ジャイアント・セコイアの軸切り挿し芽成功! [ジャイアントセコイアのはなし]
オマケPR
現代の温暖化なる気温上昇は・・・・・
太陽風プラズマに対して太陽光が約60年遅れて上昇していた事が原因の模様です。
詳しくは当サイトの関連ページでどうぞ♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
久しぶりの盆栽ネタです。
ジャイアント・セコイアの軸切り挿し芽に成功しました。
おそらくは・・・・世界初の挑戦のはず・・・・
当ぶろぐの古くからの読者さんであればご存知と思われますが、筆者K田中が『生物として世界最大の体積を誇るジャイアント・セコイア』を日本で培養する基本を研究し確立しました。
盆栽として仕立てる基本については川口市の老舗盆栽園の矢島清芳園さんが確立して下さいました。そんな経緯があります。
これまでは日本においてはジャイアント・セコイアを健康的に培養する事は不可能というのが定説であり専門書でもそのように明言されていたものです。ところがまさかの酸性土壌にて元気に育つことを筆者が発見。フツーやらないだろ!という条件で試したら大成功。それが3年前の事。
※サツキの土配合と同じ。鹿沼土を主。矢島清芳園さんに尋ねるとよろしい。
そして今回・・・・盆栽で用いる特殊な技術に挑戦し成功しました。ジャイアント・セコイアに用いるのは世界初と思われます。
★概要・盆栽界では軸切り挿し芽と呼ぶ技術。
種を播種する→発芽する→一定の段階で掘り上げて第一葉から1センチのポイントで茎を切断し土に挿す→約3ヵ月後に切断した場所から根が発生する。
★目的
ごく小さな盆栽を作る際に、根から第一枝の間隔を最大限詰める。
通常では根から第一枝までは5〜8センチ程度。この技術にて根から第一枝まで1センチ程度に詰めることが出来た。
画像は同時期に播種し発芽した子。この技術で背を低くする事が出来る。
この差は一度は根を落とす事による停滞期を挟んだ結果でもあります。もう1年経過観察する必要がありますが根を細く繊細にできる可能性あり。通常成長を経ている子は剛毛的な根です。
おのずとしばらくの間は成長が遅くなります。その事実をメリットとするかは目指す地点に拠る事でしょう。ジャイアント・セコイアは成長が早い部類の樹なので今後どうなるか?さらなる観察が必要です。
★ただし・・・・
ジャイアント・セコイアにて軸切り挿し芽を敢行したがそれがどのようなメリットがあるのか?今後の経過観察で判明してくる事になる。まずはメリット云々以前の話。盆栽界においてジャイアント・セコイア普及に務める者として行いました。
世界最大体積の樹であるジャイアント・セコイアを鉢の中に何十年と抑え込む事は本来不合理な挑戦。だからこそ挑戦し甲斐があるというもの。今後も未知の特性を探っていく事とします。
※筆者が本格的に盆栽を始めた理由の一つに日本国内においてのジャイアント・セコイアの培養法を確立する為であった事はすでに公表済み。ここまで時間とカネをそれなりに投じています。
★一言
今年の春に発芽。4月下旬に軸切り挿し芽を行なった。鹿沼土と砂をブレンドした挿し床。
根が発生している感触があったので掘り上げて撮影。
残念ながら2方向の根となっていた。4方向くらい発生しているかと期待していたが・・・
2方向の根ではあるものの直根が走っておらず均等に2方向に分岐しています。すると意味が無いという事はないのか?小品以上の大きさを目指すとしても1シーズンほど遠回りとなるが、実生派でじっくり腰を据えて臨む者には必須の道か?挿し木スタートがベストだと思いますが。
掘り起こしたついでに八角鉢に。アメリカの生息地では樹高70メートル以上、直径8メートルを超える・・・・樹齢3千年以上の固体が確認されています。
ジャイアント・セコイアの盆栽は筆者K田中と矢島清芳園さんの2ルートで始まったばかりです。なにせこの日本においてジャイアント・セコイアの盆栽で最も古いもので樹齢3年程度。筆者が発芽させ矢島清芳園さんで1年ほど面倒をみて下さった子です。いつの日かはこの日本で樹齢100年を超えるジャイアント・セコイアの盆栽が登場する事でしょうが・・・・
それゆえまだまだ試行錯誤の段階です。アメリカにも盆栽家がいらっしゃるものですが、まさか軸切り挿し芽に挑戦した人はいないと思うのです。
今回1匹だけ挑戦したので今のところ活着率は100パーセントという事になりますが、ジャイアント・セコイアの軸切り挿し芽は容易の部類と思われます。
なんにせよ、生物として世界最大の体積を誇るジャイアント・セコイアで小さな盆栽を作ることはロマンの世界。今後も地道に様々な技に挑戦して公開していきます。
軸切り挿し芽の技術は・・・・
盆栽入門 著者・群境介 発行・西東社
こちらの書籍で紹介されていたテクニックを参考に少々アレンジして行なった。
今回は鹿沼土と川砂をブレンドして行なっている。
★考え方の一つとして
生命として本物の根を落とすという行為に嫌悪感すら感じる人もいらっしゃるかと思います。
実は盆栽にはそのような技術が多く存在します。
樹というものに精神性を感じる者にはこういう事を踏まえて作られた盆栽に価値を感じないものでしょう。それは筆者もよく分かります。針金掛けは最もたる例でしょう。
しかし美しい樹は丁寧に可愛がられるものであり、美しい樹のほうが可愛がられるものです。人間もまた髪の毛を切ったりヒゲを剃ったりしますが本来生えてくるものを整えているといえ、それと同じようなことなのでしょう。原理主義という言葉がありますが、原理主義的に考えれば人間の髪の毛をカットする行為、ヘアースタイルを整える事は不自然な行為です。という訳で原理主義的盆栽にはそれ相応の価値がありますし、人工的にはなってしまいますが様々な技術を駆使した盆栽もそれ相応の価値があるものです。
筆者は人工的な技術を最低限に留めるように心がけています。
【ジャイアント・セコイアの盆栽に挑戦しようという方へ】
川口市の矢島清芳園さんに種木を寄贈させて頂いています。挿し木で増やして販売が始まるかと思います。
その種木についてはいわゆる『性・しょう』が良いものを筆者が厳選して持ち込んでいるので、いずれはその種木に品種名を命名すると良いのかなと思っています。その種木は筆者が実生で多数育てた中でいくつものポイントにて盆栽に向いた性質を持っていました。矢島さんが増やすのはその種木のクローンになります。挿し木はクローンですからね。※より切り戻しし易い。かなり重要なポイント。葉先に偏りがちでは大変な事になる。
寄贈後にも多くの実生を発芽させてきましたがその種木を越える固体にまだ出会っていません。お声掛けがあれば矢島さんも積極的に作って下さるかと思います。参考にどうぞ。盆栽での和名は・・・・「巨大杉」なんてカッコいいのでしょうか。品種名は・・・・世界最大の体積を誇る生命ですから・・・恒星(こうせい)なんていいですかね・・・・矢島さんとお話しをしてみます。
盆栽初心者の方は、そもそも論として盆栽の知見がゼロに近いので、ジャイアント・セコイアが盆栽に向いた樹種であろうと想像通りには育たない事でしょう。「立て代え」の技術を多用するもので突然出来るものでなく多くの失敗を重ねてからでないと名樹は作れないはず。ジャイアント・セコイアから盆栽に入っても良いと思いますが失敗を重ねても心が折れないように。
小品であれば2年程度で基本形が作れますがその維持には「立て代え」を常に繰り返す必要があります。そうでないとぐいぐいと大きくなってしまいます。極限までサイズを抑え込むには日々の手入れが必要です。盆栽に向いてる=簡単という事ではありません。盆栽はとても難しい遊びです。大変。難しい。甘くない。そう聞いてむしろやる気が湧くような気質の方が楽しむ遊びです。だからこそ盆栽は価値があるものです。
※基本形にすぐに到達できる樹は逆に言えば維持に苦しむもの。プロの盆栽士は必ず言うものです。育てるのは容易。完成樹の維持は経験が問われると。それゆえ筆者は敢えて完成樹も多く入手し率先して苦しんでいる。しかし苦しみの分だけ成長するもの。苦労は買って出ろ。ジャイアント・セコイアでの体験はきっとあなたを成長させるはず!
※ジャイアント・セコイアは風通しが良いところを好みます。ジメジメして風が通らない環境を嫌います。挿し芽中はその限りではありません。あまりにも湿度が高いジメジメ環境では枯れます。ガジュマルは湿度ジメジメ大好きな樹ですが、対極にある気がします。
※盆栽士さんにすれば思いの通りに培養できる事でしょう。
毎日でも鉢を回転させて全方向に太陽光を浴びさせましょう。
太陽光が浴びづらい枝を自ら次々と枯らす特性と思われます。
【ジャイアント・セコイアとは?】
★参考ジャイアントセコイアはこんなに大きい
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/7168/
ナショナルジオグラフィック公式・高齢化するほど成長の勢いが増す。
下のYouTube動画もどうぞ。樹齢3200年程度。樹高約70メートル。葉の数は推定200億枚。直径は8メートル超え・・・・!なんと樹齢1000年を越えたあたりから成長の速度が増すのです!ヤバイ!
★こちらの画像は圧巻。1枚では収まらないので126枚の画像を編集
https://mymodernmet.com/michael-nichols-forest-giant/
日本の極相林とは条件が異なり湿度がさほど高くない様子。日本は湿度が高すぎて樹が朽ち易いもの。
屋久杉は脂分がベトベトな為に湿度に強い。そのような進化を強いられたのだろう。ちなみに屋久杉も酸性土壌で元気に育つ。
★K田中的考察
ジャイアント・セコイアが賢いところは体積の割りには枝が細く数が多い。日本の檜や杉は老樹になると太い枝が成長しやがて折れてしまい、そこから水が浸入しそれが原因でいつの日か朽ち果てるもの。
ジャイアントセコイアは各枝が均等に育とうとする傾向が強い。素晴らしい樹である事は間違いがない。
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地球の気温変動・過去約6600万年間
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こちらが基データ。この周期性とはすなわち『太陽活動の変動パターン(熱核融合パターン)』と推認される
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地球の気温変動・過去約6600万年間
恐竜絶滅以降の地球においては、約3300万年の周期が確認される。
こちらが基データ。この周期性とはすなわち『太陽活動の変動パターン(熱核融合パターン)』と推認される
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2020-07-18 23:08
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ジャイアントセコイアを盆栽や鉢植えで育てよう [ジャイアントセコイアのはなし]
ジャイアントセコイアを日本で育てること。
それは容易ではないとの情報が溢れています。
既存の情報を全て疑い、ゼロから様々な実験を重ねた1年。
今回公開する方法で栽培すれば育てやすいでしょう。
全て僕が実験し実証した事のみを掲載します。
聞いた話の類は一切掲載しません。
これまでネット界隈で公開されていた情報とは全く異なる内容です。
これまで日本ではジャイアントセコイアの培養は困難との話が定説でしたが、
僕の発見により「培養は比較的楽」という事が分かりました。
結論から言えば鹿沼土で育てるだけです。
PH5程度の酸性土。なんと酸性土が大好きだったという訳です。
撮影2019年05月2日
発芽2018年2月
盆栽の技術にて一度目の植え替えを行った後に撮影。
植え替えはソメイヨシノが咲く前に行っています。
結論を淡々と公開します。
それは容易ではないとの情報が溢れています。
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全て僕が実験し実証した事のみを掲載します。
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これまでネット界隈で公開されていた情報とは全く異なる内容です。
これまで日本ではジャイアントセコイアの培養は困難との話が定説でしたが、
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結論から言えば鹿沼土で育てるだけです。
PH5程度の酸性土。なんと酸性土が大好きだったという訳です。
撮影2019年05月2日
発芽2018年2月
盆栽の技術にて一度目の植え替えを行った後に撮影。
植え替えはソメイヨシノが咲く前に行っています。
結論を淡々と公開します。
2019-05-11 18:06
ジャイアント・セコイアを鹿沼土で [ジャイアントセコイアのはなし]
オマケ
現代の温暖化なる現象の主因について
太陽風(プラズマ)に対して・・・・太陽光の上昇が約60年遅れていた模様です。
詳しくは上図をどうぞ♪
2019.04.11画像追加
※結論を先に言っておきます。ジャイアント・セコイアと鹿沼土(酸性の土)との相性は良いようです。ぐいぐい育っております。成長のバランスが良いです。綺麗に成長していきます。赤玉土単用は極端に成長不良が起き、桐生砂と赤玉土のミックスではやや成長不良に。鹿沼土では異常成長をしているようには見受けられません。とりあえず鹿沼土でGSを培養する方法をもぐらのもぐ培養法と名付けておきます。2018年2月の段階でこの記事以外で鹿沼土での培養に言及した情報は一切ヒットしません。最下段に画像追加
https://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/bonsai-kawaguchi-001
※矢島清芳園さんにジャイアントセコイアをお任せしました。情報はこちらで。
ジャイアント・セコイアを盆栽で育てるプロジェクト。
日本語サイトにおいてジャイアント・セコイアを盆栽で育てる情報は僕以外は公開しておりません。※2018年現在
ジャイアント・セコイアとは世界一巨大(体積)なアメリカの極一部に生息する樹です。
アジア最大の樹は台湾に生息する台湾紅檜(たいわんべにひのき。種類としては日本のサワラの近縁種)がですが、ジャイアント・セコイアは背が高いのが特徴です。台湾紅檜はヤバイくらいに巨大です。それを超えるジャイアント・セコイアはさらにヤバイ。まあ、そんな樹です。
樹には、ある程度の気候や土壌に馴染みやすい種類と、すでに生息している環境や土壌から移すと成長に問題が発生する種類があります。また、その中間的な種類もあります。
そしてジャイアント・セコイアは現地の環境や土壌以外の場所で育てる事は困難と言われておりますし、インターネット上の栽培記録などを見る限りではそのような事が分かります。
ジャイアント・セコイアを鹿沼土で育てる・・・・孤独な挑戦です。ノウハウゼロ。でも、だからこその楽しさがあります。誰も踏み込んでいない、新雪のパウダースノーの山の斜面を滑り降りるような景色を見ています。
★鹿沼土で栽培開始
鹿沼土といえば酸性。サツキやツツジは酸性土壌が大好きです。
ジャイアント・セコイアはどうでしょうか?盆栽といえば赤玉土か鹿沼土という大きくは二種の選択肢があり、鹿沼土で発芽させてみました。
発芽から10日ほど経過したかな?今の所、ぐいぐいと成長しております。
この結果が良好であれば、なんと・・・ジャイアント・セコイアは酸性土壌好きという事が判明します。
赤玉土では数年ほど先行しておりますが、鹿沼土は今年から。
あ、そうそう。えっとですね、二年生の天然杉に外科手術を行い、ジャイアントセコイアの枝を接ぎ木する件ですが、一ヶ月ほど経過して枯れてはいません。葉の色が良いのでイケそうな気がします。独自の手法で行いました。しかも一月という寒い時期の接ぎ木。ほぼ不可能と思われる時期に行いました。これでうまくいったら奇跡かもですね。最大限工程を単純化して誰でも出来るようにしてみました。もしもうまく行ったら公開します。直根は切断しないでおきます。いつでも地植えできるように。これでうまく行けば地植えで大きくする事が出来そうです。
なお、鹿沼土での発芽率は良好だと思います。追って報告しますね。
暫定的にですが鹿沼土でジャイアントセコイアを培養する事を「GSもぐらのもぐ培養法」と名付けておきましょう。二センチ程度鉢のフチから土の表面を低くしておき、そこにハイゴケをふわっと置いておきます。現在4個体を4鉢の鹿沼土で育てていますが、そのように育てている個体が最も元気です。急激に乾燥しないのがよいのかも?
さて、そろそろインフルエンザから復帰。仕事をバリバリ進めましょうか。
★画像追加
赤玉土単用の時より幹がしっかりと太いような?赤玉土での芽生えはどうも弱弱しい印象でしたが鹿沼土単用では覇気があります。まだまだ様子見を続けますが、もしかすると酸性土の方がお好みかもしれませんね。
★さらに追加
鹿沼土との相性が良いと確信する日々です。こちらは3月29日の様子。ハイゴケで土の表面が乾燥し過ぎないように保護。
ちなみにこの鉢にはケヤキの種もヒノキの種も播種してあるのですが一つも発芽せず。ジャイアントセコイアのみ発芽。繰返しになりますが赤玉土単用で発芽させると弱弱しいのです。しかし鹿沼土だと覇気があります。これは楽しみです。
★さらにさらに追加
2018年5月3日の様子。
覇気がありますね・・・・。幹もしっかり太い。鹿沼土単用で元気に育っております。表面のハイゴケも良い方向へ向かわせているのでしょうか。よく見るとケヤキの実生も写っていると思います。同じ鉢に20個のケヤキの種も撒いておいたのですが発芽は一つ。そして鹿沼土とケヤキの相性は良好とはいえず栄養失調気味の雰囲気です。それに比較しジャイアントセコイアが元気な様子なのが印象的です。
2018年5月21日の様子
2018年6月4日の様子☆発芽から約120日
鹿沼土のジャイアントセコイアは4匹育てています。植え替えたりして4つの鉢に分かれました。
そのうち一つは巨大な鉢に移動です。間も無く一年の中で最も成長著しい時期に突入。ここからの約45日は一気に加速する事でしょう。
成長は順調です。
GSもぐらのもぐ培養法。いいスタートですね。
たぶんぜったいジャイアントセコイアは鹿沼土でイケます!(どっちなんだ!?)
現代の温暖化なる現象の主因について
太陽風(プラズマ)に対して・・・・太陽光の上昇が約60年遅れていた模様です。
詳しくは上図をどうぞ♪
2019.04.11画像追加
※結論を先に言っておきます。ジャイアント・セコイアと鹿沼土(酸性の土)との相性は良いようです。ぐいぐい育っております。成長のバランスが良いです。綺麗に成長していきます。赤玉土単用は極端に成長不良が起き、桐生砂と赤玉土のミックスではやや成長不良に。鹿沼土では異常成長をしているようには見受けられません。とりあえず鹿沼土でGSを培養する方法をもぐらのもぐ培養法と名付けておきます。2018年2月の段階でこの記事以外で鹿沼土での培養に言及した情報は一切ヒットしません。最下段に画像追加
https://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/bonsai-kawaguchi-001
※矢島清芳園さんにジャイアントセコイアをお任せしました。情報はこちらで。
ジャイアント・セコイアを盆栽で育てるプロジェクト。
日本語サイトにおいてジャイアント・セコイアを盆栽で育てる情報は僕以外は公開しておりません。※2018年現在
ジャイアント・セコイアとは世界一巨大(体積)なアメリカの極一部に生息する樹です。
アジア最大の樹は台湾に生息する台湾紅檜(たいわんべにひのき。種類としては日本のサワラの近縁種)がですが、ジャイアント・セコイアは背が高いのが特徴です。台湾紅檜はヤバイくらいに巨大です。それを超えるジャイアント・セコイアはさらにヤバイ。まあ、そんな樹です。
樹には、ある程度の気候や土壌に馴染みやすい種類と、すでに生息している環境や土壌から移すと成長に問題が発生する種類があります。また、その中間的な種類もあります。
そしてジャイアント・セコイアは現地の環境や土壌以外の場所で育てる事は困難と言われておりますし、インターネット上の栽培記録などを見る限りではそのような事が分かります。
ジャイアント・セコイアを鹿沼土で育てる・・・・孤独な挑戦です。ノウハウゼロ。でも、だからこその楽しさがあります。誰も踏み込んでいない、新雪のパウダースノーの山の斜面を滑り降りるような景色を見ています。
★鹿沼土で栽培開始
鹿沼土といえば酸性。サツキやツツジは酸性土壌が大好きです。
ジャイアント・セコイアはどうでしょうか?盆栽といえば赤玉土か鹿沼土という大きくは二種の選択肢があり、鹿沼土で発芽させてみました。
発芽から10日ほど経過したかな?今の所、ぐいぐいと成長しております。
この結果が良好であれば、なんと・・・ジャイアント・セコイアは酸性土壌好きという事が判明します。
赤玉土では数年ほど先行しておりますが、鹿沼土は今年から。
あ、そうそう。えっとですね、二年生の天然杉に外科手術を行い、ジャイアントセコイアの枝を接ぎ木する件ですが、一ヶ月ほど経過して枯れてはいません。葉の色が良いのでイケそうな気がします。独自の手法で行いました。しかも一月という寒い時期の接ぎ木。ほぼ不可能と思われる時期に行いました。これでうまくいったら奇跡かもですね。最大限工程を単純化して誰でも出来るようにしてみました。もしもうまく行ったら公開します。直根は切断しないでおきます。いつでも地植えできるように。これでうまく行けば地植えで大きくする事が出来そうです。
なお、鹿沼土での発芽率は良好だと思います。追って報告しますね。
暫定的にですが鹿沼土でジャイアントセコイアを培養する事を「GSもぐらのもぐ培養法」と名付けておきましょう。二センチ程度鉢のフチから土の表面を低くしておき、そこにハイゴケをふわっと置いておきます。現在4個体を4鉢の鹿沼土で育てていますが、そのように育てている個体が最も元気です。急激に乾燥しないのがよいのかも?
さて、そろそろインフルエンザから復帰。仕事をバリバリ進めましょうか。
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赤玉土単用の時より幹がしっかりと太いような?赤玉土での芽生えはどうも弱弱しい印象でしたが鹿沼土単用では覇気があります。まだまだ様子見を続けますが、もしかすると酸性土の方がお好みかもしれませんね。
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鹿沼土との相性が良いと確信する日々です。こちらは3月29日の様子。ハイゴケで土の表面が乾燥し過ぎないように保護。
ちなみにこの鉢にはケヤキの種もヒノキの種も播種してあるのですが一つも発芽せず。ジャイアントセコイアのみ発芽。繰返しになりますが赤玉土単用で発芽させると弱弱しいのです。しかし鹿沼土だと覇気があります。これは楽しみです。
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2018年5月3日の様子。
覇気がありますね・・・・。幹もしっかり太い。鹿沼土単用で元気に育っております。表面のハイゴケも良い方向へ向かわせているのでしょうか。よく見るとケヤキの実生も写っていると思います。同じ鉢に20個のケヤキの種も撒いておいたのですが発芽は一つ。そして鹿沼土とケヤキの相性は良好とはいえず栄養失調気味の雰囲気です。それに比較しジャイアントセコイアが元気な様子なのが印象的です。
2018年5月21日の様子
2018年6月4日の様子☆発芽から約120日
鹿沼土のジャイアントセコイアは4匹育てています。植え替えたりして4つの鉢に分かれました。
そのうち一つは巨大な鉢に移動です。間も無く一年の中で最も成長著しい時期に突入。ここからの約45日は一気に加速する事でしょう。
成長は順調です。
GSもぐらのもぐ培養法。いいスタートですね。
たぶんぜったいジャイアントセコイアは鹿沼土でイケます!(どっちなんだ!?)
ジャイアントセコイア その1 [ジャイアントセコイアのはなし]
最新の更新日2017.05.19 根について追記
ジャイアントセコイア関連のエントリーはこれよりシリーズ化していきます。
日本において、健全な成長が不可能と言われているジャンアントセコイアをどうにかしようという記事群です。
今回は仕切り直して第一回目。
【この記事の注意事項:本来、実生で実験などを行う際は最低でも100万サンプル以上は必要と考えます。しかしそれは僕のレベルでは行えません。200個の種から行っている事だという事、あくまでも小さな範囲での経過報告である事を忘れずにお目通しくださいませ。かつ、種子の採取状況は不明であり、どんな質かも不明。ボロボロの状況下での様子見レベルです。実生で一つの植物を知ることは膨大なサンプルが必要であるという大前提を欠いているという状況です】
とりあえず、仮説は事実である事を確認できました。そもそも、大木になる樹種を鉢で育てるには剪定が必須でありますが、こちらの樹は他の樹以上に小まめに行う必要があります。
おそらく、この件は皆さんのところでも起こり得る事だと思います。
こちらが剪定を小まめに行っている様子です。芽を落としても、落とした周辺から矢継ぎ早に新芽が登場。3週間もあれば復活してくるレベルです。枝がとにかく発生してくるので、それを抑えて幹を成長させます。人間で言えば1歳と2ヶ月くらい。
つづきます。
ジャイアントセコイア関連のエントリーはこれよりシリーズ化していきます。
日本において、健全な成長が不可能と言われているジャンアントセコイアをどうにかしようという記事群です。
今回は仕切り直して第一回目。
【この記事の注意事項:本来、実生で実験などを行う際は最低でも100万サンプル以上は必要と考えます。しかしそれは僕のレベルでは行えません。200個の種から行っている事だという事、あくまでも小さな範囲での経過報告である事を忘れずにお目通しくださいませ。かつ、種子の採取状況は不明であり、どんな質かも不明。ボロボロの状況下での様子見レベルです。実生で一つの植物を知ることは膨大なサンプルが必要であるという大前提を欠いているという状況です】
とりあえず、仮説は事実である事を確認できました。そもそも、大木になる樹種を鉢で育てるには剪定が必須でありますが、こちらの樹は他の樹以上に小まめに行う必要があります。
おそらく、この件は皆さんのところでも起こり得る事だと思います。
こちらが剪定を小まめに行っている様子です。芽を落としても、落とした周辺から矢継ぎ早に新芽が登場。3週間もあれば復活してくるレベルです。枝がとにかく発生してくるので、それを抑えて幹を成長させます。人間で言えば1歳と2ヶ月くらい。
つづきます。