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12月にケヤキが発芽開始 [盆栽のはなし]

なんと・・・・・

2017年の5月1日に播種したケヤキが・・・・
今頃発芽し始めたのです。一番大きな子は5月中旬頃に芽生えた子です。
播種が遅かったので発芽率が低かったのですが、土の中で休眠していたのでしょう。

keyaki-2017-12-15-03.jpg


11月末にひょっこりと芽生えた子が現れたので鉢を日中も屋内に入れつつ様子を見ていたら
どうやら居心地が良いようで眠ったままだったケヤキちゃん達が次々と芽生え始めました。
今回撮影したのは1鉢ですがこんな状態の鉢がもう一つあります。

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茶の木。やっと花が咲くの巻 [盆栽のはなし]

chanoki-001.jpg

この茶の木は埼玉県ときがわ町の農産物直売所にて購入したものです。

2013年?4~5年前だったと記憶しております。

山採り木というもので、地元の農家さんの山で掘ったものをビニールポットに移して値札がついておりました。300円くらいだった記憶が。

その後僕の家では調子を崩し、いつ枯れてもおかしくないような状態で、引っ越しを一度はさみ今年まで育ててきました。
今年になったらぐんぐんと調子を戻し、気づけば実が沢山成り始め、ここ数日は花が咲き始めました!やったね!

けれど、どうして調子が戻ったのか?分かりません。特別何か変わったことをした訳ではないです。

今住んでいる場所を買って住み始めたのが2015年末(ちょうど二年前)。ここはクルマで数分走ると狭山茶の産地になり、典型的なお茶畑の景色が続きます。すると・・・・お茶の木にとって心地よい場所なのでしょうか。昨年は目に見えて元気ではありませんがここの環境に慣れるのに二年ほど掛かったのでしょうか。

僕の家からクルマで2分程度のところに市が整えている広大な雑木林があり、その中に散歩道が続いているのですが、その雑木林の中には野生のお茶の木が生えていたりします。ここに引っ越してきてからは茶の木は身近であり珍しい木ではなくなりました。

盆栽として売られていた木ではないこと、今年まで調子が悪かったので駄物の鉢に植えてあり、とくに針金掛けをしたり樹形に手を入れたりしていないので鑑賞に耐えるほどの木ではありませんが、数年も育てていると愛着が湧いてくるもので今年以降は特に可愛がってあげたいなと思っております。



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わかりやすい。ケヤキ盆栽の仕立て方、作り方。(実生・種から作るケヤキ盆栽。分かり易い。簡単に。かんたんに) [盆栽のはなし]

やあみなさん

ケヤキの盆栽を種を拾うところから作りませんか?という記事を始めます。よくある箒仕立て(ホウキしたて)を作る記事です。

そして、出来る限りシンプルな方法にします。マニアックな土の配合などにすると敷居が高くなってしまいますので、高レベルな技は盛り込まないようにします。

記事の目的は、分かり易いケヤキ盆栽の作り方の情報をまとめ、自分の知識を記事にする事により客観視し、自分のレベルをより向上し、かつ、表現力を高める事が出来たらと考えております。なお、何度もリライトしてより分かりやすくするように心がけます。(現在二校)

なお、埼玉県川口市の矢島清芳園さんに教えて頂いたノウハウもあります。
実生からではないけれども、二年生とか三年生。もしくはそれよりちょっと古いケヤキの好素材から仕立てたいという方はそちらに買いに行くと良いでしょう。(有名盆栽園さんがここで仕入れている事を僕は気づいてしまった・・・)
こちらのリンクは僕のブログでの紹介記事です。↓↓↓
http://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/bonsai-kawaguchi-001

淡々と進めます。



★第一章:まずは種をゲットしよう★

関東地方平野部では、11月上旬~下旬にケヤキの種を拾う事ができます。
この記事は2017年にタイピングし始めましたが、太陽の黒点数が著しく減少し始めており、一説によるとそれにより雲が多くなり、結果湿潤な気候になりやすく、しばらくの間地球の温度が下がる傾向にあるとも言われております。ですからケヤキの種の収穫については報道やデータを元に推測してください。(江戸時代に飢饉が数度発生しているが最新の客観的事実ではその頃も太陽活動が低下していた事が分かっている)

さて

収穫したケヤキの種を播種(はしゅ・種をまくこと)するのは、関東の平野部では3月3日。ひな祭りの日に播種すると良いと言われております。(これも上記問題を踏まえて計算しましょう)
なお、生産家の方によっては2月上旬こそがベストと仰る方もいます。僕の経験では3月3日に播種して良好な結果でした。

ケヤキの木は、二年に一度、種を落とします。種を落とす年は下の画像のように小枝の先が落ちておりそこに種がくっついています。

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種を落とさない年は葉っぱのみ落ちており、上の画像のような小枝の先は落ちておりません。そのような時は他のケヤキをさがしましょう。なにせ生き物ですから稀に大量に種が発生する事もあるそうです。(僕はそれを確認していません)

この時に、葉が小さく細長いものから種を採取すれば盆栽に向いた血統であると言われております。(これは一般的に言われている事であり、科学的なデータがある訳ではありません)

親木の性質もチェックしましょう。今回はホウキ仕立てを目指しますので、葉が小さく枝が天に向かってぐいぐい発生しているケヤキから採取した種を用いるべきです。よくみると横方向に元気よく枝が発生しているケヤキは向いておりません。

ケヤキといえどDNAによりその姿は種々相(しゅじゅそう:さまざまの状態や姿)。葉の形、幹の色、枝の発生の仕方。それらがそのまま全て種に遺伝されている訳ではありませんが、似る傾向にあるとはいえます。せっかく気に入ったケヤキがあっても種が成るのは二年に一度ですから来年の事もあります。諦念(ていねん:あきらめのきもちをもつこと)を持って向かうべき趣味が盆栽。焦らずにいきましょう。

思い入れのあるケヤキを親木とする場合は、盆栽に向いている、向いていないなんて話は関係ありません。有名な名樹の種を用いての盆栽は細かい事を気にしてはイケません。

なお、周囲に樹がなく一本立ちしているケヤキは受粉の確立的な問題から発芽率が低いようですから注意が必要です。

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上の画像は、紅く紅葉する血統と黄色く紅葉する血統を並べて撮影したものです。盆栽の世界では紅く紅葉するケヤキのほうが評価が高いようです。まあ、好みですね。

実生は発芽しないと分からないものですから、多く発芽させて選別していくのが良いでしょう。

小枝の先に種と共に残っていた葉の様子を観察し参考にするのも良いでしょう。親木の樹皮が赤いものは葉が赤いとお年寄りの皆さんは仰ります。僕は確認が間に合っていませんので参考とし残しておきます。

種の大きさにも大小ありますが、小さな種の方が良いと一般的に言われております。

拾ってくる時は数百個以上。千単位であっても良いです。数個では話にならないですからね!

【注意】
晩秋に種を拾う事になりますが、ノロウィルスの流行が始まる頃となります。地面から拾う訳ですから注意しましょう。ゴム手袋をするなどの準備をすると良いでしょうし、種を拾った後にお腹が減ってコンビニに行ったとして、手を洗う、買ったものを直接触らないなど注意しましょう。100均のゴム手袋でOK。風が冷たい日に案外温かいもので凍えません。また、秋は乾燥しております。葉っぱをカサカサと探っていると想像以上に埃が。マスクも必須です。
これ、盆栽の本やサイトでは注意が促されておりませんが、それなりのリスクを背負ったミッションになる事を覚悟して臨みましょう。

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和の美の世界を知る [盆栽のはなし]

今日は、午前4時くらいまで仕事をしていました。

気づいたらダラリと寝てしまい。

妹が今日は早番。勤務先に乗せていくのが午前6時30分なのでそれに合わせて起床。

妹を送り届けて、休憩がてら川口市の盆栽園、矢島清芳園(やじませいほうえん)さんへ向かいました。

少し早かったので時間を調整しながらお伺いしました。

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今日は、今年最後の盆栽購入。ケヤキ。枝と枝の間に適度な空間があり、今後10年くらいでピークを迎える子です。今はスカスカに見えますが、ここから先にピークを向かえるように仕立ててあるのです。それは意図的なのです。樹齢的に5年程度かな?との事。5年としても、春夏秋冬、毎日面倒を見てきてこの価格・・・・お安いと思います。大切にします。

旦那さんが、今日も様々なお話をしてくださりました。

ネットや本に載っていない、核心的なお話もありました。この場に掲載する事は控えますが、今日お聞きした話は、盆栽の世界の論理構造に関わるお話でした。バラバラ存在というか点在しているものを統合する話でもあり基幹的な話でもあり、本来一番最初に説明されても良いもの。

しかしだからこそ、それを知ると、地球が丸かったと知ったくらいのインパクトがあるかも。

僕はそのお話を聞いたとき、この世界がさらに広がりました。

お聞きしている時に、

ああ・・・・!!!!

あーーーーーー!!!!

としか言葉が出ませんでした。


ネットや本に載っていたらつまらない。

ある時、その道の人に、実はね・・・・・と聞いた方が、感動が大きいでしょう。



さっそく、そのお話を元にしたハンドメイド作品のイメージが湧いてきました。


盆栽(樹)と銘木(無垢材)。僕は一本の線で繋がりました。


さて

そんな貴重なお話を聞いて、少しだけ寄り道をして家に戻ったのが正午頃。
そこから仕事が捗り気づけばこんな時間です。

今日はもう寝ます。おそらく21時になる前に眠くなってしまうでしょう。


おやすみzzzzz



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俺っちの盆栽見て♪ その5 [盆栽のはなし]

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ヒノキ。深山で発芽した子。某食事処の軒先に生えていた子。どうぞどうぞとのお言葉に甘えて引き取ってきたのです。

推定ですが2016年の春に生まれた子だと思います。
そして2016年の秋に引き取ってきて
この画像は2017年9月26日撮影です。

極限まで小さく育てようと思いました。豆盆栽ですね。
近所の盆栽仲間・・・・といっても30歳ほど年上のおじいちゃんから頂いた
この鉢に植え替えたのが数か月前の春。

最初は真っ直ぐ植えていたのですが、針金で固定していなかったので、じわじわと倒れて根が上がってきてしまい、気づけば「根上り盆栽」となっておりました。

春先に直根を落としてあります。

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すでに鉢の中は根がいっぱいのようです。
来年の春に植え替えですから、かなり気を使って育てるようですね。



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台風一過の贈り物?の巻 [盆栽のはなし]

僕の住んでいる土地は、むさしの台地の北側です。

周囲には、昔ながらの「むさしのの森」と呼ばれる、生活の為に作られた雑木林が保存されております。

南向きの強風が吹き荒れた後は、森から大量の落ち葉が道路や庭に飛ばされてきます。

ものスゴイ量ですよ。モフモフです。

一番多いのはケヤキでしょうか。次に、ナラやクヌギ。様々な広葉樹の葉がやってきます。

今日は、ケヤキの種を選別して拾ってみました。

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小枝に種がついております。

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ハマボッス開花&ケヤキ豆盆栽など [盆栽のはなし]




今日も盆栽の話だよ~

犬吠先近辺からやってきたハマボッス。入梅の頃に咲く花。変な名前。
漢字では浜払子。ハマギクとの寄せ植え。サクラソウ科。かわいいお花。すごく気に入っています。
昨年は挿し木してすぐだったので、成長が狂ってしまいましたが今年はしっかりと根を張っております。

hama-bossu01.jpg

つづきます

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ケヤキの寄せ植え盆栽での後悔 [盆栽のはなし]

よくある感じのこういうケヤキの寄せ植え盆栽。後悔する出来事がありました。

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今年の春に芽吹きだしましたが、とある一本の幹の芽が膨らんでこないのです。

今年は四月に入ってから葉が展開。その一本の幹は五月になっても何の反応もありませんでした。
そんな訳で、諦めて切り落としたのです。五月の上旬頃だったかな?

そして・・・・・・・異変に気付いたのが昨日です。

画像で説明します。

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2017 5月下旬の盆栽のはなし その2 [盆栽のはなし]

盆栽の記事は公開しておくと何気にアクセス数が多いです。
皆さんが楽しみにしてくれているのかな?

では、さっそく。

謎の花が咲き始めました。詳細不明。

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盆栽の先生が昨年秋に「これ持ってきな」とプレゼントしてくれた子。
鉢の中にケヤキが芽生えてきてるのです。ちょっと楽しみですね。
たぶん先生がイタズラでケヤキの種を仕込んでいたのでしょう。
偶然ではないと思うのですが


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2017 5月下旬の盆栽のはなし [盆栽のはなし]

みなさんこんばんワニ

今日は画像8点です。

↓伊東市の盆栽四季さんから購入した盆栽は・・・・・ツバキでした。
 盆栽四季のオジサンはすごく大らかで優しい方です。管理している数が多いので樹種が不明な品があるのです。

 樹種不明だけど、雰囲気がいいから購入してきて、そのうち分かるだろうとノンビリ
面倒を見ていたら・・・・・ある日芽が大きくなり、一昨日に花が咲きました!
これはツバキですよね?山採り素材で間伐の際に幹が真っ二つに引き裂かれてしまって
いますが芽吹き返してきたところを鉢上げした品でしょう。オジサンは「マユミかな?」との事でした。確かに葉がツバキっぽくないのです。けれど花はツバキ系だなあ。

幹の太さから察するにそれなりに古い樹齢でしょう。ツバキってそんな簡単に太くならないですよね?※この画像だと幹の太さが分からないですね・・・・近日撮影します。

僕の推察が当たっていれば30年とか50年とかあるのかなあ?

屋内撮影。フローリングは無垢ヒノキです。建具の隙間からチラリと見えるのはサクラの無垢材から切り出した敷居です。施工から1年半くらい経ちましたが少しは味が出てきたかな?

bonsai-2017-0528-01.jpg

つづきます。

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