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所沢市航空公園の侵略的外来樹木の件 [まじめな話系]

トウネズミモチ(唐鼠黐)という木があります。

中華人民共和国原産です。

国立環境研究所のデータベースでは、いわゆる侵略的外来樹木として扱われています。備考として外来生物法で要注意外来生物に指定されています。


ヒトに対しては特に害がありませんが、日本古来の木に対し、生命力が圧倒的に上回り、急速に増えているそうです。というか、実際に増えています。そして日本古来の木の繁殖の脅威となっております。魚で言えばブラックバスやブルーギルのような存在です。

葉が特長的であり判別が容易です。

国立環境研究所データベースリンク。トウネズミモチについて
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81050.html

愛知県では放逐禁止との条例があるとの事。

現在画像を編集中ですが、埼玉県所沢市の航空公園にて、そのトウネズミモチが異常繁殖しております。

トウネズミモチとのネームプレートがついた個体があり、むしろ保護している状況です。
所沢市が危機意識を持たれているのか?これから確認に動きたいと思いますが、航空公園を中心に、武蔵野台地にどんどんと広がっていく恐れがあります。
広い園内の各所に、相当な数のトウネズミモチが繁殖しております。どこにでも生えています。本当にすごい生命力です。

このページを丁寧に編集したら、所沢市に問い合わせしてみようと思っております。

航空公園は繁殖地になっております。トウネズミモチの害を広める拠点となってしまっております。
今後地方は財政難気味に事が進んでいくわけで、駆除できない自治体にまで及べばトウネズミモチだらけの森や空き地になる?しかし厄介な木ですね。


★上記データベースより
法的扱い 公表移入種(愛知県では放逐禁止。自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例)
防除方法 植栽に利用しない。実生、稚樹の抜き取り。伐採


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