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ここだけ昭和12年 [いろんな系]




オマケ

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現代の温暖化なる現象の主因について


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太陽風(プラズマ)に対して・・・・太陽光の上昇が約60年遅れていた模様です。
詳しくは上図をどうぞ♪

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西暦1937年。昭和12年10月12日から27日までの朝日新聞の広告や記事を掲載していきます。

【他の記事の宣伝】
このページにアクセスしたYOUはきっと明治大正昭和時代が好きなはず。
実はですね・・・・当ぶろぐにて、明治時代から続いていた『とある研究』を復活させ、110年の時を越えておおよその真相解明に成功しました。
https://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/2017-11-21
現在地球寒冷化そして地球温暖化が指摘されていますがそのどちらも嘘なのです。あの童話作家・詩人の『宮沢賢治』先生も研究していたテーマなのです。あらたな日本史像も浮かび上がる壮大な記事となりました。めちゃくちゃ面白いはずなので是非読んでね!なんと2年半くらいも掛けて執筆しました。は~長かった。


さて本題。

僕が、古い旅行カバンを買った時に、当時の新聞が残されていました。(2003年頃に購入)
その古い旅行カバンは、日本郵船のステッカーが貼ってあったりするのですが、船や列車を利用し、朝鮮、満州、フランス、ニューヨークを通過し世界一周旅行をした形跡があります。

さて、その残されていた当時の朝日新聞。気になった広告などをスキャンしてみました。

当時の朝日新聞は戦争推進派というのは有名な話ですが、時代の空気とは言え、積極的に扇動していた罪ってそれなりにあるでしょう‥‥という事なのですが、今回はそういう話は無しでいきます。

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グリコの広告です。慰問袋に・・・行軍に突撃に 元気の素

激しい跳弾の中に命を厭わず突撃するエナジーのために、前線にいる兵隊さんへの慰問袋にグリコをどうぞ、と、現代人からすればショッキングなフレーズで広告されております。(うちのじいちゃんも突撃して死んだのかなー。涙出てきた。太平洋戦争で唯一の市街地戦車戦で戦死しました)

ちなみに当時のグリコのオマケですが、戦前戦中のオマケは戦争色が色濃いものでした。ヤフオクでたびたび出品されておりますが、大砲や戦艦、戦車、肉弾三勇士の像など。国を挙げて戦争をしていた時代ですからね。

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肉弾三勇士の美化は日本国民らしい感情がベースになっておりますが、人権問題に鈍感といえます。後の神風特別攻撃隊や、戦後の社畜問題に繋がっていったのは間違いありません。

ディスカバリーチャンネルの日本を研究する特集で、日本は、武士道の思想を、戦中は軍が利用し、戦後には企業が利用し、海外の方にすると人権軽視と捉える“武士道”ですが、その思想を巧みに用いて国民を動かしてきたのだろうと推察しておりました。ふむふむ。

命を捧げて突っ込んでこい!と命令する人物に、アホか!人財は国の宝や!簡単に生まれて簡単に育てられる訳ないやろ!この単細胞!戦争とは途中経過の段階だ。そこで力尽きてどないする!戦後こそ本番やで!と叱りつける国民性があれば、神風特別攻撃隊は評価されませんし、生まれなかった訳ですね。

それはマジキチやがな!と突っ込める国民性を育みましょう。と、ディスカバリーチャンネルは言いたかったのかな。その番組を全て視聴できていないので、いまだに気になっております。


話は戻ります。さて、古い新聞の広告の話だ。


テレビアン。認定ラヂオ。認定って何の認定?

当時価格で34円。かなり高価な製品だったはず。
昭和12年当時の公務員の初任給が75円。ネット検索するといまだに現役で作動させているマニアな方がいらっしゃるようです。

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戦勝ニュースを聴け!との事ですが、昭和20年8月15日に、このテレビアンで「敵ハ新二残虐ナル爆弾ヲ使用シテ」「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」との玉音放送を聞いた方がいらっしゃったのでしょう。皮肉なものです。

当時の政治家ら主導部にすれば、戦争とは仕事です。給料もらってやってたのです。しかし、完敗させてしまったと。すなわち無能です。多くの貴重な人財も失いました。あの大戦で亡くなった方の中に、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブスを上回る天才がいたであろうと思うのです。

戦争で人財を失う事が、いかに痛手だった事か。

いや・・・・過去系ではないですよね。進行形の話だ。
現在でも人財の無駄な消耗があたりまえのようになっていますよね。

ブラック企業で貴重な人財が酷使され潰される事がどれだけ痛手な事か。

人財は国の宝ですよ。それを自分の会社の利益の為にポンポンと使いす捨てる事に対し、政府が激怒しないほうがおかしいですよ。(なんだか社会派な記事になってるな)人命軽視、人権軽視すれば、そりゃ、利益は上がります。そういう事に手を染めて大きくなった会社を持ち上げるのはどうかな?そういう洗脳に気づかないと。

実は、現代でも神風特別攻撃隊的なことが行われていると気づかないと。


次。

アヲハタ。現在でもそのまま使えそうな雰囲気。

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次。

何だろう・・・・風俗資料?変態という言葉が・・・・??
旧地名になりますが、江戸川区逆井(さかさい)一丁目に、風俗資料刊行會なる会社があったようです。

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次。

クラウン印のおでん缶。現在は販売されていないようです。

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次の画像は広告ではなく記事からのもの。

日本、ナチスドイツ、イタリアの旗。秋元康さんプロデュースのアイドルがナチス風制服でやらかしていましたが、当時は同盟国。これは銀座8丁目の様子だそうです。

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日独伊(にほん・ドイツ・イタリア)防共協定の締結(ていけつ)から1年を記念した催し。日本は1933年に国際連盟を脱退した訳ですが、各国の思惑があり、防共協定の締結となりました。

日本の街にはハーケンクロイツが似合いませんね。なんか浮いてる。

あらためて思う。なんと戦闘的なマーク。そもそもナチスドイツ軍は軍隊界のビジュアル系。インパクトが強い。だから、能天気なデザイナーさんがマネっこして炎上してしまうのでしょう。

秋元康さんの言い訳は、俺っち知らなかったよーん、という事でした。(んなわけない)

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あの事件がその後どう決着したのか分かりませんが、ユダヤ側もどうなんでしょうか。そのような事が起こる前に、メディアに対してユダヤ側の望む配慮マニュアル的なものを制作し配布し、未然に防ぐ活動こそ求められるのでは。動画にしてYouTubeにアップしておけばコストは最小限で済むわけだし。
起こるべき事を想定し、それを未然に防ぐことって仕事の基本。

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何がアウトなのか?なぜアウトなのか?明確な線引きをしておけば良いでしょう。例えば、ブルース・ブラザースでのああいう表現はなぜオッケーなのか?某アイドルのコスチュームではなぜアウトなのか?明確に線引きをしておくべき。(ブルース・ブラザースのあの表現をOKにするのであれば、ある意味ナチズムと同じ事をしているとも言える訳ですよね。同性愛者への差別という意味で。あの映画好きだけど)

突然カッカと怒り始めるってスマートじゃない。示威行動ですか?と言う人も現れちゃいます。ここは一つ、しなやかに協力を求めてはどうかと。

次。

養命酒。なるほど。養命酒とは、体調が悪くなってから飲むのではなく、日頃から飲んで体を強くしておこう、という飲み物だったのですね。

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壮眼水。骨董市などでこの目薬の空き瓶を見かけます。ヨクキク。

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森永ミルクチョコレート。ふつうですね。

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次。

昭和12年10月27日の朝日新聞。埼玉県にて大事件発生の報。

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東武東上線の小川町付近にて、電車内に野鳥が侵入。随分ノンビリした事件。ほのぼの事件です。よし。ネット界に、このほのぼの事件をテキスト化してアップしておこう。

窓ガラス破り電車に乗る山鳥 けさ東上線で騒ぎ
東上線小川町駅を昭和12年10月26日午前五時四十七分始発の電車が武州松山駅に向かう途中菅谷村の山中で電車の燈火に迷って一羽の雄山鳥が窓ガラスを突き破って車内に飛び込んだので車内では大騒ぎ、運転手小林文雄君がやっと手獲りにした

運転手の小林文雄さん、ご健在でしょうか。子孫の方がいらっしゃるかもしれませんね。

次。

味の素の広告。小さな文字ですが、宮内庁御用達との文言あり。なんと!天皇陛下のお食事にも使われていたのでしょう。

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次。

ノーシンの痛み止め。キャッチフレーズがスゴ過ぎ。

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次。

舞台の広告。悦っちゃんの千人針。検索すると曲が聴けると思います。当時は現代に比較し娯楽が少なく、舞台が盛んだったようです。多くの舞台が公開されていたようです。広告が多いです。

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次。

この画像は、どうやらインターネットの世界で初めて公開されるもののようです。検索しても全くヒットしません。

ラヂウム製薬 フロービン錠

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運動、旅行、勉学、執務時などの疲労回復、神経衰弱、船酔いなどに著効あり。との事。

著効(ちょこう)とは、いちじるしく効くという訳ですが、あの薬の広告に似ています・・・・・

戦前戦後の文化に詳しい方なら察しがつく事でしょう。おそらく・・・・ヒロポン的な薬でしょう。

戦前から戦後の数年間は、ヒロポンすなわち、覚せい剤が薬局で販売されていたことは有名な話です。ヒロポンは、現代でいう覚せい剤の成分と全く同じもの。メタンフェタミンです。日本人の科学者が発見した成分で、当初は元気回復薬として宣伝され販売されていたことも有名な話ですね。フロービン錠の中身はヒロポンと同成分であると広告のフレーズから推察されます。

著効といえば、そりゃ著効かもしれませんね。正確には、疲労回復したと錯覚させるだけ。脳を極端に暴走させて回復したような気持にさせるだけ。しかも暴走させ過ぎるので、脳の細胞が壊れてしまい、頭がパッパラパーになってしまうわけです。

メーカーは、販売開始直後は著しい常習性があること、酷い後遺症が残ると分かっていなかったのでしょう。

常習者、後遺症が社会問題となり、戦後に覚せい剤取締法が成立し、所持及び服用すると逮捕されるようになったのでした。今思えば大変危険な時代でした。最近では歌手のアスカさんが逮捕されておりましたが、アスカさんのあの妄想とかヤバいですよね。ギフハブという組織に盗聴されているとか、モンハンに自分の声が使われているとか・・・・・。あちゃー。人間やめますか?という衝撃的なCMがありましたが、アスカさん人間やめる気なのかなあ。

北野たけしさんが、ヒロポンをたびたびネタにしていますが、かなり危険なものだったのです。

こちらのフロービン錠を販売するラヂウム製薬は戦中に某大手製薬会社に吸収されたとの事です。

ちなみに僕はタバコすら一度も吸ったことがないくらい、こういうものが嫌いです。

I HATE DRUG.

次。

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僕は国産大好きです。最近では盆栽の鋏を揃えましたが国産だけで揃えています。かつ、職人さんの完全手作り品のもの。それはなぜか?やはり、切れが良いから。

※気が向いたら更新していきます。



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