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【エピソード3】太陽活動120年周期と偏西風蛇行・つづき の つづき [太陽活動低下問題]

※すみませ~ん!
兎にも角にも最新の分析結果を聞いてくださいな♪

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NASA関連サイトより。地球の平均気温変動データ。20世紀以降の値は盛られている印象ですが、まあ、そんな事はこの際おいておきましょう。

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太陽風(プラズマ)変動データを重ねてみました・・・・なんと! つまり太陽風と太陽光は時間差が存在したようです。18世紀以降では約60年間の時間差が確認されます。専門機関は様々な事を頓珍漢に理解し合っていたのでこんなシンプルな事実に気付けなかったのでしょう・・・・あ~ららw

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こちらは気象庁公式サイトより。太陽光に関する値が世界各地で上昇傾向にあります。CO2地球温暖化説では太陽光の上昇をCO2が招いていると真顔で言うもので・・・・・ええ~っw

といわけで、以降の内容はもうかなり古いものです。
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2022-09-14-god-given-talent
↑↑↑↑
上のリンク記事に移動すると良いでしょう。


───────────────────────────────────────────────────
https://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/taiyou-katsudou-episode-2
このページは上記リンクの続きになります

※このページから来訪されてしまった方は下記リンクからお目通し下さい。
https://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/2017-11-21
※上記リンクの最新の内容に追いついていない状態です。
※最新の理解を踏まえたリライト予定です。現時点ではこのエピソード3はさほど意味がありません。


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『謎のライダー』


今日の最後に・・・・もう一つ教えてくれ・・・・『マウンダー極小期』について・・・・
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西暦1600年頃から黒点観測の歴史があると教わった。そして、観測が始まってすぐに黒点が極端に現れない時代『マウンダー極小期』が約70年訪れたという・・・・。

『マウンダー極小期』はメディアなどでは『ミニ氷河期』と呼ばれている。

次のサイクル25以降はミニ氷河期に突入するという指摘もある。

 この期間は人類激減の危機があったと聞く。和製インディージョーンズと呼ばれる某教授が民法の番組でマウンダー極小期やミニ氷河期について不安を覚えざるを得ないような解説をしていた。氷河期到来と人類の危機を唱える第一人者といえる著名な教授だ。まさかまともに事前調査していないなどないだろう。当然に確たる根拠があるから自信を持って民法の番組などで訴えていると思うが・・・・長期的な経済や出生率など世界のビジネスや文化活動に関わる大きなテーマだ。確たる証拠もなく危機を煽るなど悪影響でしかない。情報テロリストと言われかねない。だからこそ某教授はベストを尽くした調査とデータを踏まえて発言しているはずだ。某教授は確たる根拠を前提に発言しているはずだ。するとマウンダー極小期はいわゆる『地球寒冷化』が起こっていたはずだと俺はそう信じているが・・・・

こんなネット記事もあったな
「ミニ氷河期とはいえ、本格化すれば北海道まで氷河が押し寄せ、アメリカは五大湖まで氷に覆われる。欧州も壊滅的です。穀倉地帯の大部分で収穫が不可能になり、食糧危機は必至です」(×××研究所・××××主任研究員)
引用元https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_488511/

実際はどんな事が起こっていたのか?アクセス者さんも関心が高いトピックスのはず。



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『ぱぱもぐ』

それでは画面の向こうの皆さんも、一緒に『マウンダー極小期』を探りましょうか。
宮城県公式サイトにて公開されている、過去千年以上の災害記録集です。
『マウンダー極小期』の頃の日本かつ宮城県の様子を一緒に探りましょう。

☆宮城県公式サイト:宮城県災害年表
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/299929.pdf

PC環境、タブレット環境でアクセスし直てください。そして、そちらのPDFを開きながら一緒に『マウンダー極小期』の頃に、酷い地球寒冷化が起き、人類激減するかのような状況にあったのか?宮城県の公式サイトの情報で一緒に調べましょう。

PDFを開きましたか?
※注意点・大変貴重な資料ですが、東北地方の気候や宮城県の気候に関して全て網羅されている訳ではありません。本格調査となるとその他情報などを突き合わせる必要があります。

一般的に、西暦1640年頃から、西暦1715年頃までが『マウンダー極小期』とされています。その期間において大異変レベルの地球寒冷化が起きていれば『日本全国数十年以上気候寒冷、凶作連続数十年以上』そんな表現で寒冷傾向が常態化した様子が明かに残っているはずです。ところがありません。

元禄年間の気候冷陰という表記は『やませ』でしょう。しかも続いて数年です。『やませ』を除けば寒冷的になった年が無いような?むしろ人が亡くなるほどの猛暑も起きています。『甚暑人死:西暦1680年』

それに・・・何度も繰り返していますが、国連関連組織『IPCC』のサーベイ(調査)によるとマウンダー極小期頃の地球平均温度の低下は1℃未満との発表がありその数値は有名です。

それよりも・・・・そちらのPDFにて、西暦1780年代、西暦1830年代を見てください。『天明の飢饉』、『天保の飢饉』の方が、圧倒的に凄まじい状況になっています。(明治期の天明系偏西風蛇行期の再来を確認してみると良いでしょう)

むしろ『マウンダー極小期』は不思議な事が起きており・・・・・『天明系偏西風蛇行期』の120年前といえば・・・・西暦1662年~西暦1668年です。『マウンダー極小期』の最中です。

しかしその期間は・・・・・平穏な時期と言えます。※1年ほど『やませ』と思わしき記録があります。

『マウンダー極小期』は特殊過ぎて分からない事が多いのですが、あくまでも常識的な範囲で想像すれば、ベタ凪(べたなぎ)のような太陽活動の変動時は『天明系偏西風蛇行期』が発動しないのか?(逆に考えれば太陽活動が活発的な変動が大きい時ほど偏西風の蛇行がより大きくなる?)
 すくなくとも『マウンダー極小期』の最中に『天明系偏西風蛇行期』が発動していなかったように思えますし、非典型期であるマウンダー極小期は、人類絶滅の危機だったとはそのような意味からも言えない』とは言えるでしょう。
 我々の説からするとマウンダー極小期とは大気環流の変動が滞ってしまうのかな?と思われます。そして海外の状況は分かりませんが、少なくとも東北地方においては決して悪い状況ではなかったのだと思われます。もしもマウンダー極小期が300年以上続いていたら大気環流の大変動が起こらず『天明の飢饉』などは発生しなかったかもしれません。※ただし弊害もあるでしょうから先入観を持たないでいただきたい

皆さんも、この記録から地球寒冷化なる寒冷傾向が常態化した世界をイメージできないはずだと思います。史実では『お蔭参り』を始めとする各地のお祭りは基本的には行われていました。普通に生活や文化活動が行われていた記録が残っています。

ミニ氷河期が到来すると人類のピンチだ。そんな説を吹聴する方々がいらっしゃいますが、マウンダー極小期は小氷期の最もたる期間です。そのマウンダー極小期に記録に残るような寒冷傾向が常態化した様子が残っていないのは不思議な話です。ミニ氷河期は人類激減のピンチだったはずです・・・・。どうして記録に残っていないのか?首を傾げてしまいます。あからさまに残っているはずです。
 誰かの嘘を鵜呑みにして下調べをしないで吹聴しているのではないでしょうか?黒点観測数の増減による気温の変化はさほどでもないという件は、少なくとも日本列島では事実であり、太陽活動の変動で発生する大気還流の大きな変動こそが史実に残る大きな飢饉の原因なのでしょう。

あの時代のような大飢饉が起こる事は常識的に考えてもう無いでしょう。『天明の飢饉』などは発展途上の人間側の事情も複合した極端な出来事でした。
 ですから『天明系偏西風蛇行期』が再来するとは言っても、油断してはなりませんが、かといって必要以上に恐れる必要はありません。そして、マウンダー極小期が再来するとしても同じはずです。
※稲などの品種改良を成し遂げた方々にあらためて感謝。

三重大学水越名誉教授(近世の気候に詳しい)がテレビ東京のワールドワイドビジネスの企画において『マウンダー極小期の中の西暦1651年~西暦1700年は梅雨明けが早い印象。平均では3日ほど早い。干ばつ?』とコメントがありました。マウンダー極小期は地球寒冷化するとの一元的な世界を想像しがちですが実態はそうではなさそうです。水越教授の資料の中にその期間に寒冷傾向が常態化していた記録はなく困惑している様子でした。そんな時代があれば歴史学者さん達から指摘があるはずです。※補足コーナーにて動画あり
 冷静に考えてみると、ミニ氷河期に人類のピンチがあったと唱えているのは歴史学者さんではなく太陽や宇宙に関する研究をしている一部学者さんです。自分の研究結果のごく一部からそのような世界を想像してしまいがちなのかもしれません。史実の出来事との整合性は必須のこと。それを怠ってしまっているのだと推察されます。
(ダルトン極小期は江戸で降雪が多かったのは事実ですが無黒点というほどではありません。暴発後の反動期と考えると、それによる影響の可能性を疑ってもよいかもしれません)

★この問題について研究を進める方へ★
学術書出版の朝倉書店さん公式サイト(https://www.asakura.co.jp/)にてダウンロード
書籍名「気候変動の辞典・気候変動・気候災害に関する年表:西暦600年から西暦2017年までの全データ」PDF
※利用のルールは朝倉書店さん公式サイトにて
https://www.asakura.co.jp/G_27_2.php?id=297
こちらも大変貴重なデータとなっております。今回テーマの東北の気候以外の情報も豊富です。『やませ』については特に区分けられていないのでその点ご留意下さい。
 偏西風蛇行からの天候不順の記録が散見されます。安定した気候が続いていた時代など存在しません。常に猛暑や冷夏、厳冬や暖冬が繰り返されています。気候は常に一定でなければならないという考え方が誤っているのかもしれません。
★おススメ情報コーナーおわり★

★ポイント★
西暦2018年にノーベル賞を受賞した本庶氏「ネイチャー誌、サイエンス誌の9割がその後消える。常識を疑う大切さを」
※科学誌だから本当だ、有名な話だから本当だ、と鵜呑みしてはイケません。
★ポイント終わり★



マウンダー極小期についてはここまでにしておきましょう。



ご好評のようなのでいくつか解説を追加させて頂きましょう。

では・・・・偏西風と大気還流について。ここでこの件を解説させて頂くのがベストでしょう。

下の図が分かりやすいと思います。ただし・・・・『正村史朗』氏の著作『巨大地震はいつ?』から引用しております。氏の主張は全てを鵜呑みにできませんが・・・・この解説は素晴らしいと思います。
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↑↑↑↑大気還流モデルイメージ図(描画・正村史朗氏)です。この大気還流に120年周期の典型パターンが存在する、という事になるのでしょう。(当然に偏西風は大気還流です)
 『天明の飢饉』『天保の飢饉』そしてそれらの再来時は『やませ』発生以外の年も寒冷傾向になっていましたが、このようなイメージ(図版は意図的に極端に表現されていますが)で北方の寒冷な気候が覆いかぶさってきてしまうのかもしれません。
 『天明の飢饉』においては二年目となる西暦1783年は異常なほどの暖冬から1年が始まり、強烈な『やませ』に続きました。この図を基にその史実の出来事を考察すると、西暦1783年はたった数か月の間に大気還流の大きな変化があったのでしょう。(もしくは想像よりも少しの蛇行のズレで冷夏か猛暑か分かれるのかもしれませんね・記録に残るような猛暑や暖冬等も大気還流の変動から生まれていると思われます)


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↑↑↑
こちらはさきほど『かえるさん』が紹介済みですがあらためて。西暦1900年からの大太陽活動期の『やませ』発生の概括ですが、この図版の中には11の極小期がありそのうち9の極小期付近で『やませ』すなわち『偏西風蛇行』が起きていた事が分かります。(サイクル24はまだ終了していないのでそれは含まず)
 西暦1980年代~90年代は極大期でも『やませ』が連続しています。冷夏が多かった時代と言われています。(この時期の120年前は江戸時代末期の天候不順期であり大暴動に繋がり倒幕への勢いを増していました)
 ここまであからさまに極小期付近にて偏西風蛇行が起きているのにこの問題の理解が西暦2018年現在において進んでいない事にむしろ首を傾げてしまいますよね。このような図が見飽きる程出回っていても良いはずなのですが・・・・人類初の図版となっています。

この図版は大太陽活動期の典型の一つである可能性があり、それに沿った偏西風蛇行の典型スケジュールの一つである可能性もあります。21世紀以降の人類の間ではよく見かける図版になるかもしれません。
 この図版が事実であれば、極端な天候がある程度スケジュール通りに発生しているとの理解になりますから『異常気象』という概念が無くなります。それについては『正村史朗』氏も指摘していらっしゃいます。


★ポイント★
『宮城県災害記録』をざっとお目通し頂くと『やませ』の記録が散見されるはずです。すなわち数百年以上前の偏西風蛇行の記録が残っているという事でもあり、そのような意味でも世界的にみても大変貴重な資料です。なお西暦1815年にインドネシア・タンボラ山が大噴火。欧州では西暦1816年にかけて赤い雪がふるなど世界的に異常気象になったと伝えられていますが日本では大きな影響が無かったのかもしれません。そんな事も確認してみてください。

アインシュタイン博士が『光』の等速運動を発見。そこから様々な事を証明してみせた訳ですが、それと同じく『やませ』が大気還流レベルの現象であると気づくと様々な事を証明できるという事でしょう。


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出展元:毎日新聞
西暦2018年夏の偏西風蛇行のイメージ。『やませ』発生時とは異なる蛇行です。猛暑と台風連発時の偏西風蛇行モデルなのでしょうか。
 するとこの一年の天候不順ですが、太陽活動変動による大気環流の変動が主因だったと考える事ができます。
 ちなみに西暦2017年夏は軽度の『やませ』が発生しています。その後秋の天候不順で野菜高騰。そして年末から西暦2018年の春まで厳冬傾向と天候不順が続きました。現在(2018.08.22)太陽黒点数は谷間付近にありますから、偏西風が大きく変動する時代が始まっているのでしょう。
 『天明の飢饉』発生の数年前から天候不順が始まっていた事は定説です。先ほどの資料でも確認できるでしょう。ですから西暦2017年頃からの天候不順は『天明系偏西風蛇行期』の予兆の可能性を否定できません。

『天明系偏西風蛇行期』の期間にどのように大気還流が起こるのか?気象衛星が揃った時代に初めて再来する事になるかもしれません。もしも再来すればこの問題の理解がかなり進むはずです。その時に『天明系大気還流パターン』という言葉が生まれる事になるかもしれません。

『やませ』の翌年は猛暑になるという指摘がありますが、西暦1993年の『やませ』の翌年、そして西暦2017年の『やませ』の翌年────すなわち今年(西暦2018年)は猛暑になりました。『天明』『天保』の冷夏群は猛暑を挟みますが、その他地点での『やませ』は翌年猛暑になる事が多いようです。それは偏西風蛇行の余韻のようなものなのでしょうか。


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『かえるさん』

大気還流と言えば地球の気候のボスと言えるケロ。大気還流に逆らう事が出来る者はいないケロ。大気還流によってその年の気候のキャラクターが決定していると断言できるケロ。
 その大気還流が太陽さんに影響を受けて変動しているという事となれば、『地球における気候の総指揮者は太陽さんだった』という状況なんだと思うケロ。その年、その時期の気候のキャラクターを太陽さんが決めていたって事だと思うケロ。
 天気予報は太陽活動の変動と大気還流を踏まえて行わねばならないという事であり、西暦2017年あたりから天気予報が次々と外れているのは『最も大きな事実』を無視しているからなのだと思うケロ。120年周期の中で大気還流の変動が最も大きいかもしれない『天明系偏西風蛇行期』が近い可能性があるのだから、ここ数十年の大気還流を根拠にしていたら天気予報は当たらなくて当然かもしれないケロ。
 西暦1300年頃から高低差が顕著な大太陽活動期が始まったのだとすれば・・・・気候変動という言葉が適切かわからないけれども・・・・より気候変動が顕著な大太陽活動期が続いている可能性を否定できないかもしれないケロ。

ボリュームの都合上この件の検討は見送るけれども、太陽や月の引力も大気還流に対して全く関係が無いと断言できるか?といえば慎重にならざるをえない事実ケロ。完全なシミュレータを完成させるにはプログラム上で宇宙を再現させるレベルにならないと難しいかもケロ。現在では難しいケロ。

追記
西暦2019年も年明けから偏西風蛇行が原因とされる極端な気候が北アメリカで報告されています。
我々の発表が事実であればこれから約60年は冷害傾向の時期に。

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『謎のライダー』

分かった・・・・・・

黒点観測数の増減による1℃程度の気温の変化について世界中で議論が続いてきたが、注視すべきポイントは『そこじゃないだろ』って事なのだろう。日本人の祖先はミニ氷河期に悩まされていたのではなく太陽活動の変動から発生する大気還流の変動にこそ悩まされてきたのだろう。

ミニ氷河期による深刻な被害なるものは事実の出来事ではなく、妄想的な学者の脳内に電気信号として存在するものなのかもしれないな。そのような意味では存在していると言える。

話しはまだまだあるだろうが・・・・・次回に持ち越そう・・・・・。頭がくらくらしてきたぜ・・・・。

ところで・・・もぐらのもぐワールドは大丈夫なのか?

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『ぱぱもぐ』
もぐらのもぐワールドではこの問題は解決済みです。まったく心配無用の平和な世界です。

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『謎のライダー』

もぐらのもぐワールドは心配がないのか。安心した。


それじゃあ、今日の話をまとめるか・・・・・・

太陽黒点観測数が減るという事が、人類絶滅などが起こるという事ではない。という事が分かった。それらの事は史実において明確な証拠がなく『あてずっぽう』な主張でしかない。
学者側の寒冷化はおおよそ1℃程度~未満の温度低下の話をしている。一般人としては寒冷化と聞くと氷河世界をイメージしてしまうがそれは誤ったイメージって事だ。

『寒冷化』という表記を『1℃程度の寒冷化』と表記するだけで格段に世間の動揺が収まるのではという事だったな。『1℃程度の温度変化』でも良いだろう。

『やませ』は偏西風蛇行で発生する。そして太陽活動グラフと関連があることが分かる。『やませ』の古い記録はそれなりに残っている。古い時代の大気還流の記録でもありそこから追っていくとさまざまなことが分かってくるという事だったな。
 太陽活動に『大太陽活動期』が存在しその変動は地球の大気還流に影響を与えていると考えられる。
その『大太陽活動期』の中のいくつかのポイントで偏西風が数年に渡り蛇行すると思われその期間に『天明の飢饉』や『天保の飢饉』、それらの再来が起こっていると考えられる。

それが事実であれば気候は常に変動し極端な気候も定期的に起こる事となる。『常に気候が一定でなければならない。と考える事は誤った考え方』となる。すなわち異常気象という概念が変わる。

西暦2018年は無黒点の日が多く世界中にて「ミニ氷河期突入か?」と騒がしいが『大太陽活動期説』によれば120年前も最後のサイクルの終了間際は無黒点の日が多かった。『大太陽活動期』の切り替わり時期でもあるので静観すべしという事だったな。

西暦2022年頃から『天明系偏西風蛇行期再来の可能性』。天明年間、明治後期に発生した大気還流の大変動が再び発生する可能性があるという事だ。あくまでも可能性だ。240年前、120年前は起こっている。

要はするに・・・・人間が言うところの『極端な猛暑』『極端な冷夏(やませ)』などは、太陽活動の変動による大気還流の変動で起こっている可能性を否定できないって状況だ。少なくとも東北地方においては大太陽活動期に沿って気候が推移している可能性を否定できない。異常気象だ!気候が壊れた!と慌てるなという事だろう。すなわち、極端な気候は太陽こそが起こす事が出来る。人為的なパワーで為し得るものではない、と言えるのではなかろうか。人間の思う異常気象なる気候は太陽活動の変動により起こっていたのだろう。

史実の出来事、太陽黒点観測データなど、より多くの客観的データを包括的に評価した結果・・・・

太陽の変動が偏西風蛇行を誘因していると考えるに足る客観的証拠が揃った。

ほぼ120年の大太陽活動期が近世以降で確認され、その中で偏西風蛇行を誘因するポイントがある。


それだけの事、と言えるだろう。
太陽風や磁気嵐という言葉を皆さんは聞いたことがあると思うが、宇宙天気と呼ばれる研究分野がある。宇宙天気は地球の天気に直結するものだったという事だろう。

発表者側としてはなぜここまであからさまな事が社会通念知識になっていないのか?首を傾げるが・・・・

そんなことはさておき・・・・史実の出来事や客観的データから生まれた説。
なにがなんでも地球が寒冷化するのだ、温暖化するのだ、というような結論ありきの研究から生まれた説とは異なり、史実で起こっていたことは何か?冷静にデータの評価を重ねると誰でも辿り着く結果なのではなかろうか。

さて

仮にサイクル25からマウンダー時代のような無黒点期間が続くと、平均気温が少々低下する事と、偏西風の蛇行が太陽活動が活発的な時代とパターンが異なる事になるのではなかろうか。天明系偏西風蛇行期、天保系偏西風蛇行期などが発動しない可能性がある。それはメリットになるのかもしれない。無黒点期が害悪かどうか?冷静に評価しなおすべきだろう。

この宇宙には太陽型恒星と地球型惑星のセットが数えきれなくらい存在すると考えられている。すると太陽と地球だけの現象ではなく、この宇宙の多くの場所でも起こりえている現象なのだろうか。


以上は今回プレゼンテーションのまとめだ。最大のポイントは『史実の出来事やデータと一切矛盾がない』という事だろう。これまでの中途半端な理解を補完する事が出来ると言える。今回の説は金太郎飴のようにどこで切ってもブレる事なく繋がっているといえる。
 ここ数百年の中で際立って太陽活動が活発であり、かつ、高低差が顕著な三角形的なカーブを描いているように見える大太陽活動期だった。それゆえ偏西風の蛇行も元気だったのかもしれないな。気候が壊れたなんて事ではなく太陽の活動に原因があったという理解になるのだろう。


※近世以降に典型パターンが存在すると考えるに足る状況を確認できるが、それが今後も繰り返されるのか?それは分からない。あくまでも近世以降に典型パターンと言えるものが確認された、という事は事実だがそれ以上の事は予測の域を出ないという事だ。重ね重ねになるがこの点は必ず理解しておいてほしい。これまでのようにあてずっぽうに考えているよりは良いだろう。


これで話はまとまったが・・・・
人類にとって大変大切な話になるので、第二小氷期なる時代にツッコミを入れて終わりたい。


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こちらは樹木の年輪から、ある放射性物質の濃度を測定し過去の気温を測定したデータのグラフだが・・・・この実験を直接確認していないので推察になるが日本のどこかで伐採されたナラ(楢)の樹をサンプルに、伐採された付近の、過去数百年の平均気温の推移をデータ化したものだと思われるが・・・・マウンダー極小期よりも『天明系東北冷夏群』や『天保系東北冷夏群』の方が気温が下がっているという理解になる。ただしこのグラフは温度が低い時期を『小氷期』という言葉で定義しているが、黒点観測数が少なかった時期や時代をミニ氷河期などと定義されていたはずだが、温度が低ければ小氷期だという理解に飛躍してしまっているようだ。それゆえこのグラフの文言は流し読む程度にするべきだと思われる。
 1地点のナラの樹をサンプルにした局地的なデータに対し世界規模の寒冷化を意味するような『第二小氷期』などと定義する事はデータを評価するに当たり基本的な理解を誤っている様子だ。このようにこの問題の研究論文などはかなり距離を置いて読み込んだ方が良いのだろう。著名な学者でもかなり観念的な世界をイメージしている事がある。

ミニ氷期期とも呼ばれるマウンダー極小期は無黒点期間が長かった。しかし温度低下はたいした事がなく毎年冷害が常態化していたような記録は無い。『近世最大の天明の飢饉』の数年間の方が温度低下が著しいのだけれども黒点観測数は140以上とかなり活発的だ。それはどういう事だ?その矛盾点を解くのが今回のプレゼンテーションの内容だ。

さて

よくある典型的な勘違いは『やませ』という偏西風蛇行が絡んだ冷風からの冷夏や天候不順期を『地球寒冷化』と評価している事。そもそも『やませ』を知らずに過去の大飢饉を研究すると『地球寒冷化』が起きていたと評価しがちなのだろう。
 『やませ』をただ単に冷夏と評価している文献も目立つ。例えば西暦1993年を冷夏と評価するのか?偏西風蛇行が主因の冷夏だったと評価するのとでは天と地ほどの開きがある研究結果となろう。
そんな評価が為された情報が当たり前のように吹聴されているのがこれまでの状況だったという訳だ。何か一つでも事実を見誤ると不思議な理解に終わってしまうのだろう。



備えについて踏み込んで終わろう。

俺たち日本人は────もっとも俺は改造人間だが────まずは何に対し備えれば良いのか?といえば、とりあえずは『天明系偏西風蛇行期』の再来って事になるはずだ。

現代であれば大凶作となっても米や麦は輸入が出来る。だがしかし・・・・現代の世の中においては飢饉よりも経済の低迷、すなわち大不況に突入するトリガーになり兼ねないってワケだ。天候不順が数年に及べば食料品などの価格上昇が起こりえる。現に西暦2017年の冬は野菜が高騰化した。それが数年に渡ればそれなりに影響が現われる事だろう。現状では議論すらされていない状況だ。ましてや他の事象や天災と複合すると極端な事になりえるからな。西暦1783年の天明年間は正に複合の年だった。
 日本は食料自給率が極端に低い。そして国力がズルズルと低下傾向にある。そんな状況で地球規模の大きな火山噴火が発生したりすると食料の輸入に支障が起こり得る。そのような事が絶対に起こらないとは限らない。ましてや南海トラフ巨大地震はいずれかは発生する。隙を見せない方が良いだろう。

これは俺からのアドバイスだ。何があっても生き残りたいのであれば他人に期待などしない事だ・・・・。幾千ものピンチを切り抜けてきた俺が教えておく・・・・。
 そしていざとなれば目の前に転がっている肉は喰い物だと思え・・・・野生の掟に従えばいい・・・・この世界は生き残った者が回していく・・・死んだらそこでゲームオーバーだからな。



そうだ・・・・せっかく発見したのだから・・・・


東北地方の気候活動120年周期を正村周期と名付け

太陽活動120年周期をもぐらのもぐ大太陽活動期(仮説)と名付けるか。
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リズム感があってチビッ子が喜びそうないいネーミングだな・・・・
しかも『M』の字を描いているように見える・・・・素晴らしい偶然だ。

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※5000年程度まで溯ったデータを作成済。上図版は西暦900年頃からのもの。大太陽活動期は時間の進行と共に変化していくものなのかもしれないとの印象を持っている。より検討し公表予定

これらの事が事実であれば教科書や関連情報のリライトが必要になるほどのレベルだ・・・・今世紀最大・・・・そんなレベルの発見だろう。地球が球体だったと気付いた時と同じくらいのインパクトがあるかもしれないな。こんな発見がふらりとネットに上がってくるのが現代社会の面白いところだ。

『やませ』の記録が残っているのは日本のみ。『やませ』が全ての謎を解く鍵であり、今回の発見を日本以外から発表されることはないだろう。CO2が偏西風を蛇行させている、気候が壊れたなどと海外発のニュースが多く飛び込んでくるだろうが静観するのが良いのだろう。


 もしも今回の理解が事実であれば今後人類は太陽黒点数の推移を逐一不安に思う必要が無くなる。
チビッ子達は安心して日々暮らしていける。チビっ子やママさん達の不安を解消したいという目的で研究を始めたのが『もぐらのもぐチーム』。目的達成となれば幸いだ。もしも『天明系偏西風蛇行期』の再々来が起これば「地球寒冷化だ!ミニ氷河期だ!」と大騒ぎになるだろう。そんな時に検索結果上位にこのプレゼンテーションが表示されていればパニックを未然に防ぐことが出来る。
 ヒーローとは悪の組織をやっつけるだけでなく、時には人民のパニックを防ぐための研究と発表も必要だということだ。

 今回の説は初めて聞くと衝撃的で驚くが、冷静に考えればむしろなぜこれまで気候は自由きままに推移してきていると思っていたのだろうか?『気候自由変動説』も仮説の域を出ていないという事になる・・・・。現時点では強烈な先入観でしかない。

何を根拠に『気候自由変動説』を信じているのか?何を根拠に、気候が永遠に安定していることが正しいと思っているのか?そんなに気候の変動を止めたいのであれば太陽の変動を停止させ、人間の理想の状態に維持させるしかないという事だろう・・・・つまりほぼ不可能という事だ。



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『かえるさん』

『天明の飢饉』や『天保の飢饉』で亡くなった日本の皆さんのご先祖さんがどんな景色を見て餓死していったのか?この問題の理解が進むほど見えてくるケロ。すごく胸が痛いケロ。タイムマシンが開発できたら必ず助けにいくケロ。『やませ』を舐めてはいけないケロ。


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『ままもぐ』

そうね・・・・。これまでは抽象的で現実感がなかった、過去の歴史がリアリティある映像となって思い浮かんできてしまうわね・・・・。

まだまだ根拠となるデータが限られている中での研究になるけど、これまでは黒点の増減と気温の関係のみ議論されてきたけど、さらに大きなところに影響がありそうだ、という事がおぼろげながら見えてきた印象ね。その大きな謎に迫ることができたという事実だけでも素敵な事だと思うわ。

まだまだ話が終わらないと思うけど、一度ここで区切りましょう。『謎のライダー』さんも、『かえるさん』も、ぜひ、今晩はうちでゆっくりしていってくださいな。


『ぱぱもぐ』
太陽が西暦2012年頃から2重極から4重極になっております。その影響が典型パターンにどのように関わってくるのか?注目のポイントです。
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(C)国立天文台/JAXA https://hinode.nao.ac.jp/news/results/post-1/
大きく変わるのか?少々の変化に留まるのか?考え始めると眠れなくなる程でしょう。JAXA常田教授の見解ではマウンダー無黒点時代のような状況に移る可能性について触れられていらっしゃいます。もしもそのように推移してもこれまで一部で言われていたような氷河世界にはならないでしょう、いずれ大周期が確認できるような太陽活動に復帰するでしょう。※常田教授は今回の120年説をご存知ではないので、検討の上でそのようにお考えではありません。
 今回の記事で太陽活動にご興味を持たれたアクセス者さんは常田教授名義の情報を探すと良いでしょう。お勧めします。

今回は『大太陽活動期』の発見と地球の気候との相関性が大きな発表でしたが、これが事実であると太陽内部で起こっている『核心的事実』を解明する大きなヒントになるはずです。それについては我々はまだまだ検討できませんが、さらに応用できる発見である事は間違いないでしょう。ジョン・フォン・ノイマン博士がご存命であればこの発見をさらに発展させてくれたかもしれません。今はまだ、ただただ不思議な話になってしまっていますがいずれは全て理由が解明されるのでしょう。

https://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/2018-taiyoukatsudou-hendou-taikikanryuu-hosoku
今回プレゼンテーションの補足になります。


では、これにて失礼します。次回のプレゼンテーションでお会いしましょう。

今回は間に合わないでしょうが、今後は太陽120年の大周期が切り変わる際は「もぐらのもぐ太陽120年周期フェスティバル」のような世界中で平和を誓い合う祭典を開催できたら良いですね。今回見逃してしまうと次回は西暦2142年頃でしょう。

それじゃあ、みなさん、一緒に我が家へ
は~い!
世話になるぞ・・・・

今回のプレゼンテーションの内容が世界において『社会通念』として認知されるには少々の時間が必要だけれども、とりあえずは『日本発の発見』と言えるケロ。
 もぐらのもぐ太陽活動気候変動研究プロジェクトチームは世の中の有能な学者さんの発見を集約し、最後のゴールを決めた役を演じただけケロ。今回の研究を通して日本の学者さんの有能さに触れる事が出来て驚きと感動の夏の日を過ごす事が出来たケロ。

またねケロ。



第二話に続く・・・・・・
・第二話予告
『やませ』が太陽活動極小期付近で発生すると・・・・・低層雲が異常に発生・・・・冷たい風だけではなく日照時間激減が発生するという・・・・これまではその低層雲は火山噴火の影響じゃね?と指摘されてきていたが・・・・・『スベンスマルク教授』による西暦1997年の発表が『やませ』の実態を明らかにする・・・・第二話『やませ』とスベンスマルク効果。やませの低層雲は宇宙線が上昇させる!?テムズ川凍結の絵画に隠された謎・・・・お楽しみに。


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『謎の司令官』
次回のプレゼンテーションは私がリードする。
天明系東北冷夏群等、120年周期はゼーレのシナリオ通り。
当該問題の補完計画を実行予定だ。
CO2を減らしてエコロジー?くだらん。そもそも文明を滅ぼすのが究極のエコロジーだ。




★あとがき★


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太陽があって地球の生命が存在できます。その太陽は我々の想像以上に人生に関わってきています。奇跡の恒星太陽。そして奇跡の惑星地球。今日という1日はかけがえないものです。今、地球に生きている事は奇跡です。生命は奇跡です。世に溢れる生命を大切にしましょう。
常にとは言いませんが・・・・今この世界に生きている奇跡を思い出し、価値の無い1日などないと噛みしめましょう。


あ・・・PRをさせて頂きましょう。もぐらのもぐインターネット絵本は無料のサイトです。岡山県のくりさきゆりちゃんに絵を描いてもらって二人で作ったサイトです。FOOMさんが声掛けしてくれて動画化もされています。特に販売や宣伝などはありません。ただ単にふつうの絵本サイトです。

もしもよろしければ、いつかアクセスしてくださいね!
http://www.mogura-no-mogu.com/
西暦2019年に10周年です♪
『ぱぱもぐ』、『かえるさん』さんは何を研究しているのか?度々質問がありましたが、今回のプレゼンテーションでお分かりいただけましたでしょうか?太陽に関わらずこの世界の大きな謎を解き明かす研究をしているとのことです。人類が解き明かせなかった謎を解いてくれてたすかりました。

なお、こちらの公式ぶろぐの広告は無料プラン利用の為にso-net社が表示させているものであり、広告収入はso-net社にあります。

それでは次回のプレゼンテーションでお会いしましょう。

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ただいま~!

太陽さんの日差しをいっぱい浴びたお野菜でスープを作ったわよ♪





今回プレゼンテーションに関する補足はこちら。今回の発見を発展させるとこんな事が考えられるのでは?そんな論考をまとめました↓↓↓
https://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/2018-taiyoukatsudou-hendou-taikikanryuu-hosoku

参考文献などはこちらにて↓↓↓
https://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/2018-08-30-120y-sankou-bunken

もぐらのもぐインターネット絵本公式サイトにおいて今回の発見を正式に発表しました↓↓↓
http://www.mogura-no-mogu.com/taiyoukatsudou/presentation-2019jp.htm





太陽活動の変動は大気還流の形を変え、世界の気候を支配する・正村史朗・1976年

太陽の磁力は地球の雲に影響を与える・スベンスマルク教授・1997年

“大” 太陽活動期が存在し地球の気候は多大な影響を受けている・ぱぱもぐ教授&かえるさん博士・2018年


以上、もぐらのもぐ太陽活動気候変動研究プロジェクトチームによる
もぐらのもぐインターネット絵本10周年記念企画
『大太陽活動期と大気還流・相対性論考(今回プレゼンテーションの正式タイトル)』を終わります。


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