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太陽活動関連の用語を再考すべき?の巻 [太陽活動低下問題]

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『ぱぱもぐ』

みなさんこんにちは。

太陽活動関連記事を楽しみにして下さっているアクセス者さんが300人程度いらっしゃるはずとの報告がありました。という訳で定期的に関連記事を公開していこうと思っております。
(検索で新規に来訪して下さる方とは別に常連さんとして)

今回は・・・・シューペラー極小期、マウンダー極小期、ダルトン極小期、などの『極小期』という用語が適切なのか?考えてみたいと思います。

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↑↑↑放射性炭素14による過去の太陽活動の様子

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出典元・テレビ東京WWB
↑↑↑
太陽黒点月別観測数グラフ

 マウンダー極小期は数十年に渡って黒点観測数の目に見えた上昇が起こらなかった期間です。その期間を『極小期』と呼ぶ事は適切なのでしょうか?

 そもそも、サイクルとサイクルの切り替わり時となる『極小期』という言葉があります。起きている事象は違うものなのに同じ用語が用いられている・・・・常識的に考えてそのような意味でも不適切です。そのような状況で同じ用語を用いるのは避けるべきでしょう。

 例えば・・・・『マウンダー無黒点期』に変更すると、起きていた事を想像し易く、かつ、サイクルとサイクルの切り替わり時に起こる『極小期』と差別化できます。

 ダルトン極小期に関しては目に見えたピークがありますから尚更の事『極小期』との言葉が不適切な印象を持ってしまいます。
 例えば・・・・『ダルトン不活発期』に変更すると、起きていた事を想像し易くなるでしょう。

 トヨタ自動車さんやニンテンドーさんパナソニックさんのような、『極めて当たり前で基本的な事』をとても大切にする企業さんであれば、用語についてよく検討して下さっているものです。
 もしもその3社さんが太陽活動関連の用語を再考したとしたら今回のような指摘やカイゼンをしてくることだと思います。

 用語がよく検討されていないと分かり辛くなります。すると研究などの効率が落ちる事が考えられます。今回指摘した用語の再考を行えば格段に伝わりやすくなる事でしょう。伝わり易さは効率が向上します。すなわち現状の用語は効率を落としてしまっているとも言えます。
 例えば社会の中でより多くの方が理解して下さっている事はとても大切な事です。そのようなものが低下してしまう事が常識的に考えられます。そもそも十分な検討がなされた形跡を感じません。そのような仕事はちびっ子達の教育に役立つものとは思えません。

太陽活動に関する研究がより進んでいく事を願いこんな記事を公開させて頂きます。

伝わってこそ言葉。伝わらない言葉は言葉ではありません。
伝わってこそ研究。伝わらない研究は研究ではありません。
極めて当たり前な事です。

自分さえ理解できれば良い。とか、世間が分かってくれる。
そう考えてしまう事は独善的と言えます。
しかしそんな考え方で考案された用語が散見されます。

ぜひ客観目線を踏まえカイゼンしたいものです。


厳しい指摘となってしまいますが、よりよい研究の為にここでしっかりと、一度だけ、ハッキリと言葉にしておきます。



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※クリックもしくはタップで拡大表示

我々が提唱する『大太陽活動期』においては、『ダルトン不活発期』の前に発生した『○○○異常活発期』という用語が必要になろうかと思います。もしも上図版のように異常活発が原因でダルトン不活発期が発生したのであれば、異常活発期という概念が生まれる事になります。
※ダルトン失速期でも分かりやすいかもしれません。
この図版を根拠にするなればマウンダー期間は西暦1723年頃まで続いていたとの解釈になります。

そして

この事実を突き詰めていくと熱核融合の謎に迫る鍵となるかもしれません。


今回は以上です。


 
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