今春は寒冷的 その原因
【今年の春は寒冷的。上空の気流はどうなっているのかな?】
ジェット気流、大気大循環について分かりやすく解説するよ!
最新記事も併せて読もう♪
要約版その2】猿でも分かる!太陽活動と気候変動のメカニズム♪
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2024-05-13-mogu-riron-youyaku-ver7-the2
ぱぱもぐ教授
それでは、私がプレゼンテーションを担当させて頂きます。
どうぞよろしく御願いいたします。
松田巧気象予報士 気象情報 より抜粋
https://www.cokbee.com/weather/jet.htm
2024年3月11日 高層での気流の様子。
※赤太字は当方による追記
青色の線より内側は【極循環】という要素になります。今年は、3月になっても極循環に入ってしまっている時間が多く、それゆえ寒冷的です。
極循環側が南下している理由は、いくつかあると思いますが、太陽黒点観測数がそれなりに高い時期にあります。太陽から放射されているプラズマが関わっていると思われます。須田瀧雄博士の著書・太陽黒点の予言 地人書館で解説されています。
こちらの図をどうぞ。複雑に思えますが、ポイントは三つです。
【極循環】 【フェレル循環】 【ハドレー循環】 これを覚えましょう。ハドレー循環は赤道から始まっています。
次に、【寒帯前線ジェット気流】 【亜熱帯ジェット気流】 こちらも覚えましょう。
この3プラス2の要素を覚えるだけで、このような話がスイスイ分かるようになるはずです。
そして・・・・【極循環】は寒冷的な気候を齎します。その勢力が今年の3月は南下しています。
抜粋元 サイト名 地理ラボ 詳しすぎる高校地理
ウェブページ名 大気大循環(ハドレー循環・極循環・フェレル循環)
https://alivevulnerable.com/basic/atmospheric-circulation/
こちらのサイトさんのデータを抜粋させて頂きまして、訴訟では原告側が追記して提出していました。
地理ラボさんはウィキペディアなどの図版を元に説明して下さっているので、元々はウィキペディアなどのサイトからのデータになるのでしょう。
再びこちらの図を。
寒帯前線ジェット気流は、高度で言えば約10,000メートルです。
亜熱帯ジェット気流は、高度で言えば約12,000メートルです。
異なる高度の要素が混在している図になります。
以降にて説明しますが・・・上図の注目のポイントは、ブロッキング高気圧が、カムチャツカ半島に付近において発生しています。
亜熱帯ジェット気流側、つまりハドレー循環側は、エルニーニョ現象が発生している年の冬は際立って勢力を増します。2023年秋から際立ったエルニーニョ現象が発生中であり、ハドレー循環側の勢力が強く、2023年12月から2023年2月末頃までは、いわゆる暖冬的な気候でした。
上のデータは3月11日のものですが、太平洋において、海水温が際立って高いゆえ、ハドレー循環が最大限に北上している事を確認出来る事でしょう。それもブロッキング高気圧発生の原因になっています。
今回の記事では詳述しませんが、2023年から2024年は、太陽黒点における周期「サイクル25」におけるピーク付近にある模様です。太陽黒点観測数と相関性がある短波放射量の上昇などは、極循環側を活発化(北半球では南下)させている模様で、フェレル循環は二つの循環に挟まれてしまい、そのような時は、カムチャツカ半島の付近に、避難場所を確保する事になってしまうのでしょう。
そうしてブロッキング高気圧が発生してしまい、東日本や北日本は、春になっても寒冷的な気候を引き摺る事になってしまうのでしょう。
三つの循環の、おしくら饅頭が、気候変動(大気大循環変動)を齎していると言えます。
・
【2024年の4月および5月上旬までの気候は?】
こちらは2013年4月末から5月上旬にかけて、遅霜が発生した時期の【典型例】になります。気象庁公式サイトより抜粋。赤太字は当方による追記。
2024年3月は、大よそこのモデルが発生しています。
2013年4月末~5月上旬は、春を過ぎて初夏に向かってもなお、ブロッキング高気圧が継続し続けていたというわけです。
2024年の、暖冬からの、3月の寒気は、人為的なCO2排出にて気候が壊れたなどという事ではなく、典型的なパターンの再発生と言えます。そもそも人為的なCO2排出にて地球の平均気温が上昇している事実は確認されません※後述
さて。
太平洋の赤道付近の海面水温が高く、極側でも加熱があると、【ブロッキング高気圧】が発生して、この図のように寒気が日本列島に吹き込んできてしまいます。
この図のような事が、2024年にも発生してしまうと、北日本を主にゴールデンウィークの最中に遅霜が発生する事になりましょう。しかし、赤道付近の海面水温の低下や、太陽黒点観測数の減少があると、この状態が継続しないで終わる事でしょう。
【2024年夏まで、ブロッキング高気圧が発生してしまった場合】
つまり、さきほどの【典型例】が夏になっても解消されないままに夏を迎えてしまうと、次のようなことが起こり始めて冷夏になる可能性あります・・・・
抜粋元 日本経済新聞
北・東日本の記録的長雨、犯人は? 2017年8月28日
※赤太字は当方による修正と追記になります。
※組織を跨ぐと用語が異なってしまいややこしいので注意が必要。
※当方は気象庁の用語に合わせて統一してみました。これにて分かりやすくなることかと思います。
基本的には似たような事が起こっているものですが、今夏にブロッキング高気圧が発生したままとならば、久しぶりの大冷夏になる可能性があります。それはブロッキング高気圧の継続が鍵を握っています。
【参考まで】
天明の大飢饉の中の1783年(天明3)
天保の大飢饉の中の1836年(天保7)
明治東北飢饉の中の1905年(明治38)
これらの年は、東北大凶冷年などと呼ばれている大冷夏年です。
この、3例の、大冷夏年の共通点は、暖冬、遅霜、大冷夏という共通点があります。
つまり、ブロッキング高気圧が継続してしまっていた年と推認される条件が揃っている共通点があります。つまり、東北地方を中心とした大冷夏年(異常気象年)は、かなり分かりやすい典型パターンを繰り返しているという事になります。
我が国の異常気象には、典型パターンが存在して繰り返されているという事です。
ただし、繰り返される度に少しずつ典型パターンも変動しているという事です。
さらには・・・・我が国だけでなく北半球全体に典型パターンが存在するという理解におのずと発展します。困った事に過去の時代のほうが気候変動は激しいものです。
天明の大飢饉の中の1783年(天明3)では8月の盛岡(岩手県)にて降雪記録あり。(8月17日、18日)
天保の大飢饉の中の1836年(天保7)では8月の盛岡(岩手県)にて降霜記録あり。
真夏のブロッキング高気圧と、極循環の南下によっては、そんな事すら起こってしまう模様です。
※情報源は末尾にて
こちらは1例 志田郡沿革誌より。なお、同書籍は大変貴重なものであり、復刻版が存在する。こちらは原本よりスキャニング
明治38年、天保7年、天明3年も、ほぼ同様の、典型的な異常気象年だったので、エルニーニョ現象と、ブロッキング高気圧が発生していたと推認される事になります。
記事名 台風6号発生 クジラの尾が上がっていると台風が北上、上がっていないと西進
公開者 饒村曜
公開日 2021/7/18(日)
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7b5bfd3e659a95f0b5b74780e491caf45a868725
際立った猛暑年には、日本列島はクジラさんの尾に包まれる事が分かり始めています。
つまり・・・・養和の飢饉などの干ばつ(日照り)による大飢饉は、この典型モデルが発生していたと推認されます。
我が国の気候変動は、実は、分かりやすい模様です。
CO2気候変動なる話を真顔で妄信していては、何も理解が進みません。
──────────────────────────────────────────────────────
大冷夏は困りますから、ブロッキング高気圧が早々に解除される事を祈りましょう。
つまり現代の気候変動が際立って著しいという事はなく、すくなくとも、我が国においては
過去の時代の気候変動の方が激しいものです。
なお、天明の大飢饉に火山噴火が関わっていたとの説明がありますが、それは誤解と思われます。
なぜなら、そんな単純な話ではありませんし、当時のジェット気流の事も考慮する必要がありますし、なによりも桜島周辺が常に寒冷化していているとの観測データが存在しません。
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2024-03-06-mogu-riron
上記記事にて、具体的に反論する書籍コンテンツを紹介しています。
本日は以上です。ご精読ありがとうございました。
【PR】
西暦1920年以降の、地球の平均気温の変動は、太陽光(日射)量の変動が引き起こしている事を突き止めつつあります。つまりCO2人為的温暖化は、やはり、誤解である模様。
その他記事もどうぞよろしくお願いします。なお、我々の存在を当該テーマのプロの皆さんも認知しています。ただしタブーに触れる事なので皆さんご静観なされていらっしゃいます。しかし勇気をもって、誰かが飛び込まねばなりません。
我々は、プロを凌ぎ始めているユニークな研究者として、責任を負ってリードしていくべきだと自負し始めております。
我々はプロを自称しませんが、しかし・・・・我々を超えるプロはいません。我々を凌ぐプロがいらっしゃれば名乗り出て下さい。名乗り出てくるまではこの分野の帝王を自称しましょう。
今ここで宣言しましょう。もぐらのもぐ気候変動パネルは、この分野の帝王です。
実力で凌ぐ者が現れるまでは自称し続けましょう。
この宣言は自己主張の為ではなく、人類を背負う者として、覚悟を決める為のものです。
【本日のポイント】
複雑な話に思えますが、用語統一して臨むと分かりやすくなります。
組織を跨ぐと用語が異なってしまうので、いつまで経っても理解できずに、首を傾げながら聞き流してしまいがちです。もしも、今回の記事で「なんか分かってきたかも!」と、思っていただけたのならば幸いです。
ハドレー循環および極循環ならびにフェレル循環。
気候における【3大要素】になります。
それをしっかり覚えることが気候変動研究の最初の一歩目です。
しかしCO2温暖化説、CO2気候変動説においてタブーとなる要素なので、
触れる事すらタブーになり始めています。
この大気大循環の変動は、太陽エネルギー放射の変動と連動しているでろうことを、
我々がこれより次々と立証していきます!乞うご期待!
天明年間の真夏の降雪記録に関する資料
・5月中旬より雨繁々降り候て稲長じかね、土用入り候ても北風吹き、暑気これなく、不時の冷気にて不順にござ候、8月17、18日の両朝雪霜降候処も有之
上記文言は、「東北福祉大学研究紀要第34巻の盛岡藩領における天明の飢饉(※)」中に「当五月中旬より雨繁々降候て稲長兼、土用入候ても北風吹、暑気無之、不時冷気二て不順御座候故、田畑不熟出穂相後候上、八月十七日、十八日両朝、雪霜降候場所も有之」の記載があります。ネット検索すると(※)の資料を閲覧できます。
岩手県農業研究センターさんから回答頂いておりました。同センターさんの企画展告知ページで知った情報でした。参考まで。なお、天明3年、天保7年の暖冬記録などは、別の機会に詳述する事とします。
【同じテーマの研究者さんへ】
東北凶冷(ヤマセ)に関する話のゴールが見えてきました。
大正時代に安藤広太郎博士(青森農事試験場)が、太陽黒点と東北凶冷(ヤマセ)の相関性について初めて言及。それ以降は気象庁のお役人さんもそのテーマについて研究していたものです。
ただし・・・・我々もぐらのもぐ気候変動パネルにより、太陽光(日射)量が変動していると、人類初発表するまでは、その事実には誰も気づいておらず、気象庁のお役人さんによる東北凶冷(ヤマセ)と太陽黒点との相関性とは、つまり、太陽風(短波放射など)と、極循環の変動に関する研究だったと言える事になります。
しかし、それだけでは説明できない事が多々あったわけですが、それは、太陽光(日射)量の変動による、特に太平洋におけるハドレー循環の北上(押し上げ)を、一切踏まえていなかった事で、もやもやとし続けてしまう研究になってしまっていたのでしょう。
さらには、太陽風と太陽光の変動には、約55年間の時間差が存在する事も、もぐらのもぐ気候変動パネルが突き止めています。それら二つの要素が合わさって発生すると言っても、まさかの時間差まで存在していたのです・・・・
いずれにしても、もぐらのもぐ気候変動パネルの一連の発表は、東北凶冷(ヤマセ)の発展です。ですから、我々の大先輩は安藤広太郎博士、関豊太郎教授、そして、気象庁OBの皆様という事になりましょう。
東北凶冷(ヤマセ)研究の重要性に、2017年晩秋に着目して今日に至ります。
最初の一歩目を誤らずに済みました。
今こそ、東北凶冷(ヤマセ)研究を!
ジェット気流、大気大循環について分かりやすく解説するよ!
最新記事も併せて読もう♪
要約版その2】猿でも分かる!太陽活動と気候変動のメカニズム♪
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2024-05-13-mogu-riron-youyaku-ver7-the2
ぱぱもぐ教授
それでは、私がプレゼンテーションを担当させて頂きます。
どうぞよろしく御願いいたします。
松田巧気象予報士 気象情報 より抜粋
https://www.cokbee.com/weather/jet.htm
2024年3月11日 高層での気流の様子。
※赤太字は当方による追記
青色の線より内側は【極循環】という要素になります。今年は、3月になっても極循環に入ってしまっている時間が多く、それゆえ寒冷的です。
極循環側が南下している理由は、いくつかあると思いますが、太陽黒点観測数がそれなりに高い時期にあります。太陽から放射されているプラズマが関わっていると思われます。須田瀧雄博士の著書・太陽黒点の予言 地人書館で解説されています。
こちらの図をどうぞ。複雑に思えますが、ポイントは三つです。
【極循環】 【フェレル循環】 【ハドレー循環】 これを覚えましょう。ハドレー循環は赤道から始まっています。
次に、【寒帯前線ジェット気流】 【亜熱帯ジェット気流】 こちらも覚えましょう。
この3プラス2の要素を覚えるだけで、このような話がスイスイ分かるようになるはずです。
そして・・・・【極循環】は寒冷的な気候を齎します。その勢力が今年の3月は南下しています。
抜粋元 サイト名 地理ラボ 詳しすぎる高校地理
ウェブページ名 大気大循環(ハドレー循環・極循環・フェレル循環)
https://alivevulnerable.com/basic/atmospheric-circulation/
こちらのサイトさんのデータを抜粋させて頂きまして、訴訟では原告側が追記して提出していました。
地理ラボさんはウィキペディアなどの図版を元に説明して下さっているので、元々はウィキペディアなどのサイトからのデータになるのでしょう。
再びこちらの図を。
寒帯前線ジェット気流は、高度で言えば約10,000メートルです。
亜熱帯ジェット気流は、高度で言えば約12,000メートルです。
異なる高度の要素が混在している図になります。
以降にて説明しますが・・・上図の注目のポイントは、ブロッキング高気圧が、カムチャツカ半島に付近において発生しています。
亜熱帯ジェット気流側、つまりハドレー循環側は、エルニーニョ現象が発生している年の冬は際立って勢力を増します。2023年秋から際立ったエルニーニョ現象が発生中であり、ハドレー循環側の勢力が強く、2023年12月から2023年2月末頃までは、いわゆる暖冬的な気候でした。
上のデータは3月11日のものですが、太平洋において、海水温が際立って高いゆえ、ハドレー循環が最大限に北上している事を確認出来る事でしょう。それもブロッキング高気圧発生の原因になっています。
今回の記事では詳述しませんが、2023年から2024年は、太陽黒点における周期「サイクル25」におけるピーク付近にある模様です。太陽黒点観測数と相関性がある短波放射量の上昇などは、極循環側を活発化(北半球では南下)させている模様で、フェレル循環は二つの循環に挟まれてしまい、そのような時は、カムチャツカ半島の付近に、避難場所を確保する事になってしまうのでしょう。
そうしてブロッキング高気圧が発生してしまい、東日本や北日本は、春になっても寒冷的な気候を引き摺る事になってしまうのでしょう。
三つの循環の、おしくら饅頭が、気候変動(大気大循環変動)を齎していると言えます。
・
【2024年の4月および5月上旬までの気候は?】
こちらは2013年4月末から5月上旬にかけて、遅霜が発生した時期の【典型例】になります。気象庁公式サイトより抜粋。赤太字は当方による追記。
2024年3月は、大よそこのモデルが発生しています。
2013年4月末~5月上旬は、春を過ぎて初夏に向かってもなお、ブロッキング高気圧が継続し続けていたというわけです。
2024年の、暖冬からの、3月の寒気は、人為的なCO2排出にて気候が壊れたなどという事ではなく、典型的なパターンの再発生と言えます。そもそも人為的なCO2排出にて地球の平均気温が上昇している事実は確認されません※後述
さて。
太平洋の赤道付近の海面水温が高く、極側でも加熱があると、【ブロッキング高気圧】が発生して、この図のように寒気が日本列島に吹き込んできてしまいます。
この図のような事が、2024年にも発生してしまうと、北日本を主にゴールデンウィークの最中に遅霜が発生する事になりましょう。しかし、赤道付近の海面水温の低下や、太陽黒点観測数の減少があると、この状態が継続しないで終わる事でしょう。
【2024年夏まで、ブロッキング高気圧が発生してしまった場合】
つまり、さきほどの【典型例】が夏になっても解消されないままに夏を迎えてしまうと、次のようなことが起こり始めて冷夏になる可能性あります・・・・
抜粋元 日本経済新聞
北・東日本の記録的長雨、犯人は? 2017年8月28日
※赤太字は当方による修正と追記になります。
※組織を跨ぐと用語が異なってしまいややこしいので注意が必要。
※当方は気象庁の用語に合わせて統一してみました。これにて分かりやすくなることかと思います。
基本的には似たような事が起こっているものですが、今夏にブロッキング高気圧が発生したままとならば、久しぶりの大冷夏になる可能性があります。それはブロッキング高気圧の継続が鍵を握っています。
【参考まで】
天明の大飢饉の中の1783年(天明3)
天保の大飢饉の中の1836年(天保7)
明治東北飢饉の中の1905年(明治38)
これらの年は、東北大凶冷年などと呼ばれている大冷夏年です。
この、3例の、大冷夏年の共通点は、暖冬、遅霜、大冷夏という共通点があります。
つまり、ブロッキング高気圧が継続してしまっていた年と推認される条件が揃っている共通点があります。つまり、東北地方を中心とした大冷夏年(異常気象年)は、かなり分かりやすい典型パターンを繰り返しているという事になります。
我が国の異常気象には、典型パターンが存在して繰り返されているという事です。
ただし、繰り返される度に少しずつ典型パターンも変動しているという事です。
さらには・・・・我が国だけでなく北半球全体に典型パターンが存在するという理解におのずと発展します。困った事に過去の時代のほうが気候変動は激しいものです。
天明の大飢饉の中の1783年(天明3)では8月の盛岡(岩手県)にて降雪記録あり。(8月17日、18日)
天保の大飢饉の中の1836年(天保7)では8月の盛岡(岩手県)にて降霜記録あり。
真夏のブロッキング高気圧と、極循環の南下によっては、そんな事すら起こってしまう模様です。
※情報源は末尾にて
こちらは1例 志田郡沿革誌より。なお、同書籍は大変貴重なものであり、復刻版が存在する。こちらは原本よりスキャニング
明治38年、天保7年、天明3年も、ほぼ同様の、典型的な異常気象年だったので、エルニーニョ現象と、ブロッキング高気圧が発生していたと推認される事になります。
記事名 台風6号発生 クジラの尾が上がっていると台風が北上、上がっていないと西進
公開者 饒村曜
公開日 2021/7/18(日)
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7b5bfd3e659a95f0b5b74780e491caf45a868725
際立った猛暑年には、日本列島はクジラさんの尾に包まれる事が分かり始めています。
つまり・・・・養和の飢饉などの干ばつ(日照り)による大飢饉は、この典型モデルが発生していたと推認されます。
我が国の気候変動は、実は、分かりやすい模様です。
CO2気候変動なる話を真顔で妄信していては、何も理解が進みません。
──────────────────────────────────────────────────────
大冷夏は困りますから、ブロッキング高気圧が早々に解除される事を祈りましょう。
つまり現代の気候変動が際立って著しいという事はなく、すくなくとも、我が国においては
過去の時代の気候変動の方が激しいものです。
なお、天明の大飢饉に火山噴火が関わっていたとの説明がありますが、それは誤解と思われます。
なぜなら、そんな単純な話ではありませんし、当時のジェット気流の事も考慮する必要がありますし、なによりも桜島周辺が常に寒冷化していているとの観測データが存在しません。
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2024-03-06-mogu-riron
上記記事にて、具体的に反論する書籍コンテンツを紹介しています。
本日は以上です。ご精読ありがとうございました。
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西暦1920年以降の、地球の平均気温の変動は、太陽光(日射)量の変動が引き起こしている事を突き止めつつあります。つまりCO2人為的温暖化は、やはり、誤解である模様。
その他記事もどうぞよろしくお願いします。なお、我々の存在を当該テーマのプロの皆さんも認知しています。ただしタブーに触れる事なので皆さんご静観なされていらっしゃいます。しかし勇気をもって、誰かが飛び込まねばなりません。
我々は、プロを凌ぎ始めているユニークな研究者として、責任を負ってリードしていくべきだと自負し始めております。
我々はプロを自称しませんが、しかし・・・・我々を超えるプロはいません。我々を凌ぐプロがいらっしゃれば名乗り出て下さい。名乗り出てくるまではこの分野の帝王を自称しましょう。
今ここで宣言しましょう。もぐらのもぐ気候変動パネルは、この分野の帝王です。
実力で凌ぐ者が現れるまでは自称し続けましょう。
この宣言は自己主張の為ではなく、人類を背負う者として、覚悟を決める為のものです。
【本日のポイント】
複雑な話に思えますが、用語統一して臨むと分かりやすくなります。
組織を跨ぐと用語が異なってしまうので、いつまで経っても理解できずに、首を傾げながら聞き流してしまいがちです。もしも、今回の記事で「なんか分かってきたかも!」と、思っていただけたのならば幸いです。
ハドレー循環および極循環ならびにフェレル循環。
気候における【3大要素】になります。
それをしっかり覚えることが気候変動研究の最初の一歩目です。
しかしCO2温暖化説、CO2気候変動説においてタブーとなる要素なので、
触れる事すらタブーになり始めています。
この大気大循環の変動は、太陽エネルギー放射の変動と連動しているでろうことを、
我々がこれより次々と立証していきます!乞うご期待!
天明年間の真夏の降雪記録に関する資料
・5月中旬より雨繁々降り候て稲長じかね、土用入り候ても北風吹き、暑気これなく、不時の冷気にて不順にござ候、8月17、18日の両朝雪霜降候処も有之
上記文言は、「東北福祉大学研究紀要第34巻の盛岡藩領における天明の飢饉(※)」中に「当五月中旬より雨繁々降候て稲長兼、土用入候ても北風吹、暑気無之、不時冷気二て不順御座候故、田畑不熟出穂相後候上、八月十七日、十八日両朝、雪霜降候場所も有之」の記載があります。ネット検索すると(※)の資料を閲覧できます。
岩手県農業研究センターさんから回答頂いておりました。同センターさんの企画展告知ページで知った情報でした。参考まで。なお、天明3年、天保7年の暖冬記録などは、別の機会に詳述する事とします。
【同じテーマの研究者さんへ】
東北凶冷(ヤマセ)に関する話のゴールが見えてきました。
大正時代に安藤広太郎博士(青森農事試験場)が、太陽黒点と東北凶冷(ヤマセ)の相関性について初めて言及。それ以降は気象庁のお役人さんもそのテーマについて研究していたものです。
ただし・・・・我々もぐらのもぐ気候変動パネルにより、太陽光(日射)量が変動していると、人類初発表するまでは、その事実には誰も気づいておらず、気象庁のお役人さんによる東北凶冷(ヤマセ)と太陽黒点との相関性とは、つまり、太陽風(短波放射など)と、極循環の変動に関する研究だったと言える事になります。
しかし、それだけでは説明できない事が多々あったわけですが、それは、太陽光(日射)量の変動による、特に太平洋におけるハドレー循環の北上(押し上げ)を、一切踏まえていなかった事で、もやもやとし続けてしまう研究になってしまっていたのでしょう。
さらには、太陽風と太陽光の変動には、約55年間の時間差が存在する事も、もぐらのもぐ気候変動パネルが突き止めています。それら二つの要素が合わさって発生すると言っても、まさかの時間差まで存在していたのです・・・・
いずれにしても、もぐらのもぐ気候変動パネルの一連の発表は、東北凶冷(ヤマセ)の発展です。ですから、我々の大先輩は安藤広太郎博士、関豊太郎教授、そして、気象庁OBの皆様という事になりましょう。
東北凶冷(ヤマセ)研究の重要性に、2017年晩秋に着目して今日に至ります。
最初の一歩目を誤らずに済みました。
今こそ、東北凶冷(ヤマセ)研究を!
2024-03-14 04:22
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