ハンドメイド作品をネットで購入するの巻 作家:鶏口舎さんの作品 [ハンドメイドのはなし]
みなさんこんばんワニ。
今日はハンドメイド作品の売買サイトで、作品を買ったよ~という記事です。
今回は木彫りでカワイイものを作る「鶏口舎」さんの作品を買ってみました。
鶏口舎の読み方は、けいこうしゃ
(覚えましたかニャ?けいこうしゃ。以降は漢字で統一します)
鶏口舎さんの作品は有名ハンドメイドサイトの広告で採用されていました。見た事ある!って人は多いかもです。
サバトラと茶トラの猫ちゃん
鶏口舎さんとはお会いした事はなく、メールしたこともなく、初めてのご縁となりました。
僕もファンとしてこれまでギャラリーを見守っておりましたが、実物を見たい!欲しい!!欲しくて我慢できないレベルに達したので買ってしまいました。
今回は純粋に作品の買い手になってみました。
あ、そうそう、僕はいつもは作家として出品していたりします。
ですから、同じハンドメイド作家、かつ、同じ木工作家として鶏口舎さんの作品の魅力に迫っちゃいます。
シンクロ率99%!?
・・
(なんとですね・・・鶏口舎さんが、もぐらのもぐの動画を視聴して下さっていたのです!!!!!まじですか!!!!!わーい!ありがとうございます。大変恐縮でございますです)
■作品の魅力に迫っちゃいます。
今回は iichi.com にて購入。
さっそく届きました。
作品画像で、おおよその雰囲気は分かっていたつもりでしたが‥‥
やはり、実物を手にしないとダメですね‥‥
画像では伝わりきれないものです。実物は画像の何百倍も素敵です!
感動が違います。
めちゃめちゃかわいいです。
なかなか味があります。味というか奥深さ?
小さな作品なのに、奥深さがある・・・・。
なぜなのか。
それは・・・
小刀(こがたな)でシュッ、シュッと、丁寧(ていねい)に丁寧に彫った痕跡(こんせき)がいっぱいあります。
数百回、小刀を入れた痕跡。
女性作家さんらしい痕跡です。ネコパンチのような優しいタッチです。
鶏口舎さんはネコ好きな方なのですが、鶏口舎さん自体がネコのようなお仕事をしているのかも。
優しいタッチでニャニャニャニャッと彫っているのだと思います。ネコのような手つきで!
よーーーく見ると、本当に細かな表現にこだわってあります。ここの一刀(いっとう)が神だな〜と思ったり。すごく集中されてますね。すでに作品を所有されてる方は、一刀毎を手繰(たぐ)っていくといいかもです。すごいでしょ?
やろうと思えば、20〜30回彫れば猫の形を彫り出せます。しかし、荒々しいというか大雑把(おおざっぱ)な作品になります。そんなレベルの作品で小さなものなら1分もあれば一つくらい彫りだせます。神社などでお土産に売ってますよね。手の抜き方を極めている商品を見かけるものです。それはそれで長年の経験の賜物(たまもの)なので学ぶべきものがありますが、共感を覚え辛いもの。
しかし、鶏口舎さんは、丁寧に丁寧に、数百回も小刀を入れて、命を吹き込むように彫りだしているのです。丁寧手仕事の作品のみが持つオーラを放っています。
当然に電動彫刻刀なんて使っていません。小刀です。手彫りを語っていても、電動彫刻刀を使っているものが少なくはない事は知っておいてください。
そして、この作品の木材はヒノキです。ヒノキは女性的な木材です。すごく繊細(せんさい)な加工ができます。適度に柔らかく、作家のイメージを引き出しやすい木材です。
鶏口舎さんのチカラ加減と、ヒノキの相性はすごく良いのかもしれません。ヒノキだとスイスイと手が進み、気持ちよく製作できるのかも。他の木材だとそのリズムが狂ってしまうかも?そんな風に痕跡から読み取れます。作品から気持ち良さも伝わってきます。その気持ち良さは作品のお顔に現れているような。
(他の木材を使うとしたら、同じリズム感をキープできるフィーリングの木材がお好きなはず)
彫った後にも丁寧なお仕事。
塗り、描(えが)き。
その筆のタッチも優しいです。絶妙なかわいさ加減。いいお顔。
彫る、塗る、描く。
女性ならではの繊細な優しいタッチを、何百回と重ねた上で生まれた奥深い作品。
それが鶏口舎作品の魅力。
これは名作。*@@*
リアル、ハンドメイド。
優しい気持ちって形としては存在しないものなのだけど、優しい気持ちを籠めて作ったものは、すなわち、優しい気持ちを形にしたものだと言えるのかなと、そんな風に思いました。
もっともっと語りたい事がありますが、鶏口舎さんの作品を手にした人の楽しみを奪ってはいけません。この辺にしておきます。
身近だけど、すごく奥深く、ハンドメイド作品愛好家の初心者さんから上級者さんまで、多くの人の心を掴む作品。手間と時間を掛けた作品を、作品に刻まれた手仕事の痕跡からいろいろイメージする事も、ハンドメイド作品の楽しみ方の一つです。
作品を買っているのではなく、手仕事を買っている。心の片隅に置いておきたい心得です。
ぜひ皆さんもゲットしてみてください。
以上です。
伝えよう♪ハンドメイド作品を愛するお客様と一緒に歩もうキャンペーン♪
第一回目の記事でした♪
★余談 20年くらい前になりますが、茶トラとサバトラの半ノラが住んでいました。茶トラの名前はニャー。サバトラはネコチャン。半ノラなので超テキトーな名前・・・ どちらも男の子。ニャーは優しい性格。ネコチャンはケンカ好きでいっつも傷が絶えないヤツでした。どちらもいつの間にか帰って来なくなったのですが、数百メートル離れた別の家で暮らしてるのを発見!勝手なヤツらだったなー。 その後引っ越してしまったので、ニャーとネコチャンの消息は不明ですが、あの仔達を思い出す作品でもあります。 僕の右手の手首には縦に4本の傷がありますが、それはネコチャンにやられた痕なのです。
今日はハンドメイド作品の売買サイトで、作品を買ったよ~という記事です。
今回は木彫りでカワイイものを作る「鶏口舎」さんの作品を買ってみました。
鶏口舎の読み方は、けいこうしゃ
(覚えましたかニャ?けいこうしゃ。以降は漢字で統一します)
鶏口舎さんの作品は有名ハンドメイドサイトの広告で採用されていました。見た事ある!って人は多いかもです。
サバトラと茶トラの猫ちゃん
鶏口舎さんとはお会いした事はなく、メールしたこともなく、初めてのご縁となりました。
僕もファンとしてこれまでギャラリーを見守っておりましたが、実物を見たい!欲しい!!欲しくて我慢できないレベルに達したので買ってしまいました。
今回は純粋に作品の買い手になってみました。
あ、そうそう、僕はいつもは作家として出品していたりします。
ですから、同じハンドメイド作家、かつ、同じ木工作家として鶏口舎さんの作品の魅力に迫っちゃいます。
シンクロ率99%!?
・・
(なんとですね・・・鶏口舎さんが、もぐらのもぐの動画を視聴して下さっていたのです!!!!!まじですか!!!!!わーい!ありがとうございます。大変恐縮でございますです)
■作品の魅力に迫っちゃいます。
今回は iichi.com にて購入。
さっそく届きました。
作品画像で、おおよその雰囲気は分かっていたつもりでしたが‥‥
やはり、実物を手にしないとダメですね‥‥
画像では伝わりきれないものです。実物は画像の何百倍も素敵です!
感動が違います。
めちゃめちゃかわいいです。
なかなか味があります。味というか奥深さ?
小さな作品なのに、奥深さがある・・・・。
なぜなのか。
それは・・・
小刀(こがたな)でシュッ、シュッと、丁寧(ていねい)に丁寧に彫った痕跡(こんせき)がいっぱいあります。
数百回、小刀を入れた痕跡。
女性作家さんらしい痕跡です。ネコパンチのような優しいタッチです。
鶏口舎さんはネコ好きな方なのですが、鶏口舎さん自体がネコのようなお仕事をしているのかも。
優しいタッチでニャニャニャニャッと彫っているのだと思います。ネコのような手つきで!
よーーーく見ると、本当に細かな表現にこだわってあります。ここの一刀(いっとう)が神だな〜と思ったり。すごく集中されてますね。すでに作品を所有されてる方は、一刀毎を手繰(たぐ)っていくといいかもです。すごいでしょ?
やろうと思えば、20〜30回彫れば猫の形を彫り出せます。しかし、荒々しいというか大雑把(おおざっぱ)な作品になります。そんなレベルの作品で小さなものなら1分もあれば一つくらい彫りだせます。神社などでお土産に売ってますよね。手の抜き方を極めている商品を見かけるものです。それはそれで長年の経験の賜物(たまもの)なので学ぶべきものがありますが、共感を覚え辛いもの。
しかし、鶏口舎さんは、丁寧に丁寧に、数百回も小刀を入れて、命を吹き込むように彫りだしているのです。丁寧手仕事の作品のみが持つオーラを放っています。
当然に電動彫刻刀なんて使っていません。小刀です。手彫りを語っていても、電動彫刻刀を使っているものが少なくはない事は知っておいてください。
そして、この作品の木材はヒノキです。ヒノキは女性的な木材です。すごく繊細(せんさい)な加工ができます。適度に柔らかく、作家のイメージを引き出しやすい木材です。
鶏口舎さんのチカラ加減と、ヒノキの相性はすごく良いのかもしれません。ヒノキだとスイスイと手が進み、気持ちよく製作できるのかも。他の木材だとそのリズムが狂ってしまうかも?そんな風に痕跡から読み取れます。作品から気持ち良さも伝わってきます。その気持ち良さは作品のお顔に現れているような。
(他の木材を使うとしたら、同じリズム感をキープできるフィーリングの木材がお好きなはず)
彫った後にも丁寧なお仕事。
塗り、描(えが)き。
その筆のタッチも優しいです。絶妙なかわいさ加減。いいお顔。
彫る、塗る、描く。
女性ならではの繊細な優しいタッチを、何百回と重ねた上で生まれた奥深い作品。
それが鶏口舎作品の魅力。
これは名作。*@@*
リアル、ハンドメイド。
優しい気持ちって形としては存在しないものなのだけど、優しい気持ちを籠めて作ったものは、すなわち、優しい気持ちを形にしたものだと言えるのかなと、そんな風に思いました。
もっともっと語りたい事がありますが、鶏口舎さんの作品を手にした人の楽しみを奪ってはいけません。この辺にしておきます。
身近だけど、すごく奥深く、ハンドメイド作品愛好家の初心者さんから上級者さんまで、多くの人の心を掴む作品。手間と時間を掛けた作品を、作品に刻まれた手仕事の痕跡からいろいろイメージする事も、ハンドメイド作品の楽しみ方の一つです。
作品を買っているのではなく、手仕事を買っている。心の片隅に置いておきたい心得です。
ぜひ皆さんもゲットしてみてください。
以上です。
伝えよう♪ハンドメイド作品を愛するお客様と一緒に歩もうキャンペーン♪
第一回目の記事でした♪
★余談 20年くらい前になりますが、茶トラとサバトラの半ノラが住んでいました。茶トラの名前はニャー。サバトラはネコチャン。半ノラなので超テキトーな名前・・・ どちらも男の子。ニャーは優しい性格。ネコチャンはケンカ好きでいっつも傷が絶えないヤツでした。どちらもいつの間にか帰って来なくなったのですが、数百メートル離れた別の家で暮らしてるのを発見!勝手なヤツらだったなー。 その後引っ越してしまったので、ニャーとネコチャンの消息は不明ですが、あの仔達を思い出す作品でもあります。 僕の右手の手首には縦に4本の傷がありますが、それはネコチャンにやられた痕なのです。