小学生から大人まで分かり易い。福島原発の解説のはなし⇒子供向けパンフより [やくだつ系のじょうほう]
東電にて、子供から大人向けに、分かり易く解説された、無料配布のパンフが存在していました。今は絶版のようです。
現地見学ツアー時にもらっていた物です。東電公式サイトでPDFリリースされていません。
しかし、非常に分かり易いので、ここで公開しておきます。あの世界一難解かつ不明朗な会見でこの
図をそのままパワーポイントに貼り、プロジェクターで解説すれば分かり易かったのに。
非常に公益性が高いと考えますので、東電に一報は入れてありますので公開します。
ただいま、スキャナーの調子が悪いのでデジカメ撮影で少々の画像処理をして、まずは公開しておきます。
「みつめてほしい げんしりょくはつでん」のページから重要ページを抜粋しておきます。
全26ページ
表紙の題字が平仮名である通り、非常に平易な表現のパンフです。
2010.01発行(もらったのは2010.09)
※画像をクリックすると拡大表示されます。
ページ3~4「原子力発電のしくみ」
会見で用いられている図や、各メディアの解説図より、より平易で分かり易いですね。
あの四角い建屋の中に、このように炉が収まっているのかと分かります。
この図と、原子炉3号機の現況写真を比較すると、果たして、使用済み燃料プールが存在するのかどうか・・・。
要はこういう事。あの場所にどのように設置されているのか? 一目瞭然。
ページ21の図版から抜粋 「五重の壁」
放射性物質を閉じ込めている五重の壁とは、メディアで散々紹介されていますが、最もわかりやすい
図ではないでしょうか?この図をもとに、保安委員や東電の会見を聞くと、ああ、なるほどと理解が得易いです。そして、現在の状況が非常に深刻であることが分かります。いくつもの五重の壁が破損している状態です。
ページ6~7より。燃料棒の解説図版
燃料棒というのはよく聞く単語です。この図を見ると、燃料棒にペレットを詰めて、燃料棒を
集めたのが燃料集合体である。というのが分かります。なるほど。
このパンフ内のクマさんの解説だと、この小さなペレット1個で一般家庭の約8ヶ月~9ヶ月分(約2500kw)の電気をつくれるんだって(原文ママ)
ペレットが350個入った燃料棒を約70~80本集めた燃料集合体が数百本ほど、
原子炉3号機の建屋が吹き飛んだと同時に、周囲に吹き飛んでいるという情報もあります。
ページ11「タービン・発電機」
タービンもまた、よく聞く単語です。実はかなり大きなものなのですね・・・・。クルマのターボのタービンの比ではない大きさです。※人間の大きさの注釈を足しました。
ページ19「身の回りの放射線」
ミリシーベルト、マイクロシーベルト・・・会見毎に使う単位がバラバラで、脳内変換が大変ですが、
この図は【ミリシーベルトで統一】されています。わかり易いです。
枝野官房長官が鶴の一声で「今後、国内での会見、メディアでの単位はミリシーベルトで統一。国民に分かり易くするために協力しなさい」と発言すれば、済んじゃう話なのですけどね・・・。
基本が出来てる企業の広報部の方にアドバイスをもらいながら会見をすれば、
簡単に、分かり易い会見へとカイゼンされると思ったりします。
現在編集中。時間が許す限りアップしていく予定です。他にも、分かり易い図版が豊富です。
このパンフ名「みつめてほしいげんしりょくはつでん」のワード検索をすると、1件しか表示されません・・・。知名度が激しく低いようです。これをもらった時を思い返せば、多くの参加者の中で、もらっていたのは僕だけでしたし、あまり世に出回っていないかもしれません。東電の社員ですら存在を忘れているのかも・・・。こんなに分かり易いものを有効利用できていない、あのような会見が悔やまれますね。
現地見学ツアー時にもらっていた物です。東電公式サイトでPDFリリースされていません。
しかし、非常に分かり易いので、ここで公開しておきます。あの世界一難解かつ不明朗な会見でこの
図をそのままパワーポイントに貼り、プロジェクターで解説すれば分かり易かったのに。
非常に公益性が高いと考えますので、東電に一報は入れてありますので公開します。
ただいま、スキャナーの調子が悪いのでデジカメ撮影で少々の画像処理をして、まずは公開しておきます。
「みつめてほしい げんしりょくはつでん」のページから重要ページを抜粋しておきます。
全26ページ
表紙の題字が平仮名である通り、非常に平易な表現のパンフです。
2010.01発行(もらったのは2010.09)
※画像をクリックすると拡大表示されます。
ページ3~4「原子力発電のしくみ」
会見で用いられている図や、各メディアの解説図より、より平易で分かり易いですね。
あの四角い建屋の中に、このように炉が収まっているのかと分かります。
この図と、原子炉3号機の現況写真を比較すると、果たして、使用済み燃料プールが存在するのかどうか・・・。
要はこういう事。あの場所にどのように設置されているのか? 一目瞭然。
ページ21の図版から抜粋 「五重の壁」
放射性物質を閉じ込めている五重の壁とは、メディアで散々紹介されていますが、最もわかりやすい
図ではないでしょうか?この図をもとに、保安委員や東電の会見を聞くと、ああ、なるほどと理解が得易いです。そして、現在の状況が非常に深刻であることが分かります。いくつもの五重の壁が破損している状態です。
ページ6~7より。燃料棒の解説図版
燃料棒というのはよく聞く単語です。この図を見ると、燃料棒にペレットを詰めて、燃料棒を
集めたのが燃料集合体である。というのが分かります。なるほど。
このパンフ内のクマさんの解説だと、この小さなペレット1個で一般家庭の約8ヶ月~9ヶ月分(約2500kw)の電気をつくれるんだって(原文ママ)
ペレットが350個入った燃料棒を約70~80本集めた燃料集合体が数百本ほど、
原子炉3号機の建屋が吹き飛んだと同時に、周囲に吹き飛んでいるという情報もあります。
ページ11「タービン・発電機」
タービンもまた、よく聞く単語です。実はかなり大きなものなのですね・・・・。クルマのターボのタービンの比ではない大きさです。※人間の大きさの注釈を足しました。
ページ19「身の回りの放射線」
ミリシーベルト、マイクロシーベルト・・・会見毎に使う単位がバラバラで、脳内変換が大変ですが、
この図は【ミリシーベルトで統一】されています。わかり易いです。
枝野官房長官が鶴の一声で「今後、国内での会見、メディアでの単位はミリシーベルトで統一。国民に分かり易くするために協力しなさい」と発言すれば、済んじゃう話なのですけどね・・・。
基本が出来てる企業の広報部の方にアドバイスをもらいながら会見をすれば、
簡単に、分かり易い会見へとカイゼンされると思ったりします。
現在編集中。時間が許す限りアップしていく予定です。他にも、分かり易い図版が豊富です。
このパンフ名「みつめてほしいげんしりょくはつでん」のワード検索をすると、1件しか表示されません・・・。知名度が激しく低いようです。これをもらった時を思い返せば、多くの参加者の中で、もらっていたのは僕だけでしたし、あまり世に出回っていないかもしれません。東電の社員ですら存在を忘れているのかも・・・。こんなに分かり易いものを有効利用できていない、あのような会見が悔やまれますね。