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ケヤキの水栽と回復基調 [盆栽のはなし]

今日は美容室に行ってきました。

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仲良しの美容師さんのお店なのでノンビリと良い時間を過ごせました。
久しぶりにカット。今夏は闘病していたのでやっとかないました。
まだまだ夏の蒸し暑さが残っていますが、だいぶ体調が良くなってきました。
今回の闘病の経緯は分かりやすくまとめて公開予定です。

そして、帰ってきてこんなものを撮影しました。

軽妙洒脱な雰囲気。

僕のマイブームの水耕栽培と盆栽のエッセンスをミックスさせた『水栽』というジャンルになりますが、葉の美しさ、根の美しさを、意図的に100円ショップ程度の侘び的なガラス瓶に挿して空間を楽しむものです。

みずさい。なんて読み方でいいかな?
こんな環境でも数十年以上生きるでしょう。数代に渡って大切にすれば100年以上もありえるでしょう。ただし数十年もあればそれなりに太くなってしまうでしょう。


こちらのケヤキちゃんは『懸崖風・けんがいふう』の樹形を目指します。今年の春に発芽した子です。
ニョキニョキと長く伸ばしてからこんな風に利用しようと思っていたので、かなり大きなプランターに播種して育ててきました。瓶に移植したのは数日前です。盆栽向けの小さな鉢ではこんな風にはニョキニョキと伸びません。

『ケヤキ水栽懸崖・試1号』と名付けておきましょう。

真の意味での『侘び的風情』です。

盆栽とは異なり直根を活かします。そして楽しみます。

 僕が始祖となる訳ですが、最大限細く。最大限侘び的に。これを守ってさえいればルールは他にありません。細さとは詫び的風情の本質です。控えめに。
 盆栽では太いもの、古く見えるものを価値あるものと評価しますが、水栽では、本当は古いのにその割には細いとか、若々しいとか、盆栽の真逆の価値観を『美』とします。
 女性側の思う『美』の価値観に近いかもしれません。

ケヤキは適応が早いしビックリするほど強健な樹です。
盆栽以外でもケヤキちゃんを可愛がりたいものです。10本くらい水栽を作っています。
欲しい人がいたらあげるつもりです。

今回のケヤキ種子は某老舗盆栽園さんのご厚意で盆栽を買った時に特別に、と余った種を分けてもらったものです。かなり特殊なルートで仕入れた高額な種子との事で、すでに並でないスタートを切っています。葉の形が大変美しいです。シュッと細くてスタイリッシュです。


 僕の体調の話ですが・・・・今年は2月から異変が始まりました。インフルエンザ3回? 帯状疱疹(たいじょうほうしん)、そしてもう一回謎の高熱がありました。※インフルエンザ2回は間違いなし。A&B
 そして、血液の病気が発覚しバタバタとしていた感じです。さらには堪暑です。夏バテ気味で夏に突入するし人生で初めての長い闘病となりました。
 帯状疱疹がかなりビックリでした。そんな病気を知らなかった事もあるし、かなり軽傷で済んだそうですが十分に痛かったです。インフルエンザに罹り1週間くらいの間隔でまた罹ったのも精神的ショックが大きかったかもです。

ぜんぶ参ったな。うん。ちなみにですが、初めての公開になるのかな?『多血病』という病名です。
先天性の理由などがあり赤血球が多くなってしまうのです。いわゆる血液ドロドロになってしまうというヤツです。今思うと、夏バテがあったと思います。今年は干ばつで梅雨が無く真夏が二ヶ月ありました。春先からの体調不良を引きづりながら夏バテ。ずっと体調不良のまま秋に入っている状況です。秋の深まりを待ちつつ体力回復に努めます。

 お客様にはご理解いただけて闘病に専念できました。そして・・・・・その大量の時間を寝て過ごすだけでなく太陽活動の研究に投じてそれなりの成果がありました。
 今回の大病というか一連の病気群があったからの成果とはいえるので、前向きに受け取って秋から頑張りましょう。