹なのかな・・・・うーんと。5年程度なのかな~。

僕はケヤキ、モミジ、コナラをメインに育てています。

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庭に生えてきた実生のケヤキ。この子は十字葉っぱの後に二つの芽が生えてきました・・・・それを利用して箒作りが無難でしょうか。
令和元年二日目に撮影してみました。この高さで箒を目指しましょう。それは運命。さらにこんな事をしてみましょう・・・・

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実験。日中は屋外。曇っていても雨が降っていても屋外。夜にLEDで成長を促してみる実験を続けています。他の子より数歩先を行く成長具合です。ただし・・・・それは他の機会にて

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赤松の寄せ植え。こちらの子は某所で枯れかけているのを値引きしていただき引き取ってきました。植え替えが少なく枯れ始める直前という様子でした。しかし丁寧に植え替えてLEDで日照を補助してあげたら成長再開!天候不順が続き日照がかなり少ない状況ですからこれは行ってよかったと思います。

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芽が大きくなるのが早いような気がします。

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この子は庭のちょうどいい辺りに生えてきました。・・・・何か面白いことを・・・・2~3年ほど地面に植えたまま盆栽として仕立ててみましょうか。鉢で育てるのとどんな差が現れるのか?実験的に挑戦してみましょう。最終的には取り木で鉢上げするのが良いのでしょうか・・・・どんな性質の子かまだ分かりませんが、この場所で様子を見ましょう。成長が早いと思われます。常識的に考えればそうです・・・・しかし実際にやってみないと何が起こるか分からない。少なくとも成長が早いという事は盆栽では悪い方向へ向かうことでしょう。間延びしてしまうはず。その様子はネットに公開し礎的な情報になれば幸いです。


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際どい小品。親指以下の鉢。これで3年目かな?
Tポイントが1000ほど。その価格で色々探していたらヤフオクで岡山県の出品者さんがこの子を。その後1本も枯れないでここまできました。小さい盆栽はかわいいので人気がありますが、エクストラベリーハードモードです。管理が大変。

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この子は・・・・2017世界盆栽大会の会場で購入した子です。寄せ植え。1本も枯れていません。1000円くらいだったかな・・・・すでに1年くらい経過していた子なので満3歳くらいでしょうか。今年はしっかり手を入れてあげよう。

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もみじ盆栽が開花・・・・ [盆栽のはなし]

もみじ盆栽(樹齢25年程度)に蕾が・・・・

そして開花しました。大変珍しいと思います。
もみじ盆栽 開花で検索してもヒットしません。

もしも受粉していれば種を採取できそうな?

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仕事がかなり忙しく更新できていなかったり、様々フォローが遅れてしまっておりすみません。
とりあえず元気に生きています。

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