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ジャイアントセコイアの森を日本に!の巻(育成、栽培、種、実生、販売) [ジャイアントセコイアのはなし]




この記事は古い記事です。最新の記事を公開しているのでそちらをどうぞ

以下はそのまま掲載しておきます。

2017.3.27緊急追記
※挿し芽の活着率が高い事が判明。当然クローンなので親木の性質がそのままコピーされるので、不良苗を増やしても仕方ないですが、とりあえず挿し芽の活着率が高い事は報告しておきます。
※新しいジャイアントセコイアの記事は次々公開しています。探して閲覧してね。
挿し木(挿し芽)の画像をアップしてありますよ。

では、本文

この地球上で最も大きな生物である「ジャイアントセコイア」。
90メートル近い大きさにまで成長する針葉樹、すなわち木です。
学術名では、セコイア デンドロン ギガンテウム。

そのジャイアントセコイアの森を日本に作るため、 まずは「鉢植え」 で育て、様子を見つつ山へ植える企画です。森の完成予定は西暦5000年頃です。誤字ではありません。西暦五千年頃です。樹齢三千年を超えると言われております。もちろん僕のいう森とはそのレベルの巨木森です。

この日本にジャイアントセコイアの森を作ること。それは現時点では夢物語です。

森以前に単独での育成、栽培は、この日本において誰も成功していないのです。

それなら僕はジャイアントセコイアの森を実現するに当たり基礎を作っておこうと
思います。




まず実現へ向けた現実的な構想、スケジューリング。初歩的な部分の実行が必要です。

ジャイアントセコイアの森を実現するに当たり、この日本において気軽に苗や種を買えなきゃダメ。
ある程度大きくなったら挿し木で増やして販売しようかな?と考えています。(黒字は無理でしょうねえ‥‥)

根が弱いジャイアントセコイア。日本の各針葉樹の根と根継ぎし、その上で広めようかな?ジャイアントセコイアと杉の接ぎ木苗が気軽に買えれば劇的に広まる。広まった後に各地で種が気軽に入手できれば、接ぎ木無しで育てる為の研究が一気に進むでしょう。年間に数億、数十億、それ以上の種の数が発生するのであれば、日本の風土に適応した個体が生まれるかもしれない。(年間で一本の木から10万くらいの数は種が出来ると思われる)

現在日本では1粒100円以上という価格で取引されている。それでは優良な種に出会う事など難しい。
流通がどうしても量的に乏しくなり、優良な遺伝子の種に出会う事が難しくなる。100個に1個とか、そんなレベルでは優良な遺伝子の種には出会えません。
それこそ、数億とか数兆個とか、それ以上の数の中に一個あるかどうか?木とはそういう世界です。

きっと、樹齢数千年に到達する種は、数百兆分の1とか、そういう数字なのだと思われます。大げさな数字ではないはずです。

ジャイアントセコイアの種をぐっと身近な存在にする。そこまでを僕の人生の内に実現させれば、数千年後にジャイアントセコイアの森が日本に出来るかな?


★僕が実行していること
1・鉢植えで育てるノウハウを積む

2・根が弱いと言われる理由、赤枯れ病なるものの原因を探る

3・日本の針葉樹と根継ぎを行い、地植えしてみる

4・以上の事を、盆栽という文化のノウハウを積極的に用いて解決に挑む

5・根継ぎ程度で解決できるのであれば、根継ぎ苗を販売し、各地で種を採取できるようにする。

※といっても、僕が生きている間にできることは決して多くは無い。なので、数世代で継いでいく夢であるということ


★最新の状況 2016.10.28
ジャイアントセコイアを実生で育て始めて1年半くらいが過ぎました。
200粒の種からの育成状況なので、論じてよいものなのか悩みますが、情報共有の為に、分かった範囲の事をここに残しておきます。

・発芽率は5パーセント程度

・鉢植えでは、幹が伸びないで、葉が極端に茂ってしまう。よって、春~秋は二週に一度は剪定の必要がある。
盆栽に詳しい方なら、立て替えを思いつくかもしれないが、あまりに葉が茂ると病気になりやすくなります。
ちゃちゃっと剪定していくほうが良いでしょう。僕のところでは、芽の先を爪で落としました。2週間程度で、潰した近くから新しい芽が出てきます。クイックレスポンスです。

・現地の土壌と日本の土壌は当然に違います。日本の土壌や日本で入手できる盆栽などの土では、健全な成長が出来ない模様。※とは言っても200粒の種での結果。例えば、10兆個の種を播種すれば、日本の土壌でもスクスクと育つ異端児が現れるかもしれない


・ジャイアントセコイアはヒノキ科とは言われているが、杉のほうが近いような?根継ぎは杉がいいのかな?その場合、できれば、薩摩の方の脂がべとべとの杉と継いでみたいです。


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