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イチローの言葉 [経営企画的な話]






夢をつかむことというのは、一気にはできません。 ちいさな事をつみかさねることで、 いつの日か、信じられないような力を出せるようになっています。」

書籍 夢をつかむ イチロー262のメッセージより

2004年12月24日。イチローが野球少年を前に語った言葉。




このメッセージは、野球、スポーツだけに限った事ではないと僕は考えております。
企業の経営でも同じ。ある日ズドーンと数億円を掛けてアド(広告)を打っても
そんなものは人々の記憶からすぐに消え去っていってしまいます。
そんな事ではなく、接客での細かな気配り、お客様との一回一回の誠実な対応、平易な表現。
そういうものを日々積み重ねてきた企業が、信じられないような規模に成長しているものです。

作家も同じですね。一つ一つの作品のディテールにコダワル。誰も気づかないかもしれないようなコダワリを投じて行く。そんな事の積み重ねが、いつの日か、信じられないような評価を頂く事に。

この言葉を、僕がお付き合いさせて頂いているクライアント様、友人(特に鶏口舎さん)に贈ります。

僕がこの本を買ったのは、2005年愛地球博が開催されていた年に、某クルマメーカーの某研究所に日帰り出張した帰路のキオスク。そして、冒頭の言葉は一つ目のメッセージでした。

もう眠くて帰りたい、すごく忙しいから他の事をしたい。そんな時にも必ず議事録を丁寧に残しておくこと。僕はこのメッセージからそんな事を学びました。大きなプロジェクトの成功は、質の高い議事録というヒットの積み重ねがあってなし得る。

数億円のプロジェクトだろうと、数万円の案件だろうとそれは同じ。


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