もぐらのもぐ インターネット絵本←こちらからリンク
SSブログ
もぐらのもぐ相対性理論 ブログトップ
前の10件 | 次の10件

【1】太陽活動と気候変動の真実。そのプレゼンテーション 本編その1 [もぐらのもぐ相対性理論]





こちらのページへ検索エンジンなどから来訪された方へ】
【緊急PR】
2024年版・気候変動の真実・最新のまとめ実質ver.7 ( ・`ω・´) もぐらのもぐ相対性理論
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2024-03-06-mogu-riron
2024年3月6日公開
最新の発表をどうぞ。もぐらのもぐ相対性理論を知らぬ者が科学者を自称していたら失笑モノです

mogu-fig-2022-time-delay-jp.jpg
現代の温暖化なるものを解明しました。
太陽風(プラズマ)に対して太陽光が約60年遅れて変動している模様です。詳しくは上図をどうぞ。
シンプルな結論でした。

mogu-hikaku-fig-04.jpg

jyoushikidekangaero.jpg

【緊急告知】
我々の研究が、間もなく一つの区切りが付きそうです。このエントリの末尾にてもう一度同じ告知を行いますが、総まとめエントリを立ち上げました。下記リンクになります。
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2023-05-pre-mogu-riron
このリンク先はver,6シリーズです。この世界の気候変動なるもののおおよそのシナリオを一本線で繋ぐ事に成功しております。きっと・・・・人生観が変わる内容になっていると思います。
以降を読み進めるのであれば時間がもったいないかもです。圧倒的に内容が充実しております。
【緊急告知終わり】




https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/solar-activity-is-repeated-jp
※現在アクセスして頂いているこちらのエントリは上記リンクの続きになります。
※上記リンクは前提。このエントリから本編開始です。

このエントリでは・・・・
太陽活動低下、太陽黒点、地球寒冷化、氷河期、地球温暖化の真相
こんなワードについてバッチリ分かっちゃう効率的なプレゼンテーションが展開されるよ
しかも常識的感覚、社会通念的感覚で進行するから安心してね♪

先に言っておきますがそれなりに長編です。お気に入り登録しておき何章まで進んだか?メモっておいて再アクセスして楽しんでくださいね。数ページに分けて欲しい?編集する方は1ページだと効率的なのです。お断りします!にゃっはっはwそこまではやってられんわw まあとにかくすごい楽しいから我慢しよう♪


●プレゼンテーター
papamogu01.jpgkaerusan.jpg
『ぱぱもぐ教授』&『かえるさん博士』



人類の皆さん、答え合わせの時間です。

【ここまでのあらすじ】
いつもは優しいチビッ子の味方『ぱぱもぐ教授』と『かえるさん博士』。
人類に広まる気候変動説の9割はウソもしくはねつ造という実態に呆れて今回は常識的感覚に基づいた気候変動説を発表する。あまりにもウソが多いので今回はギアチェンジして厳しく指摘しちゃうよ。しかしそれはウソからチビッ子達を守るため。いつもは厳しくないので安心してね♪

このエントリからやっと『太陽黒点と地球の気候』の話になるよ!
これが地球の気候変動の真実さ♪ 

常識的感覚、社会通念的感覚、あたりまえ的感覚の気候変動説、始まるよ~!!
無料でこんな話を聞ける皆さんは幸せ者だな~


序章・太陽黒点の基本的な話と現在の様子など

papamogu01.jpg
『ぱぱもぐ』

そもそも黒点(こくてん)とは何か?そこから始めましょう。※以降黒点と表記統一

sunspot-earth.jpg
(C)SOHO・ESA・NASA

↑↑↑黒点の数は日々変動しています。小さな点に見えますが実際はとても大きなサイズです。
黒点の観測及び記録はガリレオ・ガリレイさんが始めました。※1613年・太陽黒点論刊行
http://swc.nict.go.jp/trend/sunspot.html

sun-spot-zoom.jpg
出典元:NHKコズミックフロント・迫り来る太陽の異変
↑↑↑黒点は太陽内部の磁力線が飛び出した場所。この画像の青い線は磁力線のイメージであり実際には目に見えません。

fig1_sunspot-thumb-400xauto-3036.png
↑↑↑観測衛星「ひので」による典型的な黒点画像。(C)国立天文台/JAXA
『黒点とはすなわち、磁力線の断面:NHKコズミックフロントの解説』

黒点(磁力線の断面:以降省略)の数から太陽活動の多くを知る事が出来ます。

世間でよく言われている『太陽活動』とはこの黒点の数の増減を根拠にした話題です。

黒点が多い=太陽活動が活発
黒点が少ない、増えてこない=太陽活動が不活発

というわけです。

ここ10年程、黒点数の上昇に元気がありません。さらには全く黒点が現れない無黒点(むこくてん)の日が増えてきました。

new-sunspot-1960-2018.jpg
現れた黒点を月別に集計し、かつ、平滑化した『月別黒点観測グラフ』になります。こちらは西暦1960年頃から現在(西暦2018年)までの記録になります。
 間もなく終了しそうな今回のサイクル、そして前回のサイクルにて黒点の観測数が減った事と、サイクルの期間がダラダラと長引き始めており、その事象などを根拠に『ミニ氷河期入りか?』と専門機関が慌てている状況です。今後について世界中で議論が続いています。

それは地球の平均気温の推移についての議論です。
j.w.king.jpg
黒点観測数の増減と気温の変化の関係についてのグラフ。この図は西暦1970年代の発表。研究は半世紀以上前から。太陽黒点の観測が始まり1970年代までは太陽と気候に関する研究は欧米でも現代よりは盛んであり、この図は当時の研究の中で特に時間を費やして発表されたものです。「オーストラリアのキングなどは動かせぬ証拠を見出そうとしたのだろう。1973年、十九世紀に比べて格段に多く蓄積された資料を持って挑戦した。彼らは可能な限り集めた数千万にのぼる北半球各地のデータについて、その質も十分検討して、北半球の平均気温と黒点数との間にこのような(※上図のこと)密接な関係がある事を示した・気象庁OB須田瀧雄博士の著書『太陽黒点の予言』より」


さて

現在黒点観測数が減っており、地球が寒冷化するのでは?との議論が続いている訳ですが
国立天文台さん、JAXAさん2大組織が発表している情報内にも『寒冷化』という言葉が登場しています。


太陽研究の世界的研究者JAXA常田教授(つねたきょうじゅ)名義で公開されているPDF


※常田教授のプレゼンテーションは平易(へいい)で大変分かりやすいです。

jaxa-dr-tsuneta-report-01.jpg
※太陽活動の活発さと地球の温度には相関があり、もしも太陽活動が不活発化すると地球の温度が下がるのでは?という図版。

jaxa-dr-tsuneta-report-02.jpg
以上2点のスクリーンショットはこちらから引用
https://hinode.nao.ac.jp/uploads/2016/05/12/cd3e2cf889fac15f1f9e1595668921093a0e707c.pdf


jaxa-dr-tsuneta-report-03.jpg
以上1点のスクリーンショットはこちらから引用
https://www.slideshare.net/isas_pr/20170826-79169914


もしも・・・・近い将来に、太陽活動が不活発化────────すなわち黒点観測数の減少が起こると、日本においては数℃くらい平均気温が下がる可能性について検討する内容がJAXA常田教授の発表用ドキュメントにもあります。

このように研究者による寒冷化問題(ないし地球寒冷化)の議論が存在するのは事実です。噂や俗説ではなく現実の出来事として議論されています。

そうは言っても氷河世界に包まれるような極端な話ではありません。国連関連組織の『IPCC(通称アイピーシーシー)』の調査では地球平均1度未満の温度低下(マウンダー極小期において・のちほど解説)だったとの事です。
 あくまでも小なりとも平均気温が下がるような可能性があるから国立天文台やJAXAは『寒冷化』という言葉を用いているのでしょう。当然ながら国立天文台やJAXAは地球の平均気温が少々下がるようだと解説していますが、生物が大量絶滅するとか氷河世界になるとかそんな事は言っておりません


最大の重要点は太陽活動の変動(黒点観測数の増減)で太陽光の変動は0.15%以下 という事です。
NHKコズミックフロント『迫り来る太陽の異変』の回において常田教授が出演し、「太陽光の変動はそういう数字なのでその点に関しては安心してください」と強調されていました。確かに西暦2018年は無黒点の日が多いですがびっくりするほどの猛暑となり太陽光が弱まっていると思えるような状況ではありませんでした。
nhk-cosmicfront-fig009.jpg
NHKコズミックフロント:迫りくる太陽の異変より引用

※黒点の減少=太陽光線の大きな減少が起こると勘違いしている情報が散見される。注意が必要。

ここで特に重要な補足を挟みます
では、太陽活動が活発的、不活発的とは具体的に何か?解説します。
太陽光は数千万年以上のスケールでいえばそれなりに変動します。しかし今回解説している過去数十年、数百年程度のスケールでの変動においては『太陽が発する磁場』の変動の事を言っていると思って頂いて結構です。当然に太陽黒点も太陽活動に因るものですが地球との気候について解説するならば『太陽が発する磁場』について注目しないと壮大な勘違いをする事になってしまいます。

Solar_wind_Speed_interplanetary_magnetic_field.jpg
引用元:ウィキペディア『太陽風』
このテーマにおいて磁場という用語と太陽風、帯電微粒子という用語は同じ意味で使われている事もあります。詳細はNASA公式サイト等で学習して頂くとして、太陽の周囲に帯電微粒子(太陽風)が放射され『磁場:英語ではマグネティック フィールド』が生まれています。その磁場の強さが太陽黒点観測数と相関性があることが分かってきました。磁場は太陽系の惑星を越えた範囲にまで及びます。

★地磁気活動度などで指標される ⇒ 帯電微粒子放射
★黒点数で指標 ⇒ 短波放射

voyager-hasegawa-fig01.jpg
Hasegawa 1/48 ボイジャープラモデルキット 解説図より引用。こちらの図が分かり易いかと思います。もしも太陽風に興味を持ったら、ボイジャー 太陽風 などのワードで検索して頂くとわくわくするような情報がヒットします。

宇宙天気予報センター 太陽風観測データ
http://swc.nict.go.jp/trend/solarwind.html

nhk-cosmicftont-jiryoku.jpg
↑↑↑引用元・NHKコズミックフロント 迫りくる太陽の異変
このグラフの磁力とは太陽から放射された帯電微粒子の量=磁場の強さを解説しています。つまり太陽黒点観測数と太陽の磁場は明らかに相関性がある推移を示しているのです。なお磁場(太陽風)が初めて観測されたのは西暦1962年の事です。それ以前の直接的観測データは存在しませんが、樹木の年輪内に残留している放射性炭素14の測定などから過去の時代のデータを遡る事が出来ます。
 今回のプレゼンテーションにて『太陽活動が高い』という事は『磁場(太陽風)が強まっている状態』と解説している事になります。つまり現在(西暦2019年現在)は磁場(太陽風)が大変弱まっている状況です。磁場が弱まっていると何が起こるのか?それは以降で解説していきます。

【今回発表の重要ポイント】
太陽活動が高い=放射される帯電微粒子の量が増加=空間における帯電微粒子の量が多い=磁場が強い

太陽活動が弱い=放射される帯電微粒子の量が減少=空間における帯電微粒子の量が少ない=磁場が弱い

帯電微粒子は地球の大気内に浸入してきて影響を与える事は1970年代の時点で分かっていた。以降で具体例を示す。
【ポイントおわり】

さて。

平均気温が数度下がっても(繰り返しますが『IPCC』の数値では世界平均1度未満の低下・現代を中央値と考えている数字)、生物や人類が激減するような事は起こらないと思います。もちろんまったく影響がないという事は無いでしょうが、日本に住む皆さんが夜も眠れないほど悩むようなこの世の終末的な状況にはならないとは言えるでしょう。
 極地に近い国や地域では凍結などにより漁業などに多少影響が出る事は考えられます。今回は日本国に在住する皆さんに向けて発表しています。太陽活動(磁場の強さ)の変動は全球に均一に影響がある訳ではありません。

稲などの品種改良が進んでいない時代であれば平均気温が少し下がっただけでも大きな減収となったでしょう。現代では様々な事が進化しています。過去に太陽活動が低下した時代(黒点が減少した時代)と比較する際には注意が必要です。
 ただし各時代の各地域により温度の変化や影響が変わる事が知られています。全球の平均気温というものは一つの目安であり、地球の気候は複雑である事を忘れてはいけません。


☆ポイント☆
※常識的な学者が考える寒冷化、この問題に通じている方々の寒冷化とは、おおよそ1℃程度~未満の温度低下と認識している。※地域により差異が表れる
※太陽活動(磁場の強さ)の変動によりどのような作用があり平均気温が変化するのか?現時点では判明していない。


人類が激減するような主張をする学者さんもいますが目の前の事実を基に常識的な考え方ができる学者であれば人類激減などそんな事を考える事は無いでしょう。客観的な根拠がありません。
 黒点観測数が減少する時期が到来する事は百年弱に一度程度の間隔です。ですから終末の日が訪れるような大袈裟な事ではありません。

太陽光の変動幅は小さなものです。太陽から発する磁場の強さの変動はそれなりに大きなものとなります。※数百万年単位、数千万年単位では太陽光の変動はそれなりに起こる。今回は数十年、数百年単位でのスケールの話を前提にしている


musked-rider-v3mogu01.jpg
『謎のライダー』

なるほど・・・・科学データを前に常識的な考えができない研究者も中にはいるからな。なぜ無自覚に客観性がない事を発表してしまうのか?客観性が無い事を発表してしまっているという自覚が無いという事がトラブルの本質と言えるのか・・・・気質ゆえなのだろうか?

まあとにかく常識的な考え方ができる研究者の見解では、もしも太陽活動が不活発的になっても少々の温度低下が起こるが人類激減は妄想レベルの話ってワケか。『IPCC』の数値では過去に太陽活動がしばらく低下した時代(マウンダー極小期)において世界平均で1度未満の低下だったと発表されているとの事だ。それは想像していたより安心出来る数値だった。

良い子の皆は安心してくれ。

sekai-no-kion.jpg
※正村氏資料より・1977※詳細は末尾で
中国の過去2000年間の気温変化など。少なくとも有史においては気温の変化は大きなものではない。




第二章・ミニ氷河期の話は無責任

kaerusan.jpg
『かえるさん』

みなさんこんにちはケロ。

西暦1970年代より以前には子供向けの図鑑(ずかん)などで『地球は寒冷化する』と解説されていた事が多かったという話は有名ケロ。西暦1970年代より前は東北地方で度々冷夏になったり凶作になったりして地球が寒くなっていくのでは?という噂のようなものが人民の間に流れていたケロ。

さっき『ぱぱもぐ』が解説した 学者目線の寒冷化 とは別に・・・・

社会通念としての寒冷化

も存在するという事ケロ。社会通念(しゃかいつうねん)とは一般常識的と理解してOKケロ。

西暦1970年以前は地球が凍りついているイラスト入り解説など、扇情的で無責任な書籍があふれており、世界平均気温が数十℃も下がってしまい、東京において春夏秋冬すべての季節で氷河に包まれるとの解説もあったケロ。

hyougaki-001-a.jpg
扇状的なイラスト・某科学系図鑑より

大手出版社の図鑑ですらそんな扇情的な『地球寒冷化=氷河世界』という情報を乱発した為に、日本社会に『地球寒冷化=氷河世界』というイメージが広まってしまった以上、いくらインチキと言っても『社会通念としての地球寒冷化っていえば氷河世界』というイメージが根付いてしまった事は間違いないケロ。(日本社会での「社会通念」。世代により多少の違いがあると推察。各国でも多少の差があるとも推察されるケロ)

21世紀になり間もなく20年が経とうとしている現在において、国立天文台やJAXAが寒冷化するかも(1℃程度さがるかも)と、学者目線で発表をすると、それを聞いた人民が「まじか!!二大組織が地球寒冷化するって言っているぞ!氷河に包まれて人類の激減が起こるかも!!」と慌てふためいているのが現在の状況だと思われるケロ。『誤った社会通念といえる氷河世界のイメージ』は早々に忘れるべきケロ。


☆ポイント☆
・常識的な学者目線の寒冷化=おおよそ1℃程度~未満の温度低下と認識している。
・社会通念としての寒冷化(平均的な一般人の理解)=氷河世界のイメージ。昔のインチキ情報で洗脳されている

さらに・・・・

太陽活動が10年とか20年とか、そんな期間に渡って低下(黒点観測数が低く推移)する時期を『ミニ氷河期』なんて表現しているケロ。“氷河”なんて文字がドーンと入っているし、日本人(かつオジちゃんオバちゃんの世代)は子供の頃に見た図鑑において氷河に包まれていたイラストを繰り返し見させられたトラウマがあるし、寒冷化、ミニ氷河期なんて言葉を聞いたら腰を抜かしちゃうと思うケロ。幼少の頃に見た図鑑の絵を思い出してガクブルしちゃうケロ。

いずれにしても太陽活動が少々不活発的な様子なのでおおよそ1℃程度~未満の温度低下の可能性があるのは事実ケロ。といっても太陽活動すなわち黒点の数は常に変動しているのでいつかまた活発的になるだろうし、いちいちビクビクしていたら大変ケロ。

状況が状況なので、国立天文台さんやJAXAさんは細心の注意を払って表現に注意してほしいかもケロ。悪気はなくても世間のオジちゃんオバちゃんが動揺する訳で、結果として世間を動揺させる表現が広報上適切かどうかはよく検討した方がいいケロ。昔にインチキ情報を氾濫(はんらん)させた出版社などが明かに悪いけどケロ。特に注意すべき用語ケロ。


musked-rider-v3mogu01.jpg
『謎のライダー』

なるほどな・・・世界が氷河世界に包まれるなど、明かに間違ったイメージとはいえ、この日本では地球寒冷化(=氷河世界)のイメージがあり社会通念として定着してしまったのは事実だ・・・。
 そんな考え方が広まっている世間に対して「寒冷化する」なんて表現を採用したら世間のオジちゃんオバちゃんは氷河世界の到来か!などと腰を抜かしてしまうのは間違いない・・・・。しかも国立天文台やJAXAが「寒冷化する」と発表したら・・・・世間は理解が良いタイプばかりじゃないからな・・・しっかり説明したとしても思いっきり勘違いするウッカリさんが少なくはないのが実状だ。

この『もぐらのもぐ作者ぶろぐ』には寒冷化の噂を聞きつけて心配で検索して来訪してくるアクセス者さんがかなり多い。国民間での動揺は決して小さくはない様子だ。これからの時代なおさら気を付けるべし、という事だろう。『寒冷化』という言葉が、そもそも定義が曖昧であり抽象的な言葉だと言える。本来なら受け取った各自により印象が異なる言葉を安易に用いるべきではないのかもしれない。それはこの問題に限らずと言える。

太陽活動と地球の気温は連動しているという事で、常に変動していると言える。寒冷傾向も温暖傾向もやがて変化するという事だ。寒冷化という言葉は恒久的な固定をイメージし兼ねない。必要以上の世間の動揺は『地球寒冷化』との表現の悪さから始まっているような気がするが・・・世間が不安を覚えるような表現は控える。常識的な話だ。研究者が世界の中心ではない。社会全体の中でその職業をしていると極めて当たり前な前提を忘れてはいけないな。独善的な表現とも指摘されてしまいそうな表現はやはり慎むべきだろう。正に空気を読むという事だ。

それじゃあ早速だが、この問題についての先導役である我々として尽くせるベストは・・・以降では『1℃程度の寒冷化』と表記統一して世間の動揺を緩和させる具体策に打ってでるか。皆さんもSNSなどでこの話題に触れる際は『1℃程度の寒冷化』と意識して頂ければ・・・具体的な数字が見えているのだから合計5文字増えてもそのメリットは絶大だ。学者さんによっては2℃程度、3℃程度と予測が変わる事だろうが、それは各自任意の数字を入れ替えればいい。
 もしくは『1℃程度の温度変化』という表現も良いだろう。無理に『寒冷化』という言葉を用いなくても良い。今回のプレゼンテーションでは主旨から照らして『1℃程度の寒冷化』と表記する事にする。




第三章・西暦2019年現在の太陽黒点の様子など

さて・・・

『1℃程度の寒冷化』の可能性があるとの事だが、世界が氷河に包まれるような寒冷化というものは起こらないとの事だな。

cycle-25-yosoku-20190405.jpg

↑↑↑現在の太陽活動すなわち黒点観測数についてだが・・・まずは西暦2019年現在もダラダラと続いているサイクル24から再確認しよう。
サイクル24は、サイクル23より目に見えて低くなった事で話題になった。太陽活動低下の兆しでは?と。ただし・・・サイクル24の黒点観測数は最大値(極大期)で110程度を記録している。サイクル1からの最大値平均は110程度なのでサイクル24は決して低い値ではないが、西暦1960年以降の太陽活動が、ここ数百年の中で際立って活発的だったので、サイクル24がなおさら低く感じてしまいがちなのだろう。

サイクル24は西暦2022年頃まで続くはず・・・と『ぱぱもぐ』&『かえるさん』から後ほど解説があるとの事だが、世間で言われているように、もしもサイクル25が目に見えて黒点観測数が減少すると上図版のように推移する可能性がある。上図版のようにサイクル24から50%ダウンとなればピーク(極大期)で黒点観測数が約50程度になる事は覚悟しておくべきなのか・・・。ダルトン極小期と呼ばれる西暦1800年代初頭の太陽黒点数に似ている。
 次の太陽活動期において黒点観測数がこんな風に減少しても・・・危機が訪れはしないって事か・・・・。それは安心した。
 ただし・・・その頃、現在の品川区で積雪約2メートル(6尺超え)という極端な事が一度記録されているから(西暦1822年2月22日)、現代の世の中でそんな事が起こったら物流が1週間程度止まる事があるかもしれないから、そういう事態への議論は必要って事かもしれない。

dalton-shinagawa02.jpg
品川で積雪約2メートルというのは千年に1度あるかないか?という程度と思われる極端な例だがその時代は江戸で積雪が多かったという事だから首都高速がたびたび通行止めになるなど起こり得るのか・・・西暦1812年の冬には隅田川が凍結した日があったそうだ。ここ数十年では発生しなかった冷害に注意だな。かつ、上図版の通り太陽活動の谷間(極小期付近)は特に寒冷的になるようだ。
参考としてだが江戸時代からしばらくの間、伝染病のコレラが流行し多くの人民が亡くなっているが日本でコレラが初めて流行したのが西暦1822年(品川で積雪約2メートルを記録した年)との事だ(注意・諸説あり)。西暦2018年は黒点観測数が谷間にあり、初頭に極端な寒波とインフルエンザの100年ぶりの猛威があった事が記憶に新しい。過去のインフルエンザなどの流行が必ずしも太陽活動の谷間で起きている訳ではないが、人類はその問題に対して研究が進んでいない。要注意ポイントではあるので参考程度の情報として聞き流しておいてくれ。※山のピーク(極大期)付近でインフルエンザの大流行が起こるのでは?との海外発の論文が過去に1本あり(あくまでも論文発表であり事実であるかは別の話)。ネイチャー誌1990年。極大期と極小期に注目という事か?

極大期と極小期での太陽光の変動は0.15%以下であるとJAXA常田教授が明言。そこは注意だ。
さて。

以上の理解は常識的感覚で一連の情報を整理整頓した結果になろう。

これで問題無し。といきたいところだが・・・

【重要補足】極小期は寒冷的になるという考え方は常識的、合理的な理解と思われるが実は誤りになる。この後ぱぱもぐ達に完全に覆されるのでお楽しみに。ここで一度まとまった常識的理解は実はデタラメ?






話はまとまったように思えるが────────しかし







『1℃程度の寒冷化』では人類の激減が起こらないというが・・・

インターネットでよく見かけるだろう?江戸時代はミニ氷河期(ただしくは小氷期)だった。地球寒冷化が進み飢饉が度々起こっていたと?
地球寒冷化が進み東北地方を主に度々大凶作が起こり、大飢饉となり人口が激減したというのは近年における定説だ。異論を唱える者はいないだろう。江戸時代で度々発生した大飢饉は冷害が原因とされるものが多いのは事実だ。(謎のライダー心の声:この件はあらためてロジカルに否定しておくべき事。『プレゼンテーション・前提編』と同じ指摘が数点あるが、まあ、その妄想を精査するとある真実が浮かびあがる。アクセス者さんに付き合って頂くこととしよう)




第四章・江戸時代は冷害で大飢饉が?地球寒冷化が原因?

『天明の飢饉』は餓死者数最多となった大凶作期として有名だ。しかも大凶作期は長く続いた。全滅した集落もあるほどだ。約240年前の出来事であり記録がそれなりに残っている。旅行者の日記にはこんな事が書き残されている。道端に人骨が散乱し、傾いた家の中にも人骨が散乱し、都で聞いている以上に惨状だった(高山彦九郎)と。それらは東北各県の公式コンテンツでも紹介されている。極限状態となり他の手段が無かったことが原因だが・・・人肉食という最終手段が発生してしまった事も記録として残っている。

edo-kikin.jpg
天明飢饉之図・会津美里町教育委員会所蔵
『天明の飢饉』が記録されている絵画として有名だ。みなさんも書籍などで見かけた記憶があるかもしれない。画面中央の男性────いわゆる人肉食の様子が描かれているとされている。地球寒冷化が起こりこのような状況下になったのではなかろうか?

『天保の飢饉』も冷害により大飢饉が発生していた。人肉食の記録が残っている。大量の餓死者を弔った飢饉塚などの史跡が東北各地に残っている。

それら証拠や史実の出来事を根拠に、東北で人口が激減するほどの『地球寒冷化』はしていたはずだ・・・
 ミニ氷河期なる時代が『1℃程度の寒冷化』だったら、そこまでの大飢饉は起こっていないはずだ・・・・。
文献によっては『天明の飢饉』の頃を第二小氷期と定義している。

それら史実の出来事を根拠にミニ氷河期が1℃程度の寒冷化で済むはずがないと言える。「もぐらのもぐチームの解説は明らかに筋が通っていない」そんなツッコミが溢(あふ)れかえるだろう・・・・・

この事実に対し『ぱぱもぐ』『かえるさん』はどう説明する?


papamogu01.jpg
『ぱぱもぐ』

そのような指摘は想定済みです。そして客観的証拠を基にこのように返答しようと想定しておりました。

結論を先に言えば「黒点観測数が減って1℃程度の平均気温低下が起こる事」と「東北地方で度々大飢饉が発生していた事」を完全に分離して個別の問題として理解しなければなりません。

そもそも地球寒冷化が原因となり東北地方を主に度々飢饉が発生していた、というその解説や情報は『インチキ情報』です。その理解は病的なレベルで早合点思考を反復させています。

『天明の飢饉』そして『天保の飢饉』は有名ですが勘違いされた情報が多く、実際には東北地方の被害が目立って甚大だった事を知って下さい。日本全国津々浦々で大飢饉が発生したのではなく東北地方かつ特に海沿いでの被害が甚大だったのです。

地球寒冷化が原因で起こっていたのであればその年代に日本全国のみならず世界中の各地でも同時多発的に冷害にて大飢饉が発生していなければ辻褄が合いません。なぜ【東北地方を主に発生していた事】なのに地球寒冷化が起こっていたと思い込んでしまうのでしょうか?ごく一部の出来事に注意が向き過ぎて全体像視点での思考が出来ていません。
 さきほどの東北地方福島県に残っている『天明飢饉之図』ですが、もう一度見直してみてください。よく確認すると人々は猛暑にも耐えているように見えます。
tenmei-1784-summer.jpg
 この絵は明らかに地球寒冷化の風景には見えません。過去千年以上の気候の記録を読めば分かりますが冷害が数十年に渡り常態化していた記録などありません。あてずっぽうな学者さんが数十年以上も冷害が続いたと勘違いしているのです。『天明の飢饉』は約7年の天候不順期間でした。そのうち西暦1784年の猛暑の年が最も死者が多かった事は歴史学者の間では定説です。つまり先ほどの絵画は『天明飢饉之図・1784年』という理解になると思われます。※写生画ではなく伝聞情報を基にした想像画と推認される。

そして天明の飢饉から約50年後には天保の飢饉が発生。約7年の天候不順期でした。それら大飢饉の前後でも断続的に大飢饉が続いていたと都合よく解釈してしまったと推察されます。それくらいあてずっぽうに中世から江戸時代を見ると時代を通して寒冷的だったと妄想してしまう事になり、江戸時代は地球寒冷化が起こっていたという妄想世界に辿りついてしまうのでしょう。落ち着いて研究すると常に飢饉や大飢饉が発生していた訳ではありません。落ち着いて調べている様子が無い・・・・ツッコミ処満載な発表です。例のCO2人為的温暖化説並みの大胆と言えるほどあてずっぽうなレベルです。

天明の飢饉、天保の飢饉の期間において東北地方は暖冬傾向だった事は史実を研究する学者さんはよく知るところです。地球寒冷化なるものが起こっていれば冬に厳冬傾向でなければおかしな話です。乾いた暖かい南風が吹き続ける極端な暖冬の年があった事も記録に残っています。

『第二小氷期』なる定義については天候不順が続いた事を地球寒冷化と勘違いした上で生まれた造語でしょう。

全体像視点という言葉を知らない迂闊な学者さんが地球寒冷化という結論を妄信開始。病的なレベルの早合点を繰り返しながら、その考えに都合が良い歴史上のトピックスをあてずっぽうに掻き集めた事は明らかです。あまりにもあてずっぽうな理解ですからそんな発表をしてしまえば波紋を広げる・・・・常識的感覚であれば分かると思います。しかし真顔で主張なされています。そもそも地球の知的生命体が常識的感覚を必ずしも共有できないという事なのでしょう。

さて。

我々は・・・・世間にある気候変動説の9割は妄想の類だと思っています。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【補足】ノーベル賞を受賞した本庶氏のコメント「科学誌に掲載された論文の9割はその後消える」あららら・・・本庶氏の印象と似た数字。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆



papamogu01.jpg
『ぱぱもぐ』

天明の飢饉などを勘違いするなどして生まれた『極端な寒冷化説』、そして『CO2による人為的温暖化説』など荒唐無稽な気候変動説は大変迷惑な存在です。教育上でも問題です。

しかし・・・そのような荒唐無稽な気候変動説を精査している過程で我々は『ある一つの事実』に気づきました。

数千万年以上前から現在までの気候変動に関する各種グラフには『ある一つの事実』が必ず確認される事に気づきました。それは『ワンセオリー』と呼べるものです。

そして『ワンセオリー』とは太陽の核心的事実と言えるでしょう。

では・・・・

今回プレゼンテーションにおける起承転結の『転』へ突入します。
ただただ無情に現実を直視し続けましょう。


非常識な理解をバッサリ切り、常識的思考を重ねた結果をお届けします。
定型的、常識的、社会通念的感覚によるこのテーマの理解をお伝えします。

常識的感覚で仕切りなおす研究。ここからが本番です。

Let's roll.


【以降画像をクリック(タップ)すると拡大表示】

sun-spot-1700-2020.jpg
※出典元・SILSO・ベルギー王立天文台http://www.sidc.be/silso/dayssnplot
↑↑↑↑冒頭でも登場しましたがあらためて。観測された黒点数から月別平均値を算出し、かつ平滑化したグラフがこちらです。西暦1700年から西暦2019年の記録です。世界で公開されています。信頼できる機関が公開する『一次情報』。誤魔化しようがない70億人全人類が認める確たる客観的証拠と言えます。こちらを根拠にします。

ちなみに黒点観測は西暦1610年から。ですからデータは約400年分しかありません。太陽活動は数十億年以上続いてきております。約400年の観測歴は極めて限られております。しかも観測開始直後に黒点が極端に現れない期間が約70年続いた(マウンダー極小期。のちほど解説)という事情もありますし、ワルデマイヤー氏の遡った記録からとなっているので、SILSO・ベルギー王立天文台のグラフは西暦1700年からのものとなっています。

この黒点観測数グラフから東北地方で起こっている『ある出来事』を根拠に120年ジャストで区切る事が出来るのです。その根拠は読売新聞にて1950年代に発表されていた事実から。※後程紹介

model-a-b.jpg
↑↑↑西暦1780年~西暦1900年と、西暦1900年~西暦2020年までの黒点観測数を抜き出します。120年分で二つの時代になります。東北地方で起こっている『ある出来事』を根拠に120年毎に抽出します。※現在西暦2019年の為正確には119年分。

では・・・・モデルAから。
1780-1900-silso.jpg
↑↑↑モデルAのグラフに、さきほど『謎のライダー』さんが言っていた、東北地方の人口が激減した飢饉が発生した年や異常気象があった年を青く塗りつぶしました。【東北地方の春~秋の気候】になります。赤く塗りつぶしている所はかんかん照りの干ばつがあった年です。特徴的な4つのポイントを選出しております。

※以降東北地方の太平洋側かつ特に海沿いの地域の、春~秋の気候のイメージです。
【補足】日本海側は気候の様子が異なる。

天明年間の『天明の飢饉』や天保年間の『天保の飢饉』など、史実の出来事なのでこのグラフに皆さんが書き込んでも同じものとなるはずです。史実の出来事ですから70億人の全人類の皆さんが認めてくれる客観的証拠を記入しております。
※気候に関する情報元リンクは後ほど(宮城県公式サイト災害記録https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/299929.pdfなど)

『謎のライダー』さん、このデータに何か大きなミスはありますか?

「有名な飢饉が漏れなく記入されている。この通りだ。続けてくれ。」

はい。では続けましょう。

さて


モデルBも同様に。
東北地方は明治時代、昭和初期にも大凶作が起こり、東北地方の農村は貧困に悩み娘さんを花街に売るなどして人身売買して生活費をねん出した事は歴史に残る事実です。
明治、大正、昭和時代の凶作期や天候不順だった特徴的な年も太陽活動グラフに記入しましょう。こちらも【東北地方の春~秋の気候】になります。

1900-2020-silso.jpg
↑↑↑という訳でモデルBの時代を元に制作したのがこちらのグラフです。こちらも120年分です。そしてこちらでも特徴的な4つのポイントを選出しました。

『謎のライダー』さん、これは史実に基づいた情報を記入したワケですが、何か問題点はありますか?

「明治、昭和の特に目立った冷害期がしっかりと記入されている。これで問題ない。続けてくれ」

はい。かしこまりました。では、続けましょう。





さっそくですが・・・・

出揃った二つの時代のデータを並列に並べます


touhoku-1900-2020-silso.jpg
↑↑↑このような結果になります。

ほぼ凶作期(東北地方の春~秋における凶作期)が重なるのです。
※以降にて『東北地方の凶作期』という解説は春~秋におけるものになります。

ほぼ同じタイミングで凶作期が120年後にも起きていた訳です・・・・という事は・・・・気候に典型パターンが存在し繰り返されていたという事でしょう・・・・しかも太陽活動(磁場の強さ)と連動して。


太陽活動グラフと史実という客観的証拠を摺り合わせるとこんなグラフが浮かび上がってくるのです。120年で区切った事はユニークな発想ですが、世界中のどなたが制作してもこのグラフが完成するでしょう。
※一つの文献だけでは把握できません。多くの文献を突き合わせる必要があります。皆さんが裏取りする時は、最低でも50以上の文献やサイトを読み込むと大凡のイメージが掴めるでしょう。

繰り返される東北地方の夏期冷害期。文部省の命じで調査を行った『関豊太郎』教授は当初海流に原因があると考えました。その他学者も研究開始。大正時代になると農商務省 農事試験場『安藤広太郎・あんどうひろたろう』博士が太陽黒点と凶作期に相関性があるのでは?と気づき発表。地球に最も影響を与えている外部エネルギー源であり最大の影響力がある太陽。その太陽の変動と相関性を疑うことは常識的思考といえる極めて当たり前で合理的な気づきです。物事にはレベルや優先順位というものがあり太陽は最上位と言える存在です。しかも外部側のメインエネルギーとしての依存度は100%に近い影響力です。そこから疑い始めて当然。常識的感覚であればそう分かるはずです。(地球上の知的生命体が必ずしも常識的感覚を共有できるとは限りませんが)
 以降太陽黒点との相関性については昭和30年代頃まで研究されていました。それなりの数の文献が残っています。それ以降はこの図の通り冷害期が発生しない60年に突入。途中からCO2人為的温暖化説がブームに。現代日本人の間ではそんな事実があったことすら記憶に残っていないのが実情でしょう。

「東北地方の凶作は、明治以降も連続して発生しており、明治から敗戦までの78年間のうち、44年が不作の年でした」
http://www2.pref.iwate.jp/~hp2088/park/kikaku/49th_inochi_tabemono.html
引用元:岩手県公式・第49回企画展 『命を救った食べ物』~飢饉の歴史と生きる

CO2人為的温暖化により冷害期が発生しなくなったというのが現代の日本政府や東北各県行政の見立てとなっておりますがそうではなく、冷害期は太陽活動(磁場、帯電微粒子の発生、太陽風)120年周期の影響によるもので、ただ単にここ60年が冷害傾向ではなかったという理解が正しいのでしょう。
※宮沢賢治先生は冷害傾向が続く時代に生きていた事になる。それゆえ地球寒冷化説をテーマにした作品を執筆していた


1934-sanseidou-gakushu-jiten-taiyou-kokuten.jpg
参考・西暦1934(昭和9)三省堂 学習百科辞典(小学高学年から中学生向けの内容)※私物コレクション

当時高級品だった青少年向け辞典。状態が良いものがそれなりに現存しているシリーズです。こちらは太陽黒点の解説ページをスキャンしたもの。黒点の増減が「気象にも影響するといはれる」と解説されています。直接の表現はありませんが『安藤広太郎』博士が指摘し始めた東北地方の目立った冷害期と太陽黒点の相関性について言及されているものですが、昭和9年発行の青少年向け辞典においても確認しました。現在では大人向け科学雑誌でも触れられていません。理解が後退してしまった事が残念です。

西暦1925年 大正14年の文献 大飢饉と太陽黒點 田口克敏 
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmsj1923/3/5/3_5_128/_pdf/-char/en
※その他関連文献は後半にて紹介。ネット上に当時の関連文献がアップされている。そのプロジェクトに関わっている皆様に感謝※当時の研究は様々な事が分かっていなかった。太陽磁場(太陽風)の存在についても知られていなかった

いつしか研究や議論が自然消滅。しかし太陽観測は続いてきました。
その後蓄積された太陽黒点観測データを踏まえ図版化すると『120年単位』での太陽活動と気候の周期性を推認できるレベルのものが完成。ぜひ『安藤広太郎』博士らにお見せしたい図です。


musked-rider-v3mogu01.jpg
『謎のライダー』

touhoku-1900-2020-silso.jpg

これは・・・・・・・・・・・。

明らかな客観的証拠を摺合(すりあわ)せたシンプルな発想だ。だからこその衝撃があるな。

さて。詳しく追っていくか。このような場合の鉄則はまずは疑う事だ。
120年単位の気候の典型パターンなど、常識的に考えて存在するワケが無いからな。

例えば近世最大の被害となった『天明の飢饉』は、約7年間続いた訳だが・・・・・・・それが120年後の明治時代に再来しているだと・・・・・・?

落ち着いて考えるか・・・・まず、『天明の飢饉』は西暦1782年~西暦1788年まで続いたというのが定説だ・・・・
 明治時代の凶作期は西暦1902年~西暦1908年の期間だ。確かに120年後だ。その期間は・・・・・特に定まった呼び名はないが文献などでは『明治の凶作群』『明治の凶冷群』などと名付けられている通り研究者の間では天候不順が続いた期間としてよく知られている。
 「NHK朝の連続ドラマ・おしん」を俺は観た事がないが、まさにその明治期の凶作期から物語が始まると聞いた事があるぞ・・・・・西暦1902年からの凶作続きで東北地方の貧困が酷く、幼い娘を働きに出したという設定であり世界中が涙した伝説のドラマだ・・・・。その明治期の凶作期は『天明の飢饉』の再来だと言うのか?そんなバカな・・・・。
 ・・・・・それらの凶作期には共通点がある・・・・『天明の飢饉』も『明治期の凶作期』も3年目はなぜか盛夏であり、豊作で安心したと聞く。ところが・・・・・翌年からまた天候不順が続き、それでボロボロになったとも聞く・・・・・同じメカニズムの気候への影響で米や麦が収穫できなかったという事か?

【補足】信じられない!という人は今すぐ宮城県公式サイト・災害記録でチェック
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/299929.pdf
ただしこの情報はすべての事を網羅している訳ではないので雰囲気をチェックしよう。

天候不順期の再来・・・・史実の出来事だからデータを誤魔化すなんて事は出来ないよな・・・・まあ、一回くらいであれば偶然だと言える。常識的に考え、これは偶然だと思うべきだ。

『天保の飢饉』は西暦1832年~1838年。『天保の飢饉』も人肉食の記録が残る過酷な大飢饉だった。3年目は猛暑だった。それが・・・西暦1953年~西暦1957年と、1年ズレてはいるが121年後に再来していた事になる・・・・天保年間と昭和の戦後では農業技術の大きな進歩があり、同じ天候不順が続いても『天保の飢饉』レベルの大凶作や大飢饉はもう起こりはしなかったが天候不順の期間が続いたのは間違いない事実だ。西暦1953年冷夏。西暦1954年の冷夏は気象庁の統計上戦後最も気温が低かったとされている。西暦1955年は猛暑。50年代の日本で最も暑い夏を記録。そして西暦1956年は冷夏。その前後で天候不順気味だった。

【補足】まだまだ信じないぞ!という人はこちらのデータでもチェックしよう。
書籍名「気候変動の辞典・気候変動・気候災害に関する年表:西暦600年から西暦2017年までの全データ」PDF
※利用のルールは朝倉書店さん公式サイトにて・こちらは日本全国の気候の記録。東北地方に限定されていないのでその点注意
https://www.asakura.co.jp/G_27_2.php?id=297

続きを読む


【2】太陽活動と気候変動の真実。そのプレゼンテーション 本編その2 [もぐらのもぐ相対性理論]




【こちらのページへ検索エンジンなどから来訪された方へ】
【緊急PR】
2024年版・気候変動の真実・最新のまとめ実質ver.7 ( ・`ω・´) もぐらのもぐ相対性理論
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2024-03-06-mogu-riron
2024年3月6日公開
最新の発表をどうぞ。もぐらのもぐ相対性理論を知らぬ者が科学者を自称していたら失笑モノです

このようなデータも出来ました。
mogu-pr-02.jpg


mogu-jikansa-1500y-fig-2023-0222-03.jpg
IPCCらの言う18世紀以降の現代の温暖化なる現象は、太陽風プラズマ変動に対して太陽光が約60年遅れて上昇していた事が原因の模様です。そもそも太陽風変動と太陽光変動を個別の要素と考えなければなりません。


mogu-global-solar-radiation-fig-03.jpg
一例・気象庁高層観測所公式ページより・太陽光に関するデータは数十年前より各地域でも上昇傾向
IPCCは太陽活動の変動を0.1%以下と見積っており気温への影響は1℃以下と見積もっていました。それもデタラメだったのでしょう。そうやって世界中の科学者を誤解させた事で、もぐらのもぐ気候変動パネルがおいしい所を総獲り出来てしまったのでしょう。IPCCの皆さんあざーっすw

mogu-delay-fig-2023-06-10-new-3.jpg


そんな事は兎も角・・・・太陽風変動に対して遅れてかつ鈍く変動していくのが太陽光の模様。それが地球の生命にとって暮らし易い環境を与えてくれているのでしょう。IPCCの発表はアスペルガー的と言える偏ったものですが健常者感覚であればこんな事を次々と発展させていくことが出来ます。

当サイト内リンク先へ今すぐダッシュ!
気候変動の核心的事実を最大限に簡潔に立証しています。

おまえらが想像してるより100倍すごい立証だからな!
────────────────────────────────
以降の内容は古いバージョンになります。最終的にお目通し頂くには貴重な情報がなくはありませんが最新のバージョンはかなり質が高くなってきました。ぜひ最新のバージョンからお目通しを。


更新情報・ヤマセの理解について2度目のアップデートあり。2020.09.16

jyoushikidekangaero.jpg

https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/solar-activity-is-repeated-jp-01
※現在アクセスして頂いているこちらのエントリは上記リンクの続きになります。
こちらのページからアクセスしてくださった皆さんはまずは上記リンクからどうぞ♪

人類の皆さん、答え合わせの時間です。

【本編その2あらすじ】
太陽活動(帯電微粒子の放射など)は・・・・猛暑や冷夏(東北地方の凶冷:ヤマセ)などを発生させていた・・・・!つまり・・・・天明の飢饉や天保の飢饉は太陽活動が主因!!!その証拠をプレゼンテーション!


第七章・腰を抜かさないでね。世間の常識を覆す事実・・・・

kaerusan.jpg
『かえるさん』

さて。今回プレゼンテーションの最大の山場に進むケロ。

そもそも『天明の飢饉』も『天保の飢饉』も、その期間の中で同じような異常気象が起きていたケロ。夏の付近にて『ヤマセ』といって北東方向から冷たい湿った風が数週間以上も吹き続けてくる極端な気象が東北地方で発生していたケロ。東北地方の冷夏といえば『ヤマセ』が主因ケロ。※7年間ずっと『ヤマセ』が続く訳ではないケロ
すると・・・・・稲は冷たい気候が苦手だからそんな極端な異常気象が起こったらイチコロケロ。だから『天明の飢饉』や『天保の飢饉』は、『ヤマセ』が絡んだ天候不順期になるケロ。悪の組織ショッカーの陰謀ではないケロ。ましてや地球寒冷化が原因ではなく『ヤマセ』などを原因とした冷夏で発生した大飢饉だったケロ。だって地球寒冷化していたら全世界で一斉に飢饉になるケロ?でもなってないケロ?

その天候不順の数年間の中で特に深刻化した冷夏は『ヤマセ』と判明しているケロ。


musked-rider-v3mogu01.jpg
『謎のライダー』

『ヤマセ』は冷夏の原因では・・・・?それがどうして太陽の変動で起こるのか?アクセス者さんは首をかしげている事だろう・・・では聞かせてくれ。『ヤマセ』って何者だ?そして太陽活動の影響からなぜそれが起こる?

今回発表の核心に迫るその事実を・・・・


papamogu01.jpg
『ぱぱもぐ』

まず・・・・『ヤマセ』を。
日本の飛鳥時代に発生していた大飢饉も『ヤマセ』が原因ではないか?と疑われる記録があります。(西暦626年付近の大飢饉・記録から追える最古の記録。長雨、寒冷、6月7月に降雪記録あり)

IMG_0151.JPG
出典元:サンケイ
『ヤマセ』とは東北地方や東日本の冷夏をもたらす自然現象です。この図で言えば冷たく湿った風の事を『ヤマセ』と呼びます。気象用語的に表現するならば『夏期偏風』。度重なり発生する東北地方の夏期異常気象の調査を日本政府文部省が西暦1906年に『関豊太郎』教授に命じました。そしてその結果は官報に掲載されました。その調査発表内で『東風・ヤマセ』との用語が政府公式リリースで初めて登場したとされています。(凶作原因調査報告・官報第7134号及び第7135号・明治40年4月)※官報に合わせて『ヤマセ』と表記統一します。官報で用いられた用語ですから日本政府公式用語です。
 
※『山背』との表記は誤り。誰かが間違ってそのように表記してしまい広まった可能性。
こちらのコンテンツは明らかに理解を誤っているので注意。このサイトさんらが発信するデマの類です。こちらはあまりにも杜撰な研究。世の中はレベルが高いものに沿う事は言うまでも無く。この状況では官報に沿うべき。
https://sp.hazardlab.jp/think/news/detail/3/2/3200.html

上図のように北方領土より北側、そしてサハリンの東側で『オホーツク海高気圧』が大きく張り出してしまう事により、冷たい海面上(親潮)を吹き流れてきた『冷たく湿った風』が東方向から吹き続けてきます。夏期にこんな気圧配置になり『冷たく湿った風』が吹きつけてくるのですからたまったものではありません。そんな極端な事が起こるために昔の人は記録にこう残します『気候冷陰・東方向から風続く・稲青立枯・大凶作』。あまりにも極端で特徴的なので過去の記録を追うと分かりやすく残っています。
 しかも低層雲が多く発生し日照時間が激減します。さらには雨が降りやすくなります。古い言葉では霖雨。現代では長雨。
冷たい湿った風と低層雲による日照時間激減、長雨。そのトリプルコンボで極端な冷夏になるのです。
『ヤマセ』はその時々で強弱があるようです。いずれにしても東北地方、かつ、太平洋側が気温低下、日照低下、長雨による冷害に苦しむことになります。

参考:2019年7月に発生した岩手県におけるヤマセの風景。一見は百聞にしかず。その景色をフルカラーで見ておくべき。海から低層雲がもくもくと発生している様子。
https://ameblo.jp/lauaealoha/entry-12500180950.html
lauaealohaさんのブログより・貴重な画像を公開して下さっています

最大のポイントは、この現象は各大陸の配置や大洋の配分などが関わっており地球上で日本でのみ発生する現象です。その大前提を知らないで執筆された文献や研究が少なくはありません。
 現代の日本の皆さんの間で『ヤマセ』という名前すら認知度が低く、海外の人々は尚更知りません。東北地方にお住まいでも『ヤマセ』など聞いたことがないという方が少なくはありません。そんな現代の日本ではマイナーな現象がこの世界の核心的事実を解き明かすカギとなるのです。明治40年頃から昭和30年代頃までは活発に議論されていましたが時の流れの中で忘れ去られてしまったのでしょう。

学者さんにより用語が少々異なるのですが我々が集約させて頂きますと・・・・
『凶冷』とは『ヤマセ』を意味する言葉
『大凶冷』とは『特に目立って凶作となったヤマセ』
『大凶冷群』『大凶作群』とは天明の飢饉や天保の飢饉が発生した時代を意味している

もしも皆さんが古い文献を検索する事がありましたらこの用語でどうぞ。
昔の学者さんはヤマセ研究とは呼んでいませんでした。『東北凶冷研究』、『凶冷研究』などと呼んでいました。

※中国語での『凶冷・Xiōng lěng』は「激しい」との意味。


tenmei-1973y.jpg
※画像は宮城県公式サイト・災害記録より。『天明の飢饉』の西暦1783年の様子。画像はトリミング加工されています。

現在調査中ですが過去の文献で最凶冷、大凶冷と指摘されていたクラスとなると八月に降雪記録が残っています。『寒威冬の如し』との記録が残っているほどの『ヤマセ』発生年も。
 『天明の飢饉』の最中である西暦1783年の盛岡藩での記録より抜粋「5月中旬より雨繁々降り候て稲長じかね、土用入り候ても北風吹き、暑気これなく、不時の冷気にて不順にござ候、8月17、18日の両朝雪霜降候処も有之」
http://www2.pref.iwate.jp/~hp2088/park/kikaku/49th_inochi_tabemono.html
引用元:岩手県公式・第49回企画展 『命を救った食べ物』~飢饉の歴史と生きるための食物~」

『天保の飢饉』の最中の西暦1833年盛岡藩で7月に霜が降った記録があります。※陽暦に修正済み・盛岡藩では北風と記録されていますが宮城県の災害記録では東風と記録されています。

『天明系東北冷夏群』の『ヤマセ』とその再来は深刻だったようです。その発生は約240年前そして約120年前。現代人は最凶冷クラスの『ヤマセ』を体験した事が無い可能性があります。西暦1993年の冷夏は平成の米騒動が発生しましたが『ヤマセ』によるものです。西暦1993年の『ヤマセ』が最凶冷だと思えません。
 巨匠・宮沢賢治先生のファンであれば、先生が『凶冷=ヤマセ』の研究をなされていらっしゃった事を知っているでしょう。


【注意】
『天明の飢饉』においては浅間山大噴火(西暦1783年)も重なりより大飢饉に発展したと解説されている事が多い。我々の調査では少なくとも東北地方の太平洋側においては『ヤマセ』の影響の方が甚大だったはず。火山に注意が向いてしまい『ヤマセ』の存在を知らないで執筆された資料が散見される。本宮ひろ志先生の漫画『大飢饉』も『ヤマセ』の描写が無い。
※天明の飢饉冷害の『浅間山噴火主因説』は著しく杜撰な研究と断言。ヤマセによる低層雲の活発な発生を噴煙の結果であるとあてずっぽうに断定しその考えに都合が良い事を掻き集めている。その発表が西暦1800年代であれば許されるが・・・・全体像視点ではツッコミ処満載。落ち着いて研究している様子がない。正に病的な早合点。歴史をしっかり学ぼうとすればおのずと凶冷、大凶冷という用語に辿りつくもの。物事を客観的に常識的に判断できれば浅間山の噴煙が大凶冷を起こしたなどと本気で思考しないと思うが・・・・


あまりにも特徴的であり明らかにそれと分かる記録が残っている。
つまり否定しようがない事実。
それほどの自然現象ですから、証拠として採用するに最も適していると言えるでしょう。


kaerusan.jpg
『かえるさん』

西暦2019年現在でも『ヤマセ』はまだまだ分からない事が多いのが事実なのだけれども、このようなメカニズムではなかろうか?という理解はあり、それが下図になるケロ。

yamase.jpg
出典元:サンケイ
『オホーツク海高気圧』が張り出して『ヤマセ』が発生する。『オホーツク海高気圧』がなぜ発生するのか?と言えば・・・・『偏西風』がある年に蛇行してしまい、その間に収まるように『オホーツク海高気圧』が入り込んで発達し・・・・高気圧は下降気流を引き起こす為に・・・・北方の冷たい風を東北地方などに吹き付けてくる・・・・東北地方ではそれが東風=偏東風=ヤマセとして冷たい湿った風となって届き始める・・・・そんな理解がなされているケロ。

yonden-koukiatu.jpg
引用元:四国電力公式サイト
https://www.yonden.co.jp/cnt_kids/science/weather/006-p03.html

過去に周期性が確認されているという事は・・・・太陽活動120年の典型パターンが存在し・・・・そのうちの何か所かのポイントにて、先ほどの図のようなイメージの偏西風の蛇行が発生しやすい夏が起こってしまうケロ。『天明系東北冷夏群』にてどれくらいの蛇行が発生するのかは科学が進歩した時代に発生していないので詳細は不明ケロ。
 日本だからこそ被害を受けてきた『ヤマセ』。しかしその記録があるからこそ日本で今回の発見がされ易いと言えるケロ。日本語以外の民族に一度も制圧される事なく、侵略者に記録が改ざんされるなどする事もなく、単一民族として長く続いてきた国だからこそ断片的とはいえ古い気候の記録が同じ言語で残っていた・・・・しかも『ヤマセ』は日本でのみ発生し記録が残る自然現象。全ての国で発見できる事実ではないといえるケロ。さすが日出国(ひいずるくに)ニッポンという訳ケロ。今回の発見は日本から発表される運命だったということケロ。そして・・・・『特徴的であり明らかな証拠』といえる様子なので東北地方の気候は太陽活動と相関性がありリピートされているのでは?との研究が古くに行われていたという事になるケロ。

気象庁:舞鶴海洋気象台長(当時)須田瀧雄博士(西暦1912年生)の著書『太陽黒点の予言 解明された気候変動の謎:1976年発行』より引用※のちほどあらためて紹介
「気候変動を研究する者は、利用できそうな資料にはダボハゼのように貪欲にとびつくものであり、こんなものが食えるかというようなものを結構消化して終う。 略 こうした資料の中で、東北凶冷の記録はもっとも貴重である。というのは、これは日本の気候変動においてもっとも重要な事項の一つであるからである。しかも大凶冷は飢きんにつながる大事件で記載もれが少なく均質性に優れていること。またその原因として長雨、冷涼など、かなり詳細に記載されているものが多いという点からも優れた資料といえる。※原文ママ」※ダボハゼ=アル・ゴアさんら

参考文献エントリにてあらためて紹介するけれども・・・・・
https://core.ac.uk/download/pdf/160748922.pdf
盛岡高等農林学校における初期冷害研究
こちらの文献にて「ヤマセ」の研究がどのように始まったのか?当時の官報などが詳しく解説されているケロ。

さて・・・・

『ヤマセ』。その記録はハンパなく貴重ケロ。

『ヤマセ』の記録はすなわち偏西風蛇行の記録。

『ヤマセ』の古い記録は過去の偏西風蛇行の記録。

例えば西暦1783年の盛岡で8月に霜と雪が観測された夏は、『ヤマセ』発生の偏西風蛇行モデルが起こっていたという事ケロ。各種記録から断言できるケロ。
 最も古くは・・・・記録がかなり限られているので断定は難しいけれども、推古天皇の時代である西暦626年も先ほどのような偏西風蛇行モデルになっていたと思われるケロ。西暦1993年は間違いないケロ。

断片的とはいえ過去数百年以上前の偏西風蛇行を一部再現できるデータを持つ国はそうはないはずケロ。

new-fig-1902-scale.jpg
【補足】
・和田英夫氏の第81図を参考にするとこの場面にて黒点上昇期=高層気圧の劣勢期になる。
・太陽活動つまり磁場(帯電微粒子の発生)が120年に1度の最も弱まる時期が過ぎ、強まり始めるタイミング

現時点で詳細は不明だけれども、太陽活動120年のうちのいくつかのポイントにて『ある偏西風の蛇行モデル』⇒『オホーツク海高気圧の発達』⇒『ヤマセ発生(冷たい湿った偏東風)』⇒『東北地方にて極端な冷夏』という事が発生しているケロ。
 太陽活動の大周期と再来のタイミングがおおよそ一致するので『ヤマセ』は太陽活動と連動している疑いが濃厚ケロ。すなわち

太陽活動(磁場の法則的遷移)が偏西風蛇行を誘因している・・・・

そうだとすればここまで解説してきたことの説明がつく事に・・・・なるケロ。

さて・・・・・


もぐらのもぐチームは、『ヤマセ』のメカニズムについて
衝撃の事実を発見しているケロ。

これから紹介する新たな発見は西暦2019年7月7日に発生していた『ヤマセ』のケースになるケロ。
おそらくは・・・・記録から推認するに天明年間などの『絶望的クラスのヤマセ』と『YAMASE : 20190707※以降そのように解説』では威力が異なると思われるケロ。あくまでも1例になるケロ。ただしこの1例だけでも現時点での一般的な理解よりかなり前進できる事になるケロ。

西暦2019年7月7日に『ヤマセ』が発生していた証拠はこちら
今週も 宮城に曇り空を、山形に電力をもたらす“やませ”が吹く
小杉浩史氏 | 気象予報士 / ウェザーマップ所属 
https://news.yahoo.co.jp/byline/kosugihirofumi/20190707-00133225/

そちらの記事で公開されたこちらの画像をここで引用させていただくケロ。
yamase-case-2019-0707.jpg
『ヤマセ』による雲発生が活発化した影響で東北は雲に包まれているケロ。しかしそれは太平洋側の話であり山を隔てた日本海側の秋田県や山形県などはフェーン現象でむしろカラカラの風が吹き込んでいるケロ。日本にとって特に東北地方にとって大変迷惑な自然現象ケロ。※天明の飢饉などで火山噴火で日照時間が激減したとのトンデモ説はこの雲を噴煙で発生したと勘違いしている模様。火山噴火の影響が全く無かったとは言わないが噴煙主因説はあまりにもあてずっぽうな研究。

【YAMASE : 20190707】西暦2019年7月7日の偏西風蛇行図
2019-07-07-jet.jpg

最新の偏西風の様子はこちらのサイトさんにて:今後より注目のサイトさん
気象予報士 松田巧氏 サイト 
https://www.cokbee.com/weather/jet.htm

注目のポイントは・・・・・寒帯ジェットが大きく張り出して北方領土とカムチャツカ半島のあいだあたりを吹き抜けているケロ。この寒帯ジェットの内側の気候は北極を中心とした気候となる為に冷たい気候になっている事は想像に容易な事実ケロ・・・・・

さて。もう一歩踏み込むケロ。
さらに核心に迫るケロ


【重要】今後アップデートの可能性
アップデートあり・2020/9/16

【YAMASE : 20190707】が発生していた当日の天気図を見てケロ
tenkizu-2019-07-07.jpg
まずは謝罪から・・・・我々は研究のペースが早すぎてしまいヤマセの理解においてデータ不足の為にやや的外れな理解をしていたケロ。まだまだ真実に至っていない可能性があるけれども、これだけは間違いが無いという事だけをアップデート版として公開しておくケロ。

さて。ヤマセという現象自体は、いわゆる『梅雨寒』として梅雨時期にフツーに起こるものケロ。

梅雨寒 (ツユザム)とは - コトバンク
梅雨寒梅雨のときオホーツク海高気圧から北東の冷湿風(やませ)が東北地方を中心に吹き,太平洋側ではこの寒さで苦しむ。

ただし・・・・おおよそ周期性があるのだけれども、ある年にはそのヤマセが梅雨頃から真夏にかけて発生し続ける(止む日もあるが)事により、近代以前は大凶作の年になってしまっていたケロ。

梅雨前線とオホーツク高気圧の位置によるのだけれども、大雑把に見ればオホーツク高気圧が北の方の寒冷的な風を自然のサーキュレーターのように送ってきてしまい、前線沿いの低気圧に向かってそれが届いてきてしまう・・・・これがヤマセ発生の日の典型的シナリオなのだけれども、そのような条件の日が続いてしまった年が天明3年などの大凶作年になるケロ。

結局はその年は梅雨前線が微妙なところで留まり続けてしまう条件が揃ってしまっていたと理解され、そのような大気還流の年に周期性があり、東北地方の気候の周期性の発見に繋がった・・・・


偏西風がなぜ蛇行しているのか・・・・・?
北側ではこんな事が起こっているケロ。

それは『極渦:きょくうず』の発達と関係があると思われるケロ。和田英夫氏の著書でも『極渦:きょくうず』が解説されているケロ。
dr.hideo-wada-fig76.jpg
第76図 『周極うず』

現在日本では【国立環境研究所】が観測及び研究しているケロ。そちらの組織では『極渦:きょくうず』と用語を統一しているので以降はそちらの組織の用語と統一するケロ。

では、【YAMASE : 20190707】が発生していた西暦2019年7月7日の『極渦』を見てみるケロ
big_N_pv_00_00_340_2019_07_07.jpg
引用元:国立環境研究所 成層圏極渦予測 340Kデータ 青から紫の領域が極渦
※偏西風蛇行図に合わせて日本を下側に方位変更を独自にさせて頂いているケロ。
http://db.cger.nies.go.jp/gem/stras/ja/index.html

なんと・・・・『極渦』の発達が顕著であり・・・・・『極地からの寒波』がカムチャツカ半島付近にまで達していたケロ。ちなみに・・・・・『極渦』は、これまでの一般的な理解では、北半球においては晩秋から冬に掛けて発達するものだと理解されているケロ。

国立環境研究所 地球環境研究センター
極渦(きょくうず)用語解説
http://db.cger.nies.go.jp/gem/stras/ja/term.html
『極渦とは : 極域の成層圏で晩秋から春にかけて発生する強い西風 (極夜ジェット) に囲まれた巨大な低気圧性の渦で、オゾン層破壊の場となることが知られており、北半球においては南半球と異なり中緯度地帯までその影響を及ぼすことがあります。』

極渦の基本的な事は各自で学んでいただくことにするケロ。上の解説に一つ補足をしておくと『夏に最も弱まる傾向』という事で消滅してしまう訳ではないケロ。
(オゾンホールはフロンガスで発生なんちゃらという説もCO2人為的温暖化説的存在なのであの説を妄信しないで距離を置くべきケロ)

さらに・・・・・極東~太平洋においては、赤道付近では海水温が常に変化しており、北側では極渦など、南側では海水温の変化などがあり、それに挟まれるように存在する偏西風などがより不安定になる年や、不安定なまま維持され易い年がある事になるケロ。

【追記】2020年7月16日
taiki-kanryuu-20200715-02.jpg
Windy.comよりキャプチャーした画像に追記
中国の長江沿い、九州豪雨に注意が向いてしまっているけれども、ヤマセが発生しているケロ。
寒帯ジェットと温帯ジェットが日本から離れた太平洋上でハの字のように接近しているのは2020年7月15日にも観測。オホーツク高気圧だけでなく低気圧もセットで注目すべきケロ。

少なくとも・・・・極うず、太平洋の海水温、偏西風などの大気還流、オホーツク高気圧、太平洋高気圧、梅雨前線・・・・・それらは全て繋がったものなのだけれども、結果としてそれらの関わりの関係からヤマセが吹き続ける夏が起こってしまう・・・・そして・・・・繰り返すけれども、おおよそ周期性がある。その周期性とは太陽活動から始まっており、太陽活動自体がプログラム制御のように安定的とは言えないが為に、それに影響を受けることもまた、プログラム制御されたモノのように正確に反応するワケではないが・・・・それでも、いわゆる大凶作の年というものは極端なために記録に残りやすく過去の周期性を探り易い・・・・これが大雑把ではあるも、しかし余計な事を最大限省いた本質的なことの理解になるケロ。

https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2020-03-16-solar-system-theory
↑↑↑↑
最新のプレゼンテーション・この世界の真実教えてやんよ ( ・`ω・´)

上記リンク先の最新のプレゼンテーションは必須の理解を発表しているけれども、そちらをお目通し頂いているという前提で進めさせていただくと、太陽からの様々なエネルギーが地球上に存在する物質のあちらこちらにひびいている=化学反応を起こし、太陽活動が上がって下がってと法則的に繰り返す中で、地球のあちらこちらでも、何かの数値が上がったり下がったりするのだけれども、海洋などではその反応の結果が遅れて現れる事もあり、ハンパじゃなく一筋縄では理解できないのが実際のところケロ。

しかしいずれにしても太陽活動の大周期という気付き、繰り返しという気付き、そしてすでに指摘されていた東北地方の気候の周期性は、今後さらに研究を進める必要があるケロ。

以降はアップデート前の原稿も残っているケロ。とりあえずここまでの部分をアップデートしておき、追って整合性を持った加筆修正を行なうケロ。申し訳ございませんケロ。
____________________________________

【帯電微粒子による地上で観測される客観的事実を挙げるケロ】
太陽の磁場・・・・帯電微粒子の地球の気候への影響で分かっていることがあるケロ。具体例を挙げるケロ。

※スーパーフレアとはつまり急激な帯電微粒子の放射の事。急激な到達が起これば影響が分かり易いという事ケロ。
・太陽面爆発(スーパーフレア)があると太陽風(帯電微粒子)が地球に達する四日くらい後に地中海周辺の雷雨の頻度が極大になる事が確認されている
・太陽面爆発があると三日後に太平洋東部で気圧の谷が深まるなどが確認されている

参考・「太陽の脅威とスーパーフレア」(視点・論点)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/282558.html


dai-80-zu.jpg
引用元:天明異変は再来するか?和田英夫他1965
太陽面爆発(スーパーフレア)10日後の太陽風(帯電微粒子の急増)の影響を受けた北半球高層天気図(5500m)の変化第80図

上の図は突発的現象といえる状況であるけれども、帯電微粒子が高層天気に影響を与えている確たる客観的証拠の一つであり、気象庁のお役人さんが発表していた貴重なデータになるケロ。帯電微粒子放射は・・・・
★突発的放射(スーパーフレア・影響が急激に現れる。そしてすぐに解消する)
★通常放射(いわゆる太陽活動による・影響は緩やかに現れる。常に影響を受けている)
※帯電微粒子の放射には大きくは二種に大別できるケロ。今回は通常放射の話をしている事になるケロ。この用語は今回定義させていただいたケロ。


こんな事が西暦1962年の太陽磁場の初観測以降に既に知られていたケロ。冒頭で公開した天明の飢饉などの周期性は突き詰めていくと太陽が放射する帯電微粒子による『北半球の夏期における極渦への影響』が見え隠れしてくる事になるケロ。

ここで・・・・もう一人の気象庁のレジェンドと遺されていた著書を紹介するケロ。和田英夫氏の著書は太陽活動に絞っている訳ではないケロ。この著書は太陽活動が地上に及ぼす影響に絞っている事がポイントになるケロ。

taiyoukokuten-no-yogen.jpg
書籍名:太陽黒点の予言 解明された気候変動の謎 地人書館1976 
著者:須田瀧雄博士・舞鶴海洋気象台長(当時)
須田氏は西暦1912年生まれ。定年による退任後に発行された著書。太陽活動のリピートなどは当然に触れられていないが当時の最大限の研究結果が公開されている。ブックカバー表2に推薦の言葉を和達清夫気象庁長官(当時)が寄せている。現在の気象庁は太陽黒点と気候について触れすらしないが、当時は気象庁長官クラスでも研究に注目していた事が推薦の言葉から伺われる。
 まえがきより。「この書の主体は、教科書風に多くの学者の研究結果を網羅して解説したものではない」(慎重な解説に終始しており定型発達気質の方と推察される。当テーマ研究者必読の書といえる。ヘール・サイクル等の解説もあり基礎的理解の学習にも役立つ)

和達元気象庁長官「本問題はさらに今後議論され発展するであろうが、この研究はその道程に輝き続ける一燈台であると信ずる。」

この著書からこの図版を引用させていただくケロ。

dr.suda-model.jpg

須田博士もまた宮沢賢治先生らと同じく『世代的理由の地球寒冷化バイアス』が確認されるのでその点を踏まえてこの図版を受け止めて欲しいケロ。日本や地球を心配しての事ではあるのだけれどもケロ。
 ここに帯電微粒子が『極渦』の発達を促進させるメカニズムの考察が遺されているケロ。太陽から放射された帯電微粒子が極渦などに影響を与えるシークエンスを具体的に示した『須田モデル:太陽活動の地上気象への影響※命名もぐらのもぐチーム』は大変参考になるケロ。

dr.takio-suda-fig-no-43.jpg
128ページ及び第43図に注目。
「太陽活動にともなう短波放射(太陽黒点で指標される)および微粒子放射(地磁気活動度で指標される)の変化がそれぞれ低緯度および高緯度の圏界面付近の気象に大きく影響する事は動かせぬ事実として認められた。」
「また、その影響を通じ、太陽活動は気温南北差に変化を与え、大気大循環にも響いてくることも確からしいことがわかった」
「したがって、黒点数と地磁気活動度に着目して解析すれば、当然太陽活動が地上気象に影響することが明瞭に見出されると同時に、そのメカニズムを明らかにできることになる。」
「解析の方法は二つ考えられる。そのうち一つは第43図に・・・・」※あとは各自が古書店などで購入しようケロ ♪

第43図は、太陽活動のリピートを踏まえてリライトすべきケロ。太陽活動がリピート⇒大気循環がリピート。そんな感じケロ。


和田英夫氏の第81図の太陽活動と高層気圧の法則的遷移の図はつまるところ『極渦』と繋がった話になるケロ。

国立環境研究所であれば・・・・例えば天明の飢饉1783年8月付近の『北半球における夏期の極渦』をおおよそ特定できるナレッジを持っていると思われるケロ。日本の近世で確認される極端な天候不順期つまり偏西風が長期に渡り偏る時期は『極渦』も長期に偏っていたという事になり、当時の古い情報を掻き集めればそのようなおおよその特定が出来る事になると思われ、さらにはより古い時代の『養和の飢饉』などの『極渦』もおおよそ特定できると思われるケロ。日本にて記録が残っている周期性がある天候不順期の記録は宇宙天気と直結している話なのでそういう理解になるケロ。

1960年代から70年代にてこれらの理解が最大限進んでいたのに残念ケロ。古い文献を読みあさると分かるけれども当時の方が太陽や帯電微粒子が地球に及ぼす影響について研究が進んでいた印象。『根本順吉』氏(昭和後期から平成時代の気象研究家・気象庁予報官・長期予報担当)が太陽活動が地磁気に影響を与えるモデルを提唱するなど1960年代頃は様々な研究者が挑んでいたテーマだったケロ・・・・ここまで理解が進んでいたのに・・・・現在はむしろ後退している印象ケロ。現代の研究者さんはいったい何を研究しているのか?首を傾げてしまうケロ。キラリと光る優秀な研究者さんは見渡せばズラリといらっしゃるけれども・・・・なぜ優秀な頭脳が連結して前進していないのか・・・・不思議ケロ。・・・・真面目で常識的な研究者さんほど発言が慎重になりがちで、うかつな研究をしてしまう人ほど迂闊に発言してしまう傾向があるような・・・・?

さて

一連の結果から・・・・・太陽から放射される帯電微粒子が地球の地上気象に影響を与え、極渦と偏西風にも影響を与えている。太陽からの帯電微粒子の放射は一定的ではないゆえ、気候というものは人類が望むような一定的な推移にはならない。という理解におのずと達するケロ。

さらに・・・・物わかりが悪い人たちに向けて率直な表現で伝えておくと・・・・

『ヤマセ』は日本人だけに限らず世界の人にとっても、『地球の気候にとって重要な事実』であるという事。この実態を知らずに気候変動を語るなど、ダースベイダーの存在を無視してスターウォーズを語ろうとするくらい馬鹿げている。この事実に気づいている者からすれば、この事実に気づいていない者達の気候変動理解など阿呆の戯言(控えめに言って)。笑止千万。なんにせよ『ヤマセ』と『太陽活動』は気候変動研究において避けては通れぬテーマ。気候変動を本気で研究しようと思うのであれば猛省の後すみやかに学べ・・・・厳しい研究者さんならそう指摘すると思うケロ。  けれど、もぐらのもぐチームは優しいので「ヤマセ」の研究は楽しいケロ♪みんなも一緒に研究しようねケロ♪ 知らなかったお友達は仕方ないケロ♪ ドンマイドンマイ♪ と伝えておくケロ。


CO2温暖化信者さんはここでそっ閉じしちゃったかな?ケロ。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
こちらの文献はここまでの話を理解した上で読み込むと『ヤマセ』がより理解できると思うケロ。『ヤマセ』に注目している研究者さんは他にもいらっしゃるケロ。次代の研究者さん達に期待ケロ。

https://www.chs.nihon-u.ac.jp/institute/nature/kiyou/2019/54/12.pdf
日本大学文理学部自然科学研究所 2017年夏季に出現・停滞したオホーツク海高気圧に関する総観気候学的解析 宮本大輔氏・山川修治氏

このテーマの『真の総観研究』は『太陽の大周期』を含めたものになると思われるケロ。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
さて・・・・・
この章にて関連がありそうな事実をもう少し解説させて頂いておくケロ。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

様々な自然現象・・・・エルニーニョ現象などがどう絡んでいるのか?大周期観点とポールシフト現象は関係がないものなのか?かなり複雑だと思うけれどもいずれは完全解明できるはず・・・・ケロ。我々も研究を続けるケロ。

こんな論文もあるケロ。ビクトリア湖の水位と黒点の相関。これも古くから指摘されていた事実ケロ。
https://www2.nao.ac.jp/~mitsurusoma/gendai3/113-132Yoshimura.pdf
太陽長期変動研究の観点から見た アフリカ・ビクトリア湖水面位とナイル川水位変動の 歴史的記録の考察 吉村宏和氏

ヘンリク・スベンスマルク教授、宮原ひろ子教授らが研究しているスベンスマルク効果(宇宙線量と雲発生の相関性)など、多くの事実が複雑に絡んでいるはず・・・・そしてそれらもおおよそのリピートがあるはず。超AIの開発まで真相の解明は難しいはずケロ。


daitaiyoukatsudouki-yamase-ver02.jpg
↑↑↑
これは西暦1902年からの大太陽活動期における『やませ』発生の記録になるケロ。『天明系偏西風蛇行期』『天保系偏西風蛇行期』は特に目立った冷害になるけれどもその他の地点でも『ヤマセ』は発生しているケロ。つまり太陽の磁場はその強さを増したり弱めたりと常に一定に放射される事はなく、法則的とはいえフラフラと変化しているので、『極渦』の変化や偏西風の蛇行(偏り)が起こることになるケロ。大正時代の研究者さんはおぼろげながらその事実に気づいたので東北地方の気候に周期性があるはずと発表し始めたということケロ。


fig-120year-essence01.jpg
要するに磁場の変化が一定であれば気候の変化は大人しいかもしれない?大正時代から昭和の研究者さんはこの法則性は気づけなかったという事ケロ。直近の約60年の太陽黒点の推移がとても重要であり我々が研究を引き継いだ結果、重ねあわせによるリピートを発見したケロ。



『天明系偏西風蛇行期(極渦夏期発達期)』と『天保系偏西風蛇行期(極渦夏期発達期)』は太陽活動の120年周期の中でこんなタイミングで起こっているケロ。

jyoushou kakou01.jpg
※要はこういうこと

大周期ビューで見ると、上り坂に移った直後、下り坂に移る直前に数年に渡る顕著な『極渦』の発達および偏西風の長期蛇行(偏り)が発生していたと思われるケロ。要するに太陽活動における大周期の傾向がチェンジする付近にて極渦の偏りが顕著であり偏西風が蛇行していたと考えられるという事ケロ。

fig-120year-essence02.jpg
より詳しく図を制作するとこういう理解になるケロ。

そして大周期の上り坂では東北地方においては冷害傾向が続く『極渦』の発達や偏西風の偏りが起こると思われるケロ。明治期途中、大正、昭和31年頃まで冷害が続いていた記録が残っているケロ。それゆえ地球寒冷化説を唱える学説がその時代は多かったと考えられるケロ。もしかするとこの傾向チェンジの時期に他の場所でも影響が現れている可能性。これから起こるビクトリア湖の水位の変動の様子にも注目ケロ。おそらく大周期内の上昇そして下降という変動も顕著に現れるはずケロ。これまで人類は大周期そして上昇下降の影響を一切考慮していないケロ。しかしこの理解を越えないと説明できない事が多いと思われるケロ。これまではビクトリア湖の水位と黒点の相関性と指摘されてきたけれどもより正しくはビクトリア湖の水位と帯電微粒子の相関性と表記すべきケロ。

※短波放射=太陽黒点数で指標される
※帯電微粒子放射=地磁気活動度で指標される
須田瀧雄博士の解説

dai-81-zu.jpg
このタイミングでこの図をリマインド。この図の用語を引用し解説すると黒点は増加期と減少期を繰り返してきており・・・・それに連動して高層気圧は優勢期と劣勢期を繰り返しているケロ。
 黒点の増加期であり・・・・【北半球の夏期における】・・・・高層気圧が劣勢期の・・・・かつ、120年周期のうちの二回の黒点増加期=高層気圧劣勢期付近において『大凶冷群』が起こっていたという理解になるケロ。この図の西暦1953年頃から天保系の再来と思われる冷夏猛暑が記録されているケロ。つまり『極渦』の顕著な発達が起こっていたという事になり、太陽磁場の法則的遷移に連動していたという理解になるケロ。天保の飢饉と比較し冷害がさほど強くなかった事は過去の時代と帯電微粒子(太陽風の強さ)の量が異なっていた事が原因と思われるケロ(C14グラフを根拠に)。

この理解を発展させるとダルトン極小期は太陽磁場の法則的遷移が定型的な推移から逸脱し、結果として本来の正しいリズム=法則的遷移から逸脱し妙に寒冷的な気候になったであろうと推察されるケロ。冬季に影響が偏っていた印象ケロ。皇帝ナポレオンがロシア戦役で敗走した西暦1812年はダルトン極小期でありその年の秋~冬は特に厳冬だった事は史実の出来事ケロ。日本ではダルトン極小期は江戸で降雪が多く凍結が度々凍結していたケロ(プレゼンテーションその1でお伝え済みケロ)。かといって夏は冷夏だったとは限らず地球寒冷化という印象は無いケロ。

マウンダー極小期は・・・・極端な地球寒冷化の時代などといった抽象的な理解は幼稚といえ、太陽にて帯電微粒子の法則的放射が不活発化し、結果として地球の気候などでリピートされるはずであった様々なタイミングなどが狂っていた時期ではなかろうか?実際にマウンダー期では天明系天保系のような大凶冷群の記録が無いケロ。定型的なリピートが途絶えて非定型的な推移が起こっていた時代であったという理解に・・・・おのずとなるケロ。気候の遷移という意味では太陽活動が活発的な時代に比較し穏やかな印象を持っているケロ(宮城県災害記録などを根拠に)。いずれは過去の黒点データから当時の高層気圧などの様子や気候をシミュレーション上におおよそ再現できるようになると思われるケロ。(別の機会にて詳しく解説予定だけれども、マウンダー時代の前後は120年単位の法則の、前半60年がのきなみ不調だった時代と推認されるケロ。C14グラフを冷静に観察すると分かるケロ。これまで語られてきたマウンダー時代の理解はアホアホで幼稚的過ぎるケロ)

さてケロ。

いずれにしても何が起こっているのか?先入観をもたずに研究するべきケロ。そして現在は氷期サイクルの中の高活動期にあるという事。我々の発表はあくまでもその現在進行中の高活動期においての話になるケロ

【かえるさん博士の苦言】
太陽からの帯電微粒子が地球の地上気象に影響を与えている事は確かケロ。そしてオーロラは地上気象にまで影響を与えるものではないけれどもその影響で発生している事は確かケロ。スウェーデンはオーロラ観光で有名であり、ノーベル賞発祥の地であり、ノーベル賞の授与にはスウェーデンの政治的意図が作用しやすくスウェーデンはCO2人為的温暖化とそれによる気候変動を国家として妄信しているケロ。それでアル・ゴア氏に授与。グレタさんは候補に挙がるなどノーベル賞とその問題は関連があると推認されるケロ。
 しかし・・・・オーロラを体験できる高緯度地域のスウェーデンこそ太陽からの帯電微粒子の研究が進んでいてよいはずだし、その研究が地球の地上気象への影響に発展してよさそうだし、世界の中で最速で一連の真実に気づきそうなのに、明らかに病的思考の結果と思われるCO2人為的温暖化説のキーパーソンにノーベル賞を授与して人類の正しい歩みへの足を引っ張っているのは悪い冗談ケロ。
 もしも後に我々の発表が社会通念的理解となりCO2人為的温暖化で日本の100兆円以上の無駄な負担について誰が責任を負うか?議論になった時にスウェーデンにその矛先が向かっても止む無しと思われるケロ。世界中で客観性が無いと指摘されているのになお、ノーベル賞をキーパーソンに授与していたり、候補にあげて話題性を高めようとしたりプロパガンダ的に利用すのは罪に等しい行為であったと指摘されても仕方がないケロ。政治的意図をそのような賞に含ませる事は理性的ではない。スウェーデンは理性的な国にみせてその実、甚だ非理性的な国であったと猛省してくれる時が来ることを期待しているケロ。IPS細胞の研究、ガンなどの先進医療開発に100兆円を振り分けていれば現在かなりいい線に行っていたはずケロ。

スウェーデン迷惑過ぎケロ。現実を直視するべきケロ。




続きを読む


太陽内部の時間の遅れ?? [もぐらのもぐ相対性理論]

最新の理解
mogu-fig-2022-time-delay-jp.jpg
太陽風(プラズマ)に対して・・・・太陽光が約60年遅れて上昇(変動)していた模様です。
詳しくは上図をどうぞ。
以降の記事は古い内容ですが、もぐらのもぐチームは分析開始当初から太陽の活動において時間差が身近なところである事を気付き始めていた事を窺い知るに必要なのかもしれませんが現時点では以降の内容はほぼ意味がありません。最新の記事をどうぞ。

mogu-hikaku-fig-04.jpg

papamogu01.jpg
『ぱぱもぐ教授』

みなさん、こんにちは。
今日は・・・・あくまでも・・・・あくまでも我々『もぐらのもぐ太陽活動気候変動研究プロジェクトチーム』の中で、そういう事もあり得るのかな?と話題にのぼり始めている事実があります。


※過去エントリで少し触れていた話
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2020-mogu-soutaisei-riron-hosoku


といってもそれが現実に起こっているのか?分かりません。いずれにしてもそういう検討自体はあっても良いと思いまして新エントリを立ち上げておおよその事を発表しておきます。

この分野のテーマは一代で為し得ません。現に、正村史朗氏、須田瀧雄博士らは著書内で『後世の研究者に任せる』とメッセージを残されていらっしゃいます。数十年前にパスが出されたままでご縁があった我々がそのロングパスを受け取った事になるのでしょう。

さて

我々は太陽(恒星)と地球(属する惑星)について多くの革新的かつ核心的な事実を発表していますが、それでも詳細の研究などは後世の研究者にお任せする必要・・・・つまりロングパスを出しておく事も多々あると思います。そんな時を超える複数のロングパスの一つが今回エントリの論考です。最大限簡潔にさせて頂きます。

では、かえるさん博士につなぎます。


[かわいい]kaerusan.jpg
『かえるさん博士』
みなさん、こんにちはケロ。
上のYouTubeの動画は、ISS(国際宇宙ステーション)からのライヴストリーミング動画になるケロ。
【常にライブではない。画面左上にLIVE NOWの表示がある時にのみライブ中継動画になる】

ISSの周回は時速約27,000キロ。アメリカンモータースポーツのインディカーはオーバル周回コース(インディアナポリスサーキット)で記録する最高速度が約350キロとのことで、中継を見るとめちゃめちゃ速くて驚くけれども、条件が異なるとは言えインディカーと比較して桁外れの超速でISSは地球の上空を周回しているケロ。※音速は時速約1200キロ。ISSは音よりも圧倒的に速いケロ。

ISSは地球を約90分で一周。めちゃめちゃ速く感じるインディーカーでは仮にメンテナンスをしないで燃料補給(バイオエタノールとガソリンの混合)を無しに走り続けられたとして、アクセルフラットで突っ走っても地球一周を約114時間・・・・ISSの速さはハンパじゃないケロ。
【地球は回転しているのでその点加味しなければならないが・・・・】

ウィキペディアより引用
>ISSにおける時間は、地球上の時間よりも6ヶ月につき0.007秒遅れる。

時速約27,000キロの高速移動をしているので、アインシュタイン博士が指摘していた事が起こっており、より光速に近づけばより時間が遅れるのだけれども、ISSで起こるそれはかなり小さな数値だけれども、いずれにしても時間が遅れることには間違いがないケロ。一番身近な「時間の遅れの具体例」になるケロ。

ISSは確かに速い。人工物としてめちゃめちゃ速い・・・・。しかし光を始め銀河宇宙線など宇宙を飛び交っている物質に比較すれば亀さんに思えるほど遅い。宇宙の中の高速移動をしている物質なり物体の中で遅い部類のISSにて、小なりとも時間が遅れるという事は割と簡単に起こり得る事実と言えるケロ。この宇宙の中で時間が遅れることはありふれた現象ケロ。

光の速度を超える、もしくは光に近い速度になればなるほど時間が遅れることになるケロ。さらには、重力がハンパなく強い場所では時間が遅れるケロ。


papamogu01.jpg
『ぱぱもぐ教授』

さて・・・・・

続きを読む


太陽からの帯電微粒子(太陽風) [もぐらのもぐ相対性理論]


ウェザーニューズ アラスカオーロラライブ ※日本と現地の時差18時間

日本16時 ⇒ アラスカ21時
日本19時 ⇒ アラスカ 0時
参考にどうぞ

太陽から放射される帯電微粒子(太陽風)。
それが大気圏内に侵入してきて発生するのがオーロラです。
目に見えやすいという事で気づきやすいのです。

1976年に発行された気象庁OBの須田瀧雄博士の著書『太陽黒点の予言 地人書刊』にて、帯電微粒子が結果として地球の大気還流に影響を与えているとの指摘をしていました。

大気還流のうち・・・・偏西風蛇行にも影響を与えることになり、つまり太陽からの帯電微粒子が北日本とくに東北地方の海沿いで発生する特徴的な冷夏『ヤマセ』を起こしているという理解に達します。

さすがは気象庁のお役人さん。1970年代という情報の入手に大変手間が掛かった時代にそこまで踏み込んでいた事は衝撃的なこと。もしも現代に先ほどの書著を発行しても衝撃的ですがそれが44年前の事です・・・・気候の事をよく理解した神クラスの天才であると讃えたいと思います。そういう発表にこそノーベル賞を授与すべきでしょう。

https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/solar-activity-is-repeated-jp-01
上記リンクの別エントリにて太陽活動と地球の気候について解説しています。

dr.suda-fig-16.jpg


日本はアラスカやスウェーデンほどには高緯度ではありませんが、そんな日本でも太陽活動のソーラーマックス(極大期)前後にて色が赤いオーロラが発生する傾向があります。ソーラーマックスでは黒点などから発せられる帯電微粒子の角度が浅くなってしまうのでソーラーマックスの瞬間には発生しないという理解になります。かつ黒点観測数が150以上の活発的なサイクルで観測されやすいようです。

おそらくは60年後くらいの太陽活動周期のソーラーマックス前後にて日本でもそれなりの規模のオーロラが観測されることでしょう。

天明の飢饉の時代の直前に発生したオーロラは日本各地にて記録が残っています。
参考・国立極地研究所:史上最大級の磁気嵐の可能性
https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20170920.html


天明の飢饉、天保の飢饉など、時代を通して北日本で冷夏が多く発生した大飢饉は太陽活動が引き起こしていた・・・・江戸時代の人々にはとうてい想像にも及ばない自然現象から発生していたのです。1993年の平成の米騒動も同じくです。


宇宙で最大の事実!? [もぐらのもぐ相対性理論]

更新あり 2020/02/08 pm18:08

papamogu01.jpg
『ぱぱもぐ教授』

こんばんは。作者のK田中さんがお忙しいとの事で、太陽と気候そして宇宙の真実を解き明かす発表が途絶えてしまっていますが、研究自体は続いています。

毎日アクセスして下さっている方もいらっしゃるので、手短にですがこんな話を皆さんと一緒に考えてみたいと思います。今日は【宇宙】とはいったい何なのか?そのエッセンスに迫る論考です。
好評を頂いています。ありがとうございます。

今回エントリ正式タイトル:もぐらのもぐ相対性理論・発展:宇宙のエッセンス

【まずは・・・・】
https://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/2019-08-11-mogu-soutaiseiriron-hatten
※上記リンクエントリの続きになります。を理解した人に向けてのエントリが今回。ですからいきなり以降を閲覧しても難しいかもしれません。

【さらに最新】
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2020-03-16-solar-system-theory
我々の発表の一つのゴールです。ここまで辿りつきました。ロジカルな方はぜひどうぞ ♪




続きを読む


皆さんも見えてる? [もぐらのもぐ相対性理論]

IMG_1114.JPG

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200131-00010008-reutv-n_ame
ハワイの天文台。大気圏内からの撮影でこの画像はすごいですね。
太陽の表面を接写です。

この画像はどこかで見た事がある・・・・だけど明確に思い出せない・・・・
・・・・
分かった。目を閉じると何か残像が残っているもので、僕の場合はその残像がこの画像そのものなのです。
その『残像』を各自が話題にしたり絵に描いたりして比較しあったりするなんて事はないですが、皆さんもこの画像が見えますか?僕はこの画像ソックリの画像が見えます。

脳内というか潜在意識にもこの画像が焼き付いていて、無意識的にいつも見ていたグラフィックがフルカラーで目の前に存在する・・・・不思議な気持ちです。

なーんだ。いつも見えてた目を閉じた時に見えてる景色は太陽の表面だったのか・・・・偶然ですが。

寝ている時にも眠りが浅いと見えているし、僕はこの画像そのものの景色を人生の中で数千時間も見ているのかな?不思議な気持ちになりますね。








メモ [もぐらのもぐ相対性理論]

『一本の樹理論』※概括メモ

樹木の特性と太陽活動の大周期単位(熱核融合)の特性(リミット)から、地上気象、気候遷移、成長のリミットを証明する

地球の生命は寿命などの様々な制限があるが、太陽活動の大周期を何度も越えることが出来る生命体では、太陽の大周期を越えた成長はできなく、それに連動した成長を行なっている

つまり恒星に属する惑星は、多くのことで大周期に沿って物事が進んでいるというひとつの事実を証明できる。

古代文明のように太陽に沿って物事を決めるべき
太陽を神として崇めていた文明は合理的だった



オマケ・もぐらのもぐ相対性理論からは外れるが趣味的な論考

太陽(主恒星)がなくとも生命及び文明を維持できる知的生命体は、真の意味で独立した文明となりえる。
つまり人類は全ての事を太陽(主恒星)に握られており、『太陽系文明』の域を脱していない。
ボイジャーを太陽風圏外に送り出せる程度の文明しかない。戦争を繰り返しているような知的レベルの『太陽系文明人』では、太陽(主恒星)を脱して真の意味で独立した文明を築けない可能性


※米海軍がたびたび接触している正体不明の高レベル文明の偵察機体?は、おそらくは主恒星を脱した文明を築いた可能性大。

近隣の惑星に到達、恒星風の圏外に到達、他恒星系への到達、他銀河への到達など、自らの惑星から外に向かうには段階があるが、米海軍が接触している正体不明の高レベルの文明の偵察機体?は、少なくとも他恒星系に偵察機を送り込める文明を持った存在がいるという事。他銀河からの到達かは定かではないが、どこかの恒星系から越えてやってきている事はほぼ間違いないだろう。





宇宙の理解に、人間の情は一切必要ありません [もぐらのもぐ相対性理論]

宇宙にとって人間の情などあってもなくても関係ない要素です

宇宙の進行にとって人間の情はなんの影響もありません

ZEROイコールZERO

その事実を明確に理解し宇宙を解明する研究の道に入ること

我々がその事実を明確に意識した時に

真実への扉が現れました

自分の情を消し去り・・・・・宇宙の一部となれ・・・・

本編には盛り込まなかった補足事項 [もぐらのもぐ相対性理論]

※こちらの記事はかなり古い記事です。

https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2023-07-01-minna-de-kangaeyou-mogu
上のリンク記事が最新の理解です。







最新発表のデータ
mogu-pr-02.jpg
過去1500年間の平均気温変動データ



mogu-jikansa-1500y-fig-2023-0222-03.jpg
現代の温暖化なる現象の主因について
太陽風(プラズマ)に対して・・・・太陽光の上昇が約60年遅れていた模様です。
詳しくは上図をどうぞ♪
 おいおい、こんな事もしっかり裏取していなかったのかよっていうね・・・・・科学研究というものも「事務処理」という仕事になります。社会の中のよくある仕事です。つづきます。



mogu-global-solar-radiation-fig-02.jpg
一例・気象庁高層気象台公式サイトより
https://www.jma-net.go.jp/kousou/obs_third_div/rad/rad_sol.html
最もシンプルな結論です

solarwind-and-suspot-mogu.jpg
太陽風(プラズマ)データと太陽黒点観測数データの関係
時間進行という評価をすればその二つの要素はおおよそ同調していると言えます。
言うまでもなくここには太陽光に関するデータを踏まえていません。


mogu-delay-fig-2023-06-10-new-3.jpg
こんなシンプルな話だったとは・・・・

mogu-sunlight-and-suspot-the2-004.jpg
こちらは太陽黒点観測数を60年間ジャスト遅らせた上で重ね合わせています。
こうする事で太陽黒点観測数と太陽光変動=気温変動を論ずる事が出来ます。
太陽黒点観測数と気温変動をリアルタイム進行を前提に論じてしまうとそれは『失当』です。
もぐらのもぐ相対性理論以外の太陽活動関連の理解はほぼ失当・・・・そう受け止めてしまったほうがリセットし易いでしょうね・・・・




mogu-ronri-kouzou-kaniban-2023-07-10.jpg
おのずと立ち上がる各太陽活動データの関係
理論整然と適切に整理整頓すればおのずとこの理解に辿り着くはずです。



mogu-hikaku-fig-04.jpg
社会人として極めて当たり前に「事務処理」を遂行するように科学データを整理整頓していけばこのような事を炙り出すことが出来ます。当該テーマはこのような社会人スキルが尚更問われます。
 もぐらのもぐは何が違ったのか?それは社会人スキルの差だったと思います。たったそれだけの事です。「科学」という言葉に夢を持たない方がいいかもです。ただ単に仕事。正確性をひたすら求めるという意味で世間一般の仕事と同じです。

solar-wind-2mannen-mogu-01.jpg
過去2万年間の太陽活動データ(相当)

45mannenkan-hosoku-mogu-2man.jpg
過去45万年間・南極気温変動データ
このデータで言えば過去2万年間の太陽活動データとは、最新の間氷期(温暖的な時代)に相当
つまり氷期サイクルとは?太陽活動の周期性に因るものと推認される状況
言うまでも無くミランコビッチサイクル説はアスペルガー的な勘違いだった模様

以上は2023年6月時点での最新の理解ケロ。
以降は大変古い内容なので最新の記事へどうぞ♪
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2023-07-01-minna-de-kangaeyou-mogu



kaerusan.jpg
『かえるさん博士』

こんにちはケロ。
いつもアクセスしていただき誠にありがとうございますケロ。

このエントリは『もぐらのもぐ相対性理論』をよく理解したアクセス者さんに向けた上級者向けコンテンツになるケロ。それを理解していないと何を言っているのか意味不明だと思われるケロ。

このエントリからアクセスしてしまったら・・・・
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2023-07-01-minna-de-kangaeyou-mogu
上記リンク先を熟読してからまた来て下さいませケロ。

もぐらのもぐ相対性理論のプレゼンテーションの本編にて盛り込まなかったけれども面白い気づきはこちらにて公開していき随時加筆していくケロ。






続きを読む


この宇宙に永遠のものは存在しない [もぐらのもぐ相対性理論]

この宇宙に永遠のものは存在しない

前の10件 | 次の10件 もぐらのもぐ相対性理論 ブログトップ